【日本人が海外に出なくなっているというのは本当だと思う】

 

グローバル化が騒がれて久しい現代ですが、実際に海外に出ている日本人の数は、実は横ばいか、もしかしたら減っているのでは!?と思わせる出来事がありました。

 

20174月に2週間ほどロシアに滞在して、クラスノダール~モスクワ~サンクトペテルブルクと旅行した時の話。

モスクワの中心部には、ロシア正教の教会がいくつもあって、観光客が数多く訪れています。

 

そこで衝撃だったのが、中国語と韓国語のパンフレットがあるにもかかわらず、

 

「 日 本 語 の パ ン フ レ ッ ト が な い 」こと。

 

ソ連崩壊後の経済情勢が落ち着いて、比較的ロシアへの観光旅行に行きやすくなったのはせいぜいここ1015年だと思うのですが、その間にロシアを訪れた観光客の使用言語に基づいて、各観光スポットはどの言語のパンフレットを作成するかを決めているのかと思います。

つまり、2000年代に入ってからは、日本人の旅行者数が中国人や韓国人よりも少なくて、お金を落とす存在としてはみなされていないということ。

世界のどこに行っても日本人がいると言われていた、2030年前からは考えられません。

現に、2030年前の段階で既に日本人がよく訪れていた場所、つまり、イタリア・オーストリア・フランスなどには、今でも日本語の観光案内があります。

 

今は、日本に限らず、世界のどこに行っても中国の方を見ますね。

2030年前でも現地に根付いた中国人は世界各地で会ったのですが、今は観光客、そして各地で新たな事業を始めるプチ富裕層が激増した印象。

3か月前に訪れたローマでもびっくりしたのが、中国人経営のおしゃれなバーやレストランができていること。

ローマの中心街でこじゃれたパブを経営している中国人オーナーとたまたま話す機会があったので話を聞いてみたところ、「イタリアに来たのは20年以上前。地方都市で雑貨屋と中国料理店を営んでお金を貯めて、ついに昨年、ローマの中心地に店が持てた」とおっしゃっておられました。

客層についても聞いたところ、「中国人スタッフがいるからと言って特に中国人が多いわけではなく、現地のイタリア人も含め、国籍問わず入ってくる店になっているね」とのこと。

こういうお店には、がんばっていただきたい。

この方に限らず、異国に腰を据えて事業を興している方のお話は、出身国問わず、本当に面白いです。

 

余談ですが、30年前、ロシアはまだソ連で、行きたいと思って簡単に行ける国ではありませんでした。

日本でも当時のドキュメンタリー番組がいくつか放送されましたが、ソ連崩壊後は、本当に色々あったようですね。

実際、「1520年前は本当に大変で、生活するのが精一杯だったよ」というロシア人の生の声をいくつも現地で聞いたので、当時は観光客の受け入れどころではなかったと思います。

今年5月に20年ぶりにルーマニアに行った時も感じましたが、ソ連が崩壊して体制が完全に変わった国々を見ていると、時代が常に動いていることを殊更に実感します。

 

 

中国ネタが出たので、このブログもたまには趣向を変えて、数年前に上海の変身写真館で撮ってもらった写真をペタリ。