施術で必ずアプローチするところはありますか? | fasciabody 〜筋膜コーディネーション

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筋膜を中心にボディワークについてあれこれ語っています

こんにちは、Aqua Touch®︎開発者のJINです。

 

施術をするときに必ずアプローチするところはありますか?

と聞かれたらどこかありますか?

 

実際に触れるか触れないかはあるにしても

お客様のご要望の患部はアプローチするはずなので

患部を除くとどうでしょうか?

 

私の場合は

結局バランスが取れるように全身アプローチすることになります。

 

余分なところは何もしない方が良いという意見もありますが、

慢性の症状の場合、その影響は全身に波及します。

 

下図はテンセグリティモデルというものですが

ゴムが棒を引っ張りあって形を形成しています。

 

 

人の体も同じように、

膜が骨格を引っ張りあってバランスを保っています。

 

だから、1箇所不具合を起こすと、

多かれ少なかれ歪みが全身に影響します。

 

 

慢性の症状だと

そうやってバランスが崩れた状態に

膜がなじんでしまうので(変化してしまう)

患部だけアプローチしても

その他はバランスを崩した状態に変化しているから

また戻されてしまいます。

 

だから患部が整った状態で

全身が整うように調整してあげる必要があるのです。

 

その中でも特に最近フォーカスしているのが

足首、足指、ふくらはぎ

手首、手指、前腕といった

末端です。

 

末端が硬いと引っ張られて

からだが硬くなります。

 

 

なかなか緊張が取れない

柔らかくならない

なら、

末端にアプローチしてみることを

おすすめします。