おはようございます。
本当にびっくりするほどの、たくさんのコメント、1つ1つ読ませてもらって、感動しました。
私は1人じゃない、こんなにたくさんの人に見守ってもらえているんだと実感しました。
葬儀が終わるまで、涙が枯れ果てるほど泣いたのか、色んな手続きで忙しすぎるのか、もしくは主人の最後の最大のプレゼントのおかげなのか、なぜか葬儀の後はほとんど悲しみの涙や寂しさの涙を流していないんです。
たま~に、急にこみあげてくるときもあるし、四九日までの一週間ごとの法要の時は、主人は亡くなってしまったんだという実感が湧いて、とてつもなく悲しくなってしまいますが・・・。
でもよく泣くんです。
泣かないのに泣くって変な話ですが、それは悲しみや寂しさではなく、「感動」で泣くんです。
皆さんからいただいた励ましのコメントを見て、涙で字が見えないほどでした。
村で私がトボトボとゴミ収集所にゴミを出しに行っているときに、1台のトラックが止まり、助手席から女性が下りて来て、走ってきて私をギュッと抱きしめてくれたり、
近くの郵便局に行けば、狭い村の集まりの町なので主人の話は皆知っているので、私の事を心配してくれます。「大丈夫ですよ~」と言っても、私は泣いていないのに泣いてくれます。
同じようにご主人を亡くされた村の農家の先輩も、「私も結婚生活に後悔はなかった。泣く暇なんてあらへんな、でもしっかり食べるんやで、実家の両親の為にも」そう言って励ましてくれます。
LINEをしたことがない還暦を過ぎた村の人もLINEを始めて、送ってきてくれたり、結婚式以来会ったこともない主人の高校時代のバレー部の友達が励ましのLINEを送ってくれ12月中頃にみんなで家に行きます!と言ってくれたり、実家に行けば私の大好きな野菜のかき揚げを大量に母が野菜を刻み、父は1時間半かけて揚げて、手土産で持ち帰らせてくれました。
他にも書ききれないほどの感動がありました。
だから感動の涙ばかりの毎日ですが、悲しみや寂しさの涙はないんです。
決してやせ我慢しているわけではなく。
私は本当に人に恵まれています。
村の人や、友達、そして読者さん。
本当に心が美しく優しい人ばかりで、改めて私は幸せだと感じました。
そして昨日、主人の仏壇に魂が入りました。
開眼供養(御霊入れ)をしました。
我が家には仏壇がなかった為、新たに購入し、買っただけの仏壇はただの家具ですが、お上人さま(お寺さん)に開眼供養をしてもらい始めて仏壇に手を合わせ話しかけることができます。
その際、御仏膳椀が必要で、赤飯は買いましたが、他のものは作りました。
開眼供養はお祝い事なのでご飯は「赤飯」
お吸い物は簡単に「わかめのお吸い物」。
煮物は主人の大好物の「切り干し大根の煮物」。
和え物はちょうど畑に生えていた春菊があったので、「春菊のごま和え」
漬物も畑にあったかぶで「かぶの浅漬け」
絶対『わし、こんな量は足らへんわっ」って言ってると思いますが、主人が亡くなって以来、台所に一切立てなくなった私が初めて台所に立って作ったものです。
台所に立とうと思わせてくれた主人に感謝です。
最初はやはり作るのは無理だと思い市販のものを買ってきていたのですが、当日の朝になり、急に「やはり私の手作りの物を食べてもらいたい」と思いました。
私は本当に何も知らないので、お上人さまや仏具屋さんに1から教えてもらってなんとか準備が出来ました。
仏壇の下の台、これは衝動買いなんてしない主人が唯一、一目ぼれして買った、骨董の囲炉裏なのです。
買ったはいいけど、一度も使わず邪魔なのに捨てられず、結局こういう風に使う運命だったのだと思いました。
まだ囲炉裏の真ん中に穴が開いている状態なので仮で板を敷いていますが、近いうちに家具職人に中の穴を埋めて、ちゃんとしたテーブルにしたいと思います。
花は2種類。
右は赤いバラ。
これはね、思い出深い花なのです。
初めての結婚記念日の日の写真です。
真っ赤なバラの花束をもらいました。
キザの正反対の言葉が何かわからないのですが、主人はこういう事をしない人なんです。
シャイで照れ屋で、花を買ったり百貨店でプレゼントを買ったりするのも恥ずかしくて、「男はそういう事せんでエエんや、心があれば」という感じ。
なのでこのバラの花束は結婚25年で唯一の花のプレゼントでした。
プレゼントと言えば、覚えていますか、珍しく3枚のハンカチをもらった話。
↓この話です
珍しく今年のホワイトデーにお返しをもらったんです。
3枚のハンカチ。
中には冠婚葬祭用のハンカチが入っていました。
これを初めて使うのが今回だとは思いませんでした。
鼻水用も、大いに活用させてもらいました。
仏壇の台になった囲炉裏。
そしてこのハンカチ。
本当に不思議です。
なんとも複雑な気分になりますが、すべて私の為に・・・そう思っていてくれたのだと思います。
そして左の花。
これはヒマワリ。
私が最も好きな花です。
ヒマワリを見ると元気が出ます。
だから仏壇の横に飾りました。
ヒマワリを見て主人も私を思い出してくれるでしょう。
この前「おまけの人生」と書きましたが、決して後ろ向きな言葉じゃないんですよ。
主婦と生活社の編集者さんの言葉で、グリコのキャラメルは「おまけ」目当てで買ったものだから。おまけの方が素晴らしいこともあると。
私もそう思っています。
主人が経験できなかった60代、70代、80代、90代の人生を、私が経験して、その年齢になっても楽しく、キラキラと過ごすための技を習得し主人に教えたい。
もっと人間を磨いて、
来世で再会した時は、「もっと惚れさせたるねん」。
そう思って過ごします。
あと御心配なのはごんぼさんの事ですよね。
ご心配とは裏腹に、実家で私の事なんてすっかりと忘れて、父と母に遊んでもらっています。
又、写真を載せますが、週に数度私は輸液をしたり、ちょっと調子が悪くなりそうだったらサプリメントを与えたりしています。
なので主人が入院してから今日現在もごんぼさんは、とても暖かい実家で楽しんでいますよ。
ご心配なく。
長くなりましたが、近況でした。
毎週月曜日が7日ごとの法要で、そのあとはちょっと辛いので水曜日くらいの更新が続くと思います。
こういうお願いは初めてなのですが、またコメントしてくださいね。
本当に励みになります。
ありがとうございます。感謝しています。
桂子
ポチッと押して応援していただけると嬉しいです♪
↓↓↓
Twitterやってます→こちら