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20~60歳のすべての人が加入しなければならない国民年金ですが、
子供が20歳になったからといって社会人として経済的に自立している
とは限りません。
学生の身分であればなおのこと、月々1万4900円の年金保険料を
負担するのはなかなか大変です。
とはいっても、親世代も親世代で経済的に苦しい年代。
社会人になってから厚生年金に加入しても遅くないのではと未納の
ままになっているケースも少なくないようです。
こんな場合には、未納のまま放置せず、必ず納付を猶予してもらう
ように申請しておきましょう。
子供が学生の場合には学生納付特例制度があり、承認されれば
在学中については保険料の納付を猶予してもらうことができます。
社会人であっても収入が少なくて年金保険料を納める余裕がない
という場合には、若年者納付猶予制度があります。
どちらも10年以内であればあとから納付することが可能なので、
晴れて社会に出てから、もしくは収入が上がってから出世払い
することもできます。
なにより、猶予であれば、保険料を納めていなくても年金の加入
期間としてカウントしてもらえます。
また、万が一の際には遺族年金や障害年金をもらうことができます。
同じ保険料を納めないという状況であっても、未納と猶予してもらう
のとではその立場や権利には雲泥の差があります。
なお、親が子供の年金保険料を代わりに支払ってあげるという場合
子供と生計が一緒であれば、子供の年金保険料として支払った金額
を自分の会社保険料控除に金額に上乗せすることができます。
つまり、親にとっては、子供の年金保険料を支払ってあげると、
その分の節税効果が得られるということになります。
どれが賢い選択なのかは親子それぞれの懐事情や教育方針にも
よるかと思いますが、確実にいえることは未納のまま放置するのは
損失が大きいということです。
制度をしっかり理解したうえで最善の選択をするようにしましょう。
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