おにぎり山ふもとの畑日記(17)  

 きのう、また、雪がふった。早朝は粉雪。裏山は水墨画の風情。朝食の頃には、ぼた雪となり、庭木は溶けかけたソフトクリームのよう。お昼すぎには、細雪となり、地面につもっていた雪も、消えていった。  

 

 本格的に農作業を、始めかけていたけれど、土がぬかるむので、2,3日は、おあずけ。先日、三島由紀夫の小説のなかに、冬の農閑期の日々を、「強いられた休息」と、表現した箇所をみつけた。三島は農作業とは、縁がなかったと思うけれど、的確。AW(2020/03/25)

はだら雪 冬の吐息も青色なりや