【フリーの個人は、法人営業前にこれを準備するべき】
スキルはあるのに、どうやって売り込んだらいいのかわからないと思ったことはありませんか?
このところ、フリーのクリエイターさんやアーティストさんと話す機会が多かったのですが、そこで何度も話題に上がったのがこれ。
「スキルはあるのに、売り方がわからない」
そこから派生して、
「スキルを見込まれて仕事が来たはずなのに、お金がもらえない。いいように使われて終わってしまう」
とか
「どうしてもと言われて安く請けたら、実は依頼者も下請けで、仲介料を取って大手に作品を売られた」
とか
「企業の担当者と名刺交換できたが、その先がまったくつながらない」
とか。
うーーーーーーん・・・。
闇は深いですね・・・
私は、趣味のレベルであれば自分で衣装も作るし、絵も描くし、写真も撮ります。
何にどのくらい時間とコストがかかるのかとか、この実績はかなりユニークだなとか、おおよその判断基準が自分の中に蓄積されています。
だから、営業のやり方に大して知識がないクリエイターさんやアーティストさんがタダ同然で使われる話を聞くと、憤りを隠せない。
公益性の高い事業だからって、それでご飯を食べているクリエイターさんにタダでやってくれというのはおかしいでしょうに・・・!(この話は複数のクリエイターさんから聞いたので、あながち珍しい話でもないと思う!)
ちなみに私自身は商社が長かったので、依頼側としてクリエイターさんへの発注案件に関わったことが何度もあります。
以下、依頼側の立場から、最低限クリエイターさんに準備をお願いしたいものを挙げます。
こういった資料を用意しておいていただければ、企業がらみの「マトモな」仕事を受注できる可能性は高くなるのではと。
1)細かい経歴書、現在までの実績
2)提示する作品サンプルは、「え、こんな仕事もできるんですか!?」というくらい、バリエーション豊かに。振り幅が広いほど、様々な案件で頼みやすい。
3)過去の作品のサンプル画像をまとめておく。画像はオンライン上での閲覧に加えて、プリントアウトした状態でもいつでも出せるよう準備。
4)仕事を頼んだ場合の、大まかな価格
依頼側からしたら、最初に準備しておいていただきたいものばかりなのですが、経験が浅い方だと、初回打合せの際にこれらを準備してくれていない場合が多い。
既に企業の仕事を直接受けているクリエイターさんにとっては当たり前だと思うけれど、これから受けていこうと思っている場合は、時間のあるうちにまとめておくのがおすすめです。
法人の案件はスピード感が命の部分もあるので、言われてからまとめ始めるのでは遅いですから!
また、4の価格については訊かれる前から出す必要はありませんが、訊かれた時に、目安としてはこのくらいで、ということを言えるようにしておくほうがベターです。
後日出された金額がまったく依頼側の予想に見合わなかった場合だと、往々にして、そのままスルーされて終わりです。
私自身の経験でもあるのですが、直接会った時に話してしまった方が、後から見積もりを出されるよりは、言い分が通る可能性が高い傾向があります。
売り込める切っ掛けがあっても、初回打合せ時に用意している資料が不十分なせいで、企業側から敬遠されるケースはあります。
チャンスを作ることも大事ですが、それ以前に、目の前にやってきたチャンスを逃さないために、あらかじめ準備をしておくことはフリーの立場の人間にとっては不可欠だと思います。
夏の終わりに行ってきた、雅叙園の和のあかり。ねぶたは圧巻でした^^
