なかなか旅の1日の報告がすすまない理由は、本当に内容が濃い旅行で、しかも撮影した写真が莫大だったので選ぶのが大変💦
それで1つ1つ区切りを付けてゆっくり思い出しながら、楽しく書いています。
今日は夕食の内容の報告ですが、その前に1人旅に行く前の事を語らせてくださいね。
今回、自分の第二の人生を歩むために思い切って決めた一人旅。
旅の途中、たぶん何回かは悲しくなるだろうと思っていました。
でもね、旅行中は悲しく感じなかったし、1回しか泣かなかったんですよ~
しかもその涙は悲しみの涙じゃなく感動の涙
だから一度も悲しくならなかったんです
旅に出る前はね、1人分の荷物をあの青空色のバッグに詰めている時は、
「なんで1人分なんだろう・・・」そう思うと、グッとこみ上げてしまい、涙が止まらなくなったけど、荷物をまとめ家を出てからはなんだか違う扉を開けて、初めての世界を見たような気分でした。
そういう風になれたのは、1人の友達のおかげなんです。
カバンに荷物を詰め込んだあと、今までのすべての苦しみや悲しみ、痛みや辛さを友達に全て1から聞いてもらいました。
1時間くらいかけて話を聞いてもらいました。
そうすると体や心に着いてた固くて分厚い『殻』が取れたかのようにスッキリしたんです。
本当にスッキリ
1から全て話すことで、主人の「死」を受け止め、私の新たな扉が開きました
昔を思い出し1から全てを話すのは辛いことだけど、やはり話て聞いてもらうと、その出来事を旅の前に置いていくことができるんですね~
今までの辛さ、痛み、悲しさ、寂しさを置いて旅にでました
だから旅から帰ってきたとき、色んな人に顔が明るいとか、雰囲気が変わった、スッキリした顔をしてるって言ってもらえて嬉しかったです。
そんな感じで旅の前の心の準備もしたんですよ。
今から振り返っても、全て置いていくことが出来たので正解でした。
「会いたい」という気持ちだけはもちろん残りますが、たぶん傍に常にいるでしょうから、今現在も悲しくなっていないです。
前置きが長くなりましたが、それが旅に出かける前のお話でした。
では夕食のお話です。
この夕食は色んな意味で感動の夕食となりました。
いきなり最初はコレ
この器、木じゃなくて陶器なんですよ。
とにかく料理は美味しいわ、器はほれぼれする作家物だし、最高でした。
料理の写真も出てきますが、器にも注目してくださいね~
チーズ餡を上からかけてくれます。
もうこの料理にはこの酒しかないっ
獺祭磨き2割3分
贅沢やけど、今回だけはエエねん。
私の第二の人生の記念旅行だからね~
そして次は蟹ひろうす。
ほんのり甘いかぶのすりおろし餡がかけてあります。
席はお店の奥にあるカウンター。
外の景色が見える場所で端っこです。1人で食べてても違和感がない場所。
しかも専属でウエイターが1人ついてくれていて、1つの食事が終わるとすぐに次が出てくる。
色々楽しい話もしてくれる。
私が選んだプランは「悠々1人旅プラン」です。
料理は間髪入れずに出てくるんですよ~。
食べるペースを見ていないとこの技は出せません。
すごいです。
そして私的にはこの日最高だったのは、コレっ
(もう獺祭あれへんがな)
鱈の白子とか、ハマグリのミルク返しとか、、、
書くのが長いからこれを見て~山の幸、海の幸の所。
ヤバい、、、獺祭がすすみすぎる。
2合目を追加。
次はお刺身。
(獺祭追加~)
コリコリと新鮮そのもの。
黒い佃煮のようなものは、おしょうゆのジュレのようなものでした。
白身魚は白醤油で。
そして又豪快なものが来たっ
富士桜ポーク香草焼き。
玉ねぎが甘くておいしかったので、何もつけずに食べました。
豪快なもんが出てきたと思ったら繊細なものが出てくる。
和食が出たと思ったら洋風が出てくる。
だから獺祭がよく合う。(最終的に2合飲みました)
もう美味しすぎるし、ウエイターさんの説明も詳しくて興味津々だし、写真を撮り忘れそうになりました。
食べかけですみません💦
フォアグラの玉地蒸し、人参パウダー 干し葡萄
クリーミーなプリンを濃厚に和洋風にした不思議な味で美味しいです。
そしてめちゃくちゃ面白かったのがコレ
まず動画をご覧くださいませ。関西弁炸裂
(▼をクリックすると動画が始まります)
関西のおばちゃんの感想
『オぉ、すごい・・・・・・意外とボワッとなれへんねんな(笑い止まらず・・・)』
さらに
『もっとボワッとなるとおもたわ。(笑い止まらず・・・)』
『終わり』
本当に面白かったです。
これくらい気軽に話せるのは、食事を運ぶウエイターが専属で私が寂しくないように接してくれたおかげです。
顔は出ていませんが、この大イベント(火つけ料理)の時、私の後ろに副支配人も一緒にいて3人で笑っていました。
藁のかげんにより、ぼわぁぁぁあぁあっと火が上がる時と上がらないときがあるようです。
この料理が運ばれてきたとき、「火があがるので注意してくださいね」と説明があって、かなーり離れてみてたんですけど、思ったよりも早く消火したので、なんだか笑えてきました。
この料理は、「山梨牛黒コショウ焼き」で柔らかくて美味しいお肉でした
そして炊き込みご飯。
その中を見て、あまりにも量が多いから、
「これって、量が多い・・・」と言いかけて、気づいたんですよ。
主人の分もあったんです。
実は私は1人で席に座っていたのですが、左横にもう1席ありまして、ちゃんとご飯が用意されいたのです。
陰膳です。
副支配人と料理長が主人の為にこの料理を用意してくれました。
最初は普通に食事をしていたんですけど、これが運ばれてきたとき、もう涙が止まらなくなり、食事がストップしてしまいました。感動して泣けてきた。
本当にね、小さな器に心を込めて作ってくださった料理がいっぱい入っているんです。
その様子をウエイターさんも見ていたんでしょね。
感動しすぎて食事が中断。
優秀で優しいウエイターさんは次の食事をもって来ず、私が落ち着くまで待っていてくれました。
主人はこの料理を食べたと思います
感動の1日目の食事。
私の今回の旅の趣旨を理解してくださり、主人の為に料理を作ってくれ、本当に感謝してもしきれないほど感動しました。
あまりにも感動したので、食事をしながら、話を聞いてくれた友人にLINEで部屋とか料理とか写真もつけて説明しつつ、『おかげさまでスッキリしたで~』と感謝を伝え、
料理も楽しみ、ウエイターさんと話もし、感動&大満足の夕食でした
次はBarに繰り出します。
ケヤキの木の1枚板の憧れのカウンターです。
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