街角イルミネーションウォッチング「光の城郭まつり」。
年末につき、天神や博多駅や大名や中洲の喧噪と、ケバケバしいイルミネーションの競演も決して悪くはないけれど、繁華街からちょっと離れてみるのもいい。
「光の城郭まつり」は、福岡城・舞鶴公園の「過去と未来」がコンセプトのデジタルナイトイベント。
夜の福岡に、「光の城郭」が誕生している。
道路わきには灯篭が静かに立ち並び、「潮見櫓」の光と音のシンクロショーからスタート、「梅園」ではお神籤を引いて提灯を渡され、光のゲートくぐる。
その先の「表御門」では、巨大暖簾をくぐれば荘厳なプロジェクションマッピングが出現する。
「藤棚」では、干支の大蛇のオブジェが鎮座する無限空間をすり抜け、その横の「桜園」では、提灯をかざすとその灯りに御神木の光が呼応して変化し光り輝く。
枝垂れ桜並木を過ぎれば、城郭屋台街で一息という按配。
派手だけど決してケバくはない、落ち着く静かな道のりなのである。
12月14日(日)まで。
光の城郭まつり@福岡城・舞鶴公園