14年12月28日
どうも、僕です。
朝の5時頃、日の出前にさえみんが起きるとバスは渋滞かなんかで止まっていた。
朝の7時頃、僕が起きた時もバスは止まっていた。
朝の5時から少しも進んでいない様子。
バスの中の人達は、半分くらい外に出ている。なんかあったのか足止めをくらっているっぽい。
しんぺー君は寝ている。
バスの前も後ろも大行列。しかも山の中。まあこれくらいのトラブルは想定内である。
近くにいた小学校低学年くらいの兄弟と話をしたりしていると(もちろんお互い何言ってんのかわかんないけど。)しんぺー君が起きて来た。
しんぺー君にお菓子もらったり話をしていたが一向に動く気配はない。
この時、日差しがかなり強く、めっちゃ暑かった。
ここでわかったのはデイビーはやっぱりあっち系だった。
(以下マリファナデイビー)
ちなみにアンドレスもだった。
(以下マリファナアンドレス)
マリファナデイビーはかなりいっちゃってるっぽい。それに比べマリファナアンドレスはごく普通だった。
この時点での食料は、食べかけのポテチと新品のポテチ、あとは誕プレでもらったチョコレートと飲みかけのジュースと飲みかけの水、あと新品の水。
前方を見るとなにやら煙が上がっている。BBQでもしてんのかと話していると、パイナップル(以下ピニャ)を持った人が前からちらほら歩いてくる。
マリファナアンドレスの話ではピニャを売ってるトラックがあるらしい。3人でピニャを求めて歩き出す。
BBQをしていると思っていた場所に着くと、なんと魚を焼いていた。
しんぺー君がいくらか聞くと、ただでくれた。
さらに前方ではコーラも売っているらしい。
コーラとピニャを求め、魚を食べながら、羨望の眼差しを受けつつまた歩き出す。
一旦ピニャを売ってるトラックをスルーし、コーラ屋さんを目指す。
本当にあったコーラ屋さん。
3リットルのコーラしか売っていなかった。
行列ができていたのでコーラはしんぺー君に任せ、ピニャトラックに向かう。
途中、写真を撮っていると行列の中の1人が大声でジャパニーズ!俺の写真を撮ってくれ!っぽいことを叫んでいる。
周りに笑われていたが御構い無しにポーズをとっていたので、写真を撮ってあげた。
ピニャトラックに向かう途中の奴に話を聞くと、前方でガスの入ったタンクローリーが横転したとのこと。
しかも動き出すのはたぶん明日だと。
まじかよ。
ピニャトラックに着き、ピニャを買う。1個15ペソ。約122円。
本当は1人1個で3つ買う予定だったが。出発が明日だったら足りないと思い、
5個買った。
ピニャトラックの横にあるプラスチックのガードレールに包丁があり、みんな買ったピニャを持ってそこでピニャを切っている。
列に並んでピニャを切った。
バスの前に戻り、ピニャを1人1個食べ終わった14時頃、渋滞が動き出した。
外にいた人達はバスにもどり、歓声につつまれたバスは動き出した。
マリファナアンドレスはバスの中でマリファナを吸い出した。
そしてバスはまた止まった。
またみんなバスを降りる。
しんぺー君は寝ている。
全然進んでいなかった。
日が陰り、霧が出て少し寒かった。
後ろにいた別のバスの前で焚き火の準備が行われているっぽかったので近づくと、10人弱の若そうなメキシカンに取り囲まれた。
みんながみんなスペイン語でどんどん話しかけて来て、なんか爆笑している。
最初はバカにされてるのかと思ったが名前を聞かれたり、一緒に写真を撮ってくれと言われたり、好奇心で話しかけているっぽかった。
トルコで飛び入り参加した結婚式の時を思いたした。
みんな興味津々で取り囲んできて、言葉もわからないのにぐいぐい質問してくる。そして一緒に写真を撮ってくれと言ってくる感じ。
