写真写りの悪い美女

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土門拳が史上最高の美女と評したのが京都浄瑠璃寺の吉祥天女立像だ。

一度見てみたいと思っていたが何せ秘仏。昔は年一回、今は年四回か、開帳されるのみ。なかなかチャンスがなかった。

その彼女がハルカス美術館に来た。

私はもちろん美女を見に行った。浄瑠璃寺は遠いがハルカスは職場から30分だ。

「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝展」。真言立宗総本山の西大寺の浄瑠璃寺は一門ということになる。

ところがこの展示会の彼女の写真が、また会場で販売しているグッズの写真がひどいのである。

写真写りが悪すぎる。

土門拳は写真家のくせになんだ、こんなののどこが最高の美女なんだというような写真を展示会は使っていた。

しかし実物はすばらしいものだった。お顔がいいだけでなく、お召し物、小物などすべてすばらしい。秘仏なので太陽に触れず色が劣化していない。

浄瑠璃寺の写真は比較的いいので、ここに引用させていただくが、実物はこんなものではない。

ほれぼれしてしまいました。

奈良西大寺展は9月24日まで開催中ですが、残念ながら吉祥天女立像の展示は終わってしまったので、みなさん、浄瑠璃寺の開帳の機会に見に行ってください。

 


斎藤浩

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