早いもので、もうすぐ主人が亡くなってから2か月が経とうとしています。

 

ちょうど2か月前の今日は焼き肉を食べに行ってたなとか、相変わらずイチイチ、「何か月前の今日は・・・」みたいな事を考えますが、それで涙したりすることはなくなりました。

 

毎朝、仏壇に手を合わせ、昨日の報告と、今日やろうという事、そして私の体調などの報告をするのですが、以前はその時はなんかグッときて毎日泣いてたのですが、最近は毎日ではなくなりました。

 

悲しみや寂しさは一生消える事はないと思いますが、それを和らげる事を毎日考え実行しています。

 

今日は主人が亡くなり、私が一番最初にやったことついてお話をさせてくださいね。

 

 

今だから言える事ですが、主人が亡くなり、葬儀が終わり、そして家の中をきれいに掃除した時に、「後を追いたい」って思ったんです。

葬儀中は、「これから主人との思い出がいっぱいのこの田舎で1人で農業をしよう。」と決心していたのに、葬儀が終わると一気にマイナスモードになりました。

 

もう生きていても楽しみはない、苦しいだけだ。

私は誰の為に笑い、誰にために生きればいいんだ・・・

 

あの豪快な笑い声も、優しい声も聞くことが出来ない。

 

私が疲れている時「充電したるわ」と言ってギュッと抱きしめてくれることもない。

 

私は子供の頃からですが、悪夢を見てうなされることがたまにあったのですが、そんなときは真夜中でも主人が起きて「大丈夫やで、わしが傍にいるからな、大丈夫やで」と私が眠りにつくまで頭をなでてくれることもない。

 

農作業のあと、腰が痛い痛いと言っていたら、「わしがシップ貼ったるわ、自分じゃ貼られへんやろ」と言って、貼ってくれる人もいない。

 

私が一番大好きだった、あの分厚い大きな手を握ることも触ることもできない。

 

 

私が作った料理を食べてくれる人もいない。

 

 

ないないづくしの超マイナスモードに入った瞬間がありました。

その時は精神安定剤も全く効き目はありません。

どんどん、どんどん、マイナスモードに入っていくのです。

 

でもそんな私の心にストップをかけてくれたのは、両親の存在でした。

 

 

 

主人が病院へ運び込まれ、5時間待った後の宣告は「良くても植物状態」だと言われました。

 

助からない可能性の方が大きいと思っていたので、命を繋ぎとめることができるかもしれないと思っただけで嬉しかった。

どんな状態であれ生きているから。

涙は流したけど号泣することはなかった。

 

だって私の力なら、10年後でも20年後でも必ず主人を目覚めさせられる自信があったから。

以心伝心、言葉を交わさなくても、いつも相手の心がわかる2人だったから。

私の願いを聞いてくれて目覚めてくれると思ったのです。

 

そしてその宣告のあとにすぐに今のこの家を出て、バリアフリーの介護が出来るマンションを探そうと思って、インターネットで調べて住む場所も決めたくらいですから。

 

 

でも翌日に脳死と宣告され、呆然と実家に戻り、母にそのことを伝えると、もう今までで経験したことがない辛さ苦しさで大声で泣きました。

そしたら母は私を抱きしめて、何も言う事もなく、ただ一緒に泣いてくれました。

 

父も同じように悲しみ、そんな私と同じように苦しみ・・・

そんな悲しんでくれた両親を置いていくわけにはいかないと思ったのです。

 

それに主人の後を追ったら、絶対に私は地獄行き。

来世では100%一緒になれないと思いました。

 

何よりも両親にもらった大事なこの命を、自分の意思で捨てるわけにはいかなかったから。

私を安心させるために、健気に実家で私を待っていてくれるごんぼさんを置いていくわけにはいかなかったから。

 

後を追う事はこの苦しみを逃れるための私のわがままであり、

自分も含め、だれも幸せにはなれない、

私と同じような苦しみを与える人を増やすだけだと思いました。

 

そう思うとどんどん加速するマイナスモードにストップがかかりました。

 

 

 

そして、今度は主人に先に旅立たれた自分の事ではなく、両親の事を考えるようになりました。

 

きっと、こんな田舎で1人暮らしをすると心配するだろうな。

1人で寂しいと思って胸を痛めているだろうな・・・。

そう思うようになりました。

 

それから毎朝の母とのLINE報告が始まります。

毎朝、起きたら「おはよう!」の挨拶。

そして朝ご飯はこんなものを食べられたよ、とか、今はこんな顔しているよとか自撮りして元気な顔を送ったり、マイナスモードから急転して、両親を安心させなければというモードに切り替わりました。

今日も朝のLINE報告をしましたようへ

 

 

 

そして葬儀が終わって一番最初にした大きなことは、両親を安心させるため、そして自分の安全の為に「セコム」をつけたんです。

 

 

セコムさんに電話をしたら営業の方がすぐに来てくれました。

可愛い親切な女性の方です。

 

事情を説明し、1人でこの大きな家に住むので安全対策をしたいなど色々相談しました。

詳しいセキュリティ対策は書けませんが、とにかく今は安心、安全です。

 

部屋の窓の数もめちゃくちゃ多いので、費用もすごいかかるやろうなと思っていましたが、月に6800円(だったと思う)。

両親にこの事を伝えたらすごく安心し、あと費用にもびっくりしていました。

セコムって高いイメージがあって私も月に2万円くらいかかると思っていたんですけど、まさかの6800円。安いと思いました。

 

 

そしてその親切で親身になって私の事を考えてくれた女性営業担当の方がおススメしてくれたものが、私と両親をさらに安心させてくれました。

 

これです。

 

 

時計の下にあるバンドです。

 

これも時計なんですけど、歩数や消費カロリーなども計れます。

でも上の時計は私が愛用している時計で、歩数、消費カロリー以外に心拍数や睡眠状態まで測定してくれるスマートウォッチなので、このセコムの時計はその為につけているわけではないんですよ。

 

これはね、例えば私が一人で畑で農作業をしていて、急に気分が悪くなったりしたときに簡単な操作をすると、速攻でセコムさんから電話がかかってきて状況を聞いてくれて救急車を手配してくれたり、万が一電話に出られないほどの状態だった時はセコムさんと救急車が来てくれるんですよ。

 

GPSがついているので、たとえ私が北海道にいようが、沖縄にいようが現地のセコムさんが対応してくれます。

 

「ドクターウォッチ」と言うんですけど、これが本当に両親を安心させてくれました。

もちろん私も安心です。

49日が終わるまでは外出するときは、主人の時計をつけていました。

でも今は主人の代わりにセコムです(笑)

 

たった月300円(だったと思う)でオプションで付けられ、このドクターウォッチ本体の費用はいらないんです。

 

そして充電は5~7日くらい持つんですけど、もし充電しなかったら、即セコムさんから電話がある。

 

最初は「充電を忘れそうで怖いわ・・・」って思ったんですけど、よく考えると、たぶん孤独死対策なのでしょうね。

動けない、時計の操作も出来ない、音信不通になった場合にセコムさんがかけつけてくれます。

 

なかなかよく考えられているな・・・私も安心や音符

そう思いました。

 

こういういいものがあるので、一人暮らしの方には本当におススメです。

 

我が家の守護神。

イノシシだって撃退できそうな主人がいなくなったので、主人の代わりに守ってもらおうと思います。

心はこれからも主人に守ってもらおうと思います。

 

 

さぁ、今日もいい天気なので引き続き白菜の収穫。

そして洗濯もしようと思いますうへ

 

 

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