奨学金をもらっているというと、一昔前にはよほど成績が
優秀か、苦学生かというイメージがあったかもしれませんが、
それも今は昔のことです。
最近では、景気はよくなりつつありますが、大学生の約5割が
なんらかの奨学金制度を利用しているようです。
代表的なのは日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金です。
これが大学生向けの奨学金の約9割を担っています。
2010年度には、約123万人を超える学生が日本学生支援機構
の奨学金を受けており、その貸出総額は1兆円を超えています。
1989年には利用者が約43万人だったようなので、いかに、
奨学金人口が増えているかがわかると思います。
そもそも奨学金とは、経済的理由により進学をあきらめることの
ないように支援していく制度で、日本学生支援機構をはじめ、
地方自治体や大学独自の奨学金、あしなが奨学金や
交通遺児育英奨学金などさまざまな制度があります。
ひとつの奨学金では足りないという場合には、同時に複数の奨学金
を受けることができる場合もあります。
奨学金には、返済のいらない給付方式といずれ返済しなければ
ならない貸与方式の2つのタイプがあります。
給与方式は、教育資金がもらえるので何の問題もないのですが、
気をつけなればいけないのが貸与方式です。
なぜなら、貸与方式は、いつか返済しなければならない、つまり
借金であるということになるからです。
しかも、誰が借金を負うのかといえば、子ども自身に他なりません。
奨学金を利用するということは、親が準備するはずだった教育費を
子ども自身の負担へと転嫁することを意味するのです。
もちろん、もとから、子どもの学費は子ども自身に負担させるべき
という教育方針であればそれもありでしょう。
しかし、たとえ大学を卒業しても、すぐに就職先が見つかるか
どうかがわからない時代です。
無事に就職できたとしても、奨学金の返済を続けながら生活して
いけるだけの収入を得られるかどうかの保証もありません。
だから、もしも奨学金を利用するのであれば、
・親子でよく話し合い、必要最低限の金額で設定する。
・誰が返済するのかを明確化する。
・数字を入れ込んだ返済計画表を作って共有する。
といった返済を視野に入れたプランニングが必須です。
これがないままに、曖昧な借り方をすると、結果的に子どもの
人生を狂わせることになりかねないということをはっきりと
認識して下さい。
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