本格推理小説の傑作のひとつとしてよく挙げられています。
物理学者であるディラート教授の邸宅周辺で、「だれが殺したコック・ロビン?」
の童謡をはじめ、マザーグースの歌詞をなぞった連続殺人事件が起きる、、、という
内容です。
その残酷な童謡の歌詞と連続して起こる殺人事件で、ストーリーが一気に
不気味さが盛り上げられ、「どういうことなんだ?」という好奇心で一気に読めてしまいました。
でも肝心の着地がちょっと微妙だった気もします、、、
ネタバレになるのであまり書けませんが、起こる殺人事件や関係者との対話から
徐々にプロファイリングし、消去法で容疑者を絞っていく巧妙さは、現代の推理小説でも
なかなかお目にかかれません。
一度読んでも、またじっくり読み直す価値ありです。
それにしても、グリム童話もそうですが、結構子供向けとされる童話や童謡は、
残酷な内容が織り込まれていることが多いですね、、、
マザーグースを題材にした推理小説って結構多いですね。
そういえば、アガサ・クリスティのマープルの「ポケットにライ麦を」もそのひとつで、
ドラマで見ていたのに、録画失敗で途中で切れてそのままになっていたことを
思い出しました。やはり本で読まなくては、、、。
同じくヴァンスの殺人事件簿である「グリーン家殺人事件」も傑作といわれています。
こちらも課題図書にリストアップしたいと思います。
読みたい本がいっぱいです、、、。
