小学生なみ?!

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 216日に死去した中国共産党の長老李鋭が、習近平中国国家主席を「こんな文化水準が低いとは思わなかった」、「小学生なみ」とこき下ろしていたそうだ(日経「春秋」219日付)。習近平へのこのような批判が共産党内にあることは、ほとんど報じられない。

 報じられない理由について、興梠一郎神田外語大学教授が、中国では、指導者や共産党に対する批判を完全に報道から排除する体制がとられていると語っていた(2月18日のBSフジプライムニュース)からのことであろう。

 なお、習近平は、清華大学化学工程部を卒業し、さらに1998年には同大学の人文社会科学院大学院課程に在籍し、法学博士学位を得ている。

 他方、上記「春秋」は、マティス前国防長官が、ドナルド・トランプアメリカ大統領を「小学生なみの理解力」と評していたとあらためて紹介している。

 グレン・ケスラー(ワシントン・ポスト紙ファクトチェック責任者)は、トランプが就任から2年間で発した虚偽の回数は、8158、2年目は1年目の3倍の頻度だったと告発している(朝日新聞デジタル215日付)。

 トランプは、フォーダム大学からペンシルベニア大学経営学部に転校し卒業している。

こういう高学歴を有しながら、身近で観察した人から、小学生なみのレッテルを貼られた二人が世界を動かしている(否、騒がせている!?)。

小学生は素直で可愛いが、この擬似小学生は正反対のようだ。私たちは少し困った時代を生きていることになろう。


斎藤浩