三田アウトレットプレミアムのお話が2回に分かれてしまったのは、2つ理由があるんですよ。
残り半分の話は、ガラッと変わって「しんみり系」の話になってしまうからなんです。
もう1つは、朝、部屋が寒すぎて、なかなか暖房もきかなくて、指がかじかんでパソコン入力がうまく出来なかったからなんですよ~。まぁこちの方が大きな理由かな
エアコンを予約タイマーにすればいいんですけど、説明書を読むのが大嫌いな私なのでまだ読んでません。いつかは読んで予約の仕方を覚えないといけないんですけど(笑)
あとコメントで『カメラレンズは内側設定にしたら自分の顔がスマホに映るので撮りやすいですよ』って教えてもらったんですが、一応内側設定にしてアレなんですよ。
自分の顔は最初は画面内に入っているんです。
でもそこからなんかカウントが「3、2、1」と始まり、写真を撮るみたいな感じになってます。
その、「3、2、1」までは画面内に入っているんですけど、たぶん「0」直前に手が動いているようです(笑)
練習しますうまくいくときもあるんやけど・・・。
あともう1つコメントで
「ナビは間違えても怒らないからイイですよね。相方がいたら喧嘩なってますよ。ナビは優しい~。」って書いてありましたが、昔の車に古い「ゴリラ」という機種のナビがついていたんです。
古いから古い道を選んでしまうんですが(当たり前)、それに怒った主人はよくカーナビを叩いてました。
だから私は「ゴリラが可哀そうやから叩かんといて!」と言ってたことを思い出しました。(笑)
その後も何度も叩かれ、とうとう優しいゴリラは黙ってしまいました(→ゴリラ破壊)
で、続きなんですが、神戸三田アウトレットプレミアムには15時くらいに着いて、2時間半くらいウロウロしていました。
その2時間半のうち2時間は父へのプレゼントの下見。
だから帰りは17時半くらい三田を出て自宅へ直行だったんですけど、一度も間違えずに帰れました
っというのは、いつも通っていた道だからなんです。
三田アウトレットプレミアムへ行くのに、わざわざ実家から行くことなんてないので、通ったことがない道を通ります。
でも自宅からの往復は助手席でしたが何度も何度も通った道だったからです。
最初はスムーズに運転出来ていたんですけど、大きな道を抜け、山道に入った瞬間、またあの感情が・・・。
やはり涙が出てきます。
三田アウトレットプレミアムに行くだけではもったいないから、
『ちょっと遠回りしてドライブデートしよう』
主人がそう言って、わざと遠回りしてきれいな景色を見せてくれました。
普段は山に囲まれたところに住んでいるので、同じような景色だからそんなに景色に関しては感動はしないんだけど、そんな風に思ってくれる主人の心に感動したんです。
硬派で山男のような、照れ屋の洒落た言葉も言えない主人だったんですけど、私とどこかへ出かけるときは、なぜか「デート」という言葉を使うんです。
私が更年期で元気がない時は、「パワースポット巡りデートをしよう」とか
人間ドックへ行くときも「今日は病院デートやな」とか、
病院デートってなんやねんっ(笑)
そんな事を思い出してしまい、涙がポロポロ。
でもふと「泣くのになんで私って寂しくないんやろう」と考えると、やはり私の周りには優しい人がいっぱいいてくれる。
それは両親だったり、親戚だったり、友達だったり、そしてこのブログを読んでくださっている方もです。
心の支えです。
だから寂しくないんだ・・・。
そう考えると納得がいきました。
でもやはり悲しいと思ってしまうのは、その中には私の主人だけがいないからなんです。
きっといるんだけどね、見えないから。
こんなにいっぱいの人がいるのに、なぜあんただけがいないんやろう・・・。
ほんまに会いたいわ・・・。そう思うとやはり悲しくてなりません。
三田アウトレットプレミアムには実家の両親の喜寿の誕生日祝いを買いに5年前に行きました。
私よりも一生懸命選んでくれていました。
一番最近では3年前、私の50歳の誕生日に、
『かばんを買いに行こう。わし、なんもしてやってへんから何か買ってやりたいねん』
そう言って連れて行ってくれてカバンを買ってもらいました。
亡くなる直前も、なぜかこんな事を何度も何度も言っていたんです。
『わし、なんかお前に何か買ってやりたいねん。なんか欲しいものはないんか』
『真珠のネックレスはいらんか』
真珠のネックレスなんていらんわ。葬式にしか使わへんやん。もったいないわ。
あの冠婚葬祭用のハンカチと同じでしょうか、本当に不思議な感じです。
真珠のネックレスに関しては亡くなる直前以外にも2年ほど前から、たぶん5回ほど言っていました。一応持っているんですけどね、真珠のネックレス(冠婚葬祭用)。
でもイミテーションなんで(笑)
『お前もエエ年なんやから、ほんまもんを持ってなあかんで』とかなり強く勧めていましたが、
「いらん、だったら葬式の時はネックレスはつけへん」
そんな感じで結局、買いませんでした。
真珠をあきらめた主人は次は
『お前は冷え性やからルームブーツを買ったるわ』
そう言いました。
主人の口から「ルームブーツ」という言葉が飛び出てきたことにびっくりしました。
絶対ネットで調べたんやわ、ルームブーツというものを知ってるはずがないもん。
そう思いました。
でも我が家のトイレ、屋外にあるんですよね。
しかも洗濯機も。
だから脱ぐことも多いから、「ルームブーツは面倒やわ」そう言って断りました。
「もう何も買ってくれへんでエエ。あんたがいてくれたらエエから。だから元気でいてな、旅行に連れて行ってな」
これが亡くなる1週間前の会話です。
本当に何もいらなかったのに、あんたさえいてくれれば・・・。
そう思うとね、ほんまに三田からの帰り道、超アカンモードになりました。
でもダメですよ、夜は絶対に。
明るいうちに運転して涙が出ても視界ははっきりしてて、大丈夫だったんですけど、夜は周りが暗く対向車の車のライトがあるでしょう。
だから涙があると視界が曇るんです。
これはアカン、アカン
なので涙を止める呪文を唱えます。
【逆じゃなくてよかった、私で良かった、
こんな辛い思いはあんたには無理や、
絶対無理やで、私でよかった、私でよかった】
なんか「よかった、よかった」っていう言葉って、心をホッとさせるというか穏やかにしてくれます。
そんな感じで、呪文が成功し、無事に自宅へ帰ることが出来ました
アカンね、やっぱり車の中。
「大事な人を亡くしたあるある」ですよね~
色々考えちゃうんでしょうね~
しばらくは夜は運転しないようにしようと思います。
で、主人が買ってあげたいと言っていたルームブーツですが自分で買いました。
アウトレットではなくてネットで。
私が冷えるのが、ものすごい嫌だった主人なので、いう事を聞いて暖かくしています。
やっぱりもう1足、買っちゃった。
今日は寒いから、やはりルームブーツは温かいです。
そんな感じで、神戸三田アウトレットプレミアムの帰り道は、しんみりしすぎてしまいましたが、一度も間違えることなく自宅へ戻ることが出来ました。
こうやって何度も練習するうちに、広い道路も慣れてきて、いつかは高速道路にも乗れるようになるのかなと思っています。
もし高速道路に乗れるようになったら、主人とよく行った和歌山の「めっけもん広場」と、主人との最後の永住地になる予定だった愛媛県に行きたいと思います
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