こんにちは~
昨日はまぁまぁ暖かかったけど、今日は激寒です。
昨夜も雨から雪に変わり、また屋根に積もりました。
今日はにんにくの話を長々と書きたいと思います
外にある自家用で使う野菜を育てている野菜畑には、玉ねぎや青ねぎがあるんですけど、にんにくもあるんです。
寒い冬はヘローッとなって、色も黄色い所もあるし、調子が悪そうだけど、春になれば一気に成長するんですよ
金魚と同じく野菜も寒い時にはじっと大人しくして、暖かくなれば一気にその溜めたエネルギーを使うと言う感じですね~
にんにくは「ユリ科」の植物なんですよ~
とは言ってもゆりのようにきれいな花は咲きませんが・・・
(↓にんにくの花のつぼみです)
にんにくの栽培はとても単純なもので、1片を植え付けるんです。
六片にんにくなら1個から6片のりん片がとれるから、1個のにんにくが6個に増えるという事です。なんかお得な感じでしょう(笑)
でも栽培期間がとっても長い。
地域によって違いはあるんですが、だいたい9月下旬~10月中旬に植え付けて、収穫が6月下旬~7月下旬。
だから栽培期間は8か月くらい。
さらに収穫しても日持ちするように乾燥させたりするしね~
コマツナなんて夏の栽培だったら25日くらいで収穫できるのに、本当に栽培期間が長いです。
わが家でも昨年にんにくを植えました
自家用も含めていっぱい
左上の紫色のにんにくはスペイン産の紫にんにく。試しに育ててみようと思って少しだけ。
他は全部ホワイト六片種のにんにくです。
青森を代表とする六片にんにくはすごくジューシーで美味しいし、加熱するとホクホクして最高です。
値段の安さは中国産>スペイン産紫にんにく>国産ホワイト六片と、国産は高いですが、
味は国産ホワイト六片>スペイン産紫にんにく>中国産という感じです。
あくまでも個人的な感想ですが・・・。
この3種類を切ったりして比較した写真を撮ったのですが、どこかへ行ってしまいました・・・。
消してしまったのかな・・・。
畑を耕して雑草予防と保温効果のあるマルチ(黒いビニールのことです)を敷いて、15センチ間隔に植え付けます。(株間15センチ、条間20~25センチ)
肥料は鶏糞と苦土石灰だけ。植え付けはりん片の頭をまっすぐ上に向けて5~7センチの深さに植えます。
深く植えてしまうと芽が出るのが遅れるし、逆に浅いと寒さに当たってにんにくだって寒いっ
こんな感じで芽がでるまで放置して、1株から芽が2芽出たら1つだけ残して他は摘み取ります。
ラッキ~、2つも芽が出たと思って放置してくと、一応2個のにんにくは出来ますが、ちっこいにんにくになってしまいます。
あとは植え穴から雑草が生えて来たら、「雑草に与える肥料ではないっ」という事で、引っこ抜きます。
そして葉がどんどん成長してくると真ん中からニョキっと鉛筆のようなものが出てきます。
これがいわゆる「にんにくの茎」というものですが、これは早めに摘み取ります。
これは「とうが立つ」というのですが、とうの先には花が咲きます。最初の紫のネギ坊主みたいな写真。こうなるとにんにくの根の方に栄養があまり行かなくなって玉が小さくなっていまうので。
どしても花が見たい場合には私のように1つだけにしましょう
でもこのとうの摘み取りが面倒です。
一気に出てくればいいのですが、一斉に出てこないので、たびたに畑にみにいかなくてはいけません。
そして葉の30%~50%くらいが黄色くなったら収穫です
立派な根でしょう~
寒い冬を乗り越えて地中にしっかり根を張って成長したにんにく。
収穫したばかりのにんにくは真っ白で本当に美しい。
乾燥させていないから瑞々しいんです。
にんにくの薄皮が剥きにくいという事がよくありますが、それは乾燥させているので、皮が薄くなり張り付いてしまっているから。
収穫したてのにんにくの皮はこんなに分厚い。
薄皮じゃなくて厚皮だね~
収穫したてのにんにくは日持ちがしないので、乾燥させます。
その時に皮も乾燥するので、剥きやすくするには、「お湯で戻す」。
乾燥した皮に水分を与えてあげれば、剥きやすくなりますよ。
だいたい根っこのところで切って(下記写真の赤い線)
この切り口を上にして流水(ぬるま湯の方がより剥きやすい)に当てて剥くと、わりと簡単に剥けますよ。
ぬるま湯に20~30秒ほど漬けておいてもOKですが、必ず下の根っこのところは切り落としてくださいね。そこから水が入っていきますので。
みずみずしい収穫したてのにんにくと再会するまであと半年か・・・
長いですけど、待つ価値はありますので、成長を楽しんで見守りたいと思います
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました
今日も素敵な1日になりますように
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