逆転裁判の生みの親でもある巧舟氏の新作、ゴーストトリックをクリアしました。
全18章で、総プレイ時間は10時間程度。
逆裁テイストなキャラ同士の軽妙な掛け合いと、先の気になるストーリーに引き込まれ、一気(と言っても2日)にクリアしました!
【ストーリー】
それは「死」から始まる物語――
主人公はイノチとキオクを失い、モノにとりつくことで存在する死者(ゴースト)のシセル。
――自分は何者だ?――何故殺された?
タイムリミットは魂が消滅する朝までの一夜限り。
失われた自身の記憶を取り戻す為、シセルは命と引き換えに手に入れた≪死者のチカラ≫を使って事件の謎に挑む。
【システム】
具体的にする事は、事件に巻き込まれた被害者が殺される4分前に戻り、トリックやアヤツルを使って殺害を阻止して行きます。
1章の被害者はヒロインの女刑事リンネ。
まずは一通り事件の全容を観察し、どうすれば助けられるかを考えながら、その4分前に戻ってトリックビジョンでコアを移動しつつ、アヤツルで場面に影響を与えて殺害を阻止する。
「アヤツル」と言っても、世にいうポルターガイスト現象的な大仰な事ではなく、物を微妙に動かしたり、電気スタンドのスイッチを押したりといった微々たる変化。それを繰り返しながら、被害者や犯人の注意を逸らし、運命を変えるのです。
青白く仄めくコアを移動して進むのですが、主人公が移動出来る距離は決まっているので、届かない場所に移動するには、アヤツルで鞄を開いたり、扇風機を動かしたりしてコア自体を移動させる必要がある事も。
更に制限時間を加えることで、刻一刻と迫る「運命の時間」を肌で感じ、緊張感が生まれています。
失敗しても、死者のチカラ「過去に戻る」で、何度でもやり直す事が可能なので、緊張感を味わいながらも、プレイヤーに優しいシステムです。
また、電話線を使うことによって、場所を移動する事も可能。
ただし、過去においては登場人物が通話中の時しか移動出来ず、それが謎を解く肝になる場面もあったり。
必要なのは推理力よりも観察力。
章が進むごとに多彩になるパズル要素ありの謎解きは、手応えあり!
決して同じ事の繰り返しではないので、最後まで飽きさせない作りになっているのも嬉しい。
物語を進めていくと、シセル自身の力の他に、ある仲間の力、「トリカエ」が使用可能になるので、謎解きの幅が広がります。
【総評】
とにかく、「やってて楽しかった!」というのが率直な感想です。
ストーリーもぐいぐい引き込まれたし、登場人物も魅力的。タクシューさんの書く女の子キャラは皆可愛いよなぁ(*´∀`)
二転三転する展開から目が離せず、最後の最後で知る事になるシセルの正体には、思わず「えっ!?」と声が出てしまう位驚きました!
ゲーム性は異なりますが、そこは巧舟さん。会話のノリや、章終了後のBGMは逆転裁判を思わせます。
キャラの濃さでは逆裁に軍配が挙がりますが(笑)
公式サイトで体験版がプレイ出来ますので、参考にしてみてはいかがでしょうか(・∀・)