どうやらこの人達は一つの家族らしい。でかいバスの中のうち20人は同じ家族だとか。
取り囲んできた人のほとんどがまだ10代だった。
あとでわかったがこの家族はコロナドファミリーというらしい。
しんぺー君が起きてきて、みんなで色んな話をしたり、焚き火をしたり、コーンフレークもらったり、お菓子をあげたりしてかなりの時間を一緒に過ごし、めっちゃ仲良しになった。
話をしているうちに、前方の事故で4人が死に、18人病院に運ばれたらしい。
しかも死因は漏れ出したガスを吸い込んだことによる中毒死。
周りはそれぞれのバス等のグループで分かれており、ある程度の間隔で焚き火をしていた。
日が完全に落ち、辺りが暗くなった頃、コロナドファミリーの1部に僕1人だけ連れ出された。
食べ物を売ってるところに買いに行くとのこと。
しかも、危ないのでカメラをパーカーの中に隠せと。
コロナドファミリーの緊張感がひしひしと伝わってきた。
喧嘩は得意か?的なことも何回も聞かれた。
到着した場所には小さなタコス屋とそれに並ぶ大行列があった。
コロナドファミリーに脅されていたのでまだ大勢の人が並ぶ理性をもっていたことに多少安心した。
しかしタコスはかなりの値段で売られていたらしく、諦めて帰ることになった。
コソコソダッシュで。
コロナドファミリーの焚き火に戻ると、どうやら後方からサンドイッチを売る人が原付で来たらしい。
1つ15ペソ。約121円。
サンドイッチ屋さんとコロナドファミリーはコソコソと話をし、サンドイッチ屋さんはリュックの奥底隠されたように入っているサンドイッチを取り出していた。
サンドイッチは僕ら3人の前で売り切れた。
また来ると言われたが本当のところはわからなかった。
コロナドファミリーの大半はサンドイッチを持ってバスに入って行った。
しかし、コロナドファミリーのボスっぽいおばちゃんが3人に1つ、今買ったばかりのサンドイッチをくれた。タダで。
この状況の中で、その日会ったばかりの外国人にタダで食料をくれる。
メキシコ人が、ではなく、この家族の人柄、情に感動した。
だんだんとコロナドファミリーの残りもバスに戻り、焚き火の火も消えた頃、マリファナアンドレスが来てクッキーをくれた。
差し出されたクッキーを1枚取ろうとすると、NO、全部あげると。
そして僕らの乗ってきたバスの人が集まっている焚き火の所に呼んでくれ、コーヒーもくれた。
まじ良いやつ。(以下アンドレス)
しかしここの焚き火は弱い。
もうひとつ後ろの焚き火は人の身長よりも更に高く燃えている。
行ってみた。
ここは男の人ばかりで、強面の集まりっぽい。
こいつらはなんとガードレールを燃やしていた。
意外にも気さくに話しかけてくれ、シュワちゃんに似たやつはお菓子とジュースもタダでくれた。
ここでマリファナデイビーにも劣らないヤバそうなやつが現れた。
マリファナカレン。
彼女は自分のバスの人がみんな寝てしまったから来たとのこと。
こいつは既に喋り方からしておかしい。酔っ払ってるのかと思った。
喋ってみるとやっぱりヤバイやつだった。
小さなジャカイモの内部でL字になるようにボールペンで穴を開けてマリファナを吸っていた。ゆっくり吸わないと熱い的なことも言っていた。
リンゴもいいわよ♪
たぶんこいつはマリファナのことしか考えていない。
一方、マリファナデイビーは他の焚き火で火を分けてもらい、別のガードレールを燃やし、奥さんと2人で焚き火を作っていた。
奥さん妊婦だけどマリファナとかガードレール燃やした煙とかいいんかな。
23:30頃、前方の行列が動き出した。
途中、コロナドファミリーとある約束をしてバスに乗った。
動き出したバスは山を下り、快調にメキシコシティに向かった。
トイレめっちゃ臭いけど。















