【ルーマニアの治安について】

 

最初に言っておきます。

2017年5月現在のブカレストの治安は、欧州の大都市の中ではよい方ではと思います。

たとえ女性一人の個人旅行であっても、普通の注意を怠らなければ、まったく問題無し。

(※この場合の普通の注意とは、荷物から目を離さないとか、深夜に一人で移動しないとか、危ないと言われる場所には近づかないとか、そういったアタリマエの注意です。)

ローマやパリのほうが、むしろ軽犯罪が多いように感じますね。

だからみなさん、興味があったら是非ルーマニアに行ってみてください。

昔懐かしい風景がいまだ残っている国なので、この風景がなくならないうちに。

 

・・・というわけで、とってもお久しぶりのブログです。

ロシアから戻ってきた直後に書いたきりなので、かれこれ1か月半ぶりですね・・・!

ロシアの後は数日東京で過ごして、それからまたイタリアに飛んだので、この春は日本にいた記憶がほとんどありません。

 

今回欧州にかなり長くいたのには理由がありまして。

いつものイタリア&フランスだけでなく、ルーマニアに行っておきたかったからなのですね。

実は、ルーマニアに行くのは4度目。最後に行ったのは、1994年のクリスマスでした。

なんでルーマニアにそんなに行っていたのかというと、話が長くなるので今回は割愛しますが、とっっっっても思い入れがあったからに他ならない。

昔、大学でイタリア語を選んだのだって、ルーマニア語に一番近いからという理由ですからね。

卒論だって、イタリア語の教授の冷たい視線を背に、ルーマニア関係で書いて提出しましたからね。

他大学の語学研究所で、言語学の教授たちに混じってルーマニア語の勉強会に参加していましたからね。

私とルーマニアとのご縁は、なかなかに根が深いのです。

 

ルーマニアから距離を置いて20年以上が経ちましたが、その間に聞こえてくるかの国のニュースといえば、あまり芳しくないものばかり。

 

旅行者が誘拐されて殺されたとか。

地方の村に人間が監禁されていたとか。

マンホールで暮らす人々とか。

 

こんな暗いニュースしか入ってこないと、関心があっても、なかなか旅行したいとは思いませんよね。

過去ルーマニアに行ったことがある私ですら、最近はそうでした。

どこかで一度ルーマニアに行って、今後の自分の方向性を確認しておきたい気持ちはこの4~5年ずっとあったのだけれど、どうしても腰が上がらなかったのは、「ネットの情報を見る限り、すごく危険そう・・・。20年前より更に危なくなっていたら、何事もなく出国できる自信がないわ・・・」という不安があったからなのですね。

 

でも、今回勇気を出して行ってみて、本当によかった。

ルーマニアは、私がよく知っていた革命後の数年間よりも、ずっとずっと旅行しやすい国になっていました。

90年代前半のルーマニアって、「二次大戦後の日本って、こんなカンジだったのかな・・・」と思わせられる状況だったんですよ。

水道をひねってもお湯どころか水すら出ないことが多々あったし、建物のそこここに砲弾の跡が残っていたし、街には孤児があふれていたし、他国からの払い下げと思われる扉の外れたバスが市内を走っていたし。

今のルーマニアは、平成元年くらいのイメージですからね、すごく変わった。

 

今回はブカレストのホテルに長期滞在したので、スタッフさんとも顔見知りになって、色々話したんですよ。

20ン年ぶりにルーマニアに来たと言うと、30歳前後のフロントの女性が「街がとても明るくなったでしょう?」と嬉しそうに言っていたのが忘れられません。

 

現地直送のルーマニア情報を持っている人はあまりいないと思うので、しばらくの間は折を見て、ルーマニアについて書こうと思います。

関心のある方はおつきあいください^^