6月7日。今年も無事田植えが出来ました

じゃじゃん!

6月4日(火) 有田川町久野原で苗を調達。

空は夏色だなあ照れ

代掻き(しろかき)。田植え前に土を砕いて均平にしていく作業。稲をしっかりと育てるための重要な準備作業。トラクターは有難い!でも、キッチリやるのは難しい。田んぼの先生(竹田さん)から熱血指導を受けつつ、二日間、一生懸命取り組みました。

トラクターはとっても便利だけど、細かいところはやっぱ人力。この3日ほどでクワ君とは大の仲良しになりました。腰がだるい…

田植え機もありがたいねえ… どんどん植わっていきます

でも、これも技術力。見せてあげたい竹田さんの妙技

 

ざっくりこの4日間を振り返るとこんな感じ。

そして、明日土曜日は補植作業。田んぼの隅や、田植え機がうまく植えられなったところを僕達人間が植えて回る作業。これで、田植えウィークは一旦終了。

 

でも、最近は無事終了って気分じゃない。

ようやくわかってきたのは、これは終了じゃなくスタートだということ。

今朝、田んぼに入って、クワを片手に一人草取り作業をしていると…

散歩のご婦人:今年も始まりましたね

ワタクシ:はい。

広い田んぼでクワ一本で大丈夫?と思ったのか

ご婦人:広いですもんねえ

ワタクシ:広いですねぇ。気が遠くなります。でもコツコツ作業をこなさないと草に負けちゃう。

実際、草に負けて収穫量はイマイチ。だからコツコツということを憶えないと(笑)。なんでもコツコツ。焦らずコツコツ。イッパシの大人のつもりだけど、そんなことに今頃気が付いた(笑)

ご婦人:笑。でも元気に働けるんだから感謝ですね。

ワタクシ:ホンマですねえ

ホントにそう思った。「コツコツ」と「感謝」。

60過ぎのじいさんが何を今更…と思うと笑えてきた。

 

今年こそ、豊作であってほしいなあ

暑すぎる夏

大雨も心配(去年は線状降水帯でウチも被害が出た)、

台風が来て、稲がなぎ倒されるんじゃ…

カメムシが来たらどうしよう…

ウンカ(稲の害虫。昔の飢饉はこいつが原因のものも多いらしい)が発生したら…

そして雑草との闘い…

と心配ばかり。

 

今年は、「高温耐性」に着目して、品種をキヌヒカリからキヌムスメに変えた。

暑すぎる夏でも品質を落とさず、おいしいお米を確保したい!という思いから。

「コシヒカリと同等か、それ以上」とキヌムスメのの評価は上々。

 

そして、コツコツと感謝を武器に。

どこまで頑張れるか。

折々、報告しますから、皆さん応援してくださいね。