運慶

是非見たいと思っていた「運慶展」に、終了まぢかの朝、行きました。

東京国立博物館平成館。

9時半の開門前から長蛇の列。

約1時間待った甲斐はありました。

不肖私、ルーブル、メトロポリタンなどにもなんども通い、また国内で催されたかなりの展覧会、美術展を若い時から見てきましたが、迫力は随一に感じます。

所蔵が多い興福寺ばかりでなく、関東、中部、近畿の主要な作品が集められていました。有名どころで来ていないのは、東大寺南大門の金剛力士立像くらいでしょうか。

運慶の仏像の凄さはリアルな肉体、服装の描写にあると思います。手や足など、何もまとわない部分のリアルさと言ったら、血管の盛り上がりをふくめ半端でなく、関西弁のオッチャンが、ワー、あの手見てみ、本物の手、くっつけとんのとちゃうか、とのたまわっていたことに端的に表されていると思いました。

ポスターに使われている無著像や、菩薩、観音、童子のように穏やかなリアルから、明王、四天王などのような激しい怒りのリアルまで、堪能しました。

斎藤浩

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