今日(6月10日)の朝日新聞、首都キーウ北部の近郊30キロのデミディフ村で、ウクライナ軍が川の水門を破壊し、わざと洪水を起こし、ロシアの進軍を止めたことが、首都を守った要因の一つという記事を載せた。
村の4分の1は水没し、水深2メートルにまでなった。
村長らによると、3カ月以上が経っても水は引いておらず、排水のめども立っていない。建物、農作物などの代償は大きかったものの、住民の多くには「首都を守った」という気持ちが共有されているという。
この川こそ、私が4月11日のブログ「『リラの花咲く頃』にウクライナを想う」で書いたドニエプル川の支流イルピン川。ドニエプル川は地元で「キーウ海」と呼ばれるほど広大で、イルピン川に一気に流れ込んでいるそうだ。
ウクライナは創意を発揮して、強大な侵略に対抗している。
参考
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15320466.html?iref=pc_ss_date_article