こんにちは~
今日は旅レポの続き、四国1周の旅3日目です。
【1日目~2日目の旅レポはこちらです↓】
3日目は高知市内にそのまま滞在し、周辺の観光をしました。
まず最初に神秘的な鍾乳洞を見に行くことにしました。
朝の10時過ぎだったけど、まだお店も開いてなくて、人の気配がなかったんです。
ほんとにここに鍾乳洞があるんやろうかっと不安になりつつ、テクテク坂道を歩くと数件のお土産屋さんが開いていて、ちょっとホッとしました。
さらに鍾乳洞の入り口に行くには、長い長いエスカレーターに乗るんです。
山の中にエスカレーター。こんなの初めてです。
そして龍河洞の入り口に到着しました。
国の指定史跡・天然記念物にも指定されている鍾乳洞で、約1億5000万年かけてできた全長4キロもの鍾乳洞なんです。
全長4キロなんだけど、1キロだけ観光できるようなので、運動がてらテクテク歩きました。
この日はすっごく寒くて、鍾乳洞の中は寒いと思っていたんだけど、入り口で入場チケットを受け取る担当の方が「外は寒いけど、中は暖かいよ」と教えてくれました。
歩いて体を動かすと暖かくなるからね。
では中に入ってみましょう~
中に入ったけど、なんだか暗いのよね、原始時代に戻ったみたい。
さらに奥に進むと・・・
すごい狭い・・・。
私も主人も背が高いので、頭を低くして歩き、さらにダウンジャケットでモコモコしてるので、横歩きしたり、なんだか不安になってきます。
狭い・・・
歩くのに必死だったけど、よくよく見れば、立派な鍾乳洞やんっ
こんな体に当たる鍾乳洞は初めてです。
そして写真では見えにくいけど、滝が流れていました。
しかしすごいです。この鍾乳洞。
普通は柵などして遠くからしか見れない鍾乳洞が間近で見られます。
何千年、何万年かけて出来た自然の造形美にうっとりです。
上がったり下がったり、細い道を通ったり、次第に体がポカポカしてきます。
動いているから暖かいのもあるんだけど、この鍾乳洞の中の気温もかなり高いみたい。
1キロもの険しい道。
もう半分は歩いたんやろうか・・・っと不安になってきましたが、やっと中間点に到着です。
相変わらず、頭を下げて通らないといけないところもあるし、横向きになって通らないといけない幅の狭い道もあって、主人が「わし、これ以上狭くなったら通られへんかも・・・」っと弱気発言。
そんな時に、「へそすり石」というのがありました。
それはお相撲さんの双子山関が龍河洞に来られた時に幅が狭くて通る時に、おへそを擦りむいたからそんな名前になったそうです。
お相撲さんがこの鍾乳洞を歩いたなんて、すごいチャレンジャーというか、引っかかって身動きが取れなくなる心配はなかったのか?という疑問は残りますが、「お相撲さんが通過出来たんやし、大丈夫やで~」と主人を励まして、先へと進みました。
こんな素晴らしい光景がずっと延々とあるんですよ。
そして暖かいから「暑い」にかわり、鍾乳洞内に設置している温度計をみてびっくり。
14度もあるんですね~
後から知ったのですが、この鍾乳洞内は、春も夏も秋も冬もずっと一定して15度前後だそうです。
快適だね~
まるで探検をしているような気分です。
狭い通路を通過したら素晴らしい景色が広がり、又歩くと違う素晴らしい景色があります。
もうそろそろ出口です。
出口に近づくにつれ、どんどん上に上っていく階段が増えてきました。
一旦下に降りて、又上に上る感じです。
かなり上の方に上った所にあったのは・・・
奈落の底。
下が見えへんやんっ、怖いわぁ~
そして最後のPOINTに到着しました。
ここは2000年前の弥生時代の住居跡
なんと当時使っていた「壺」がありました。
半分埋もれてしまった土器。
世界でここでしか見られない貴重なものです。
あとこれは住居跡
あまりよくわからなかったんだけど、1年を通して快適な気温の洞窟の中。ここで人が暮らしていたんだなぁ~っと感動しました。
そんな感じで1キロもの道を、歩き、サバイバル体験をしたようでした。
楽しかったぁ~
そして表に出ると・・・
気温差に体がびっくりしてしまいました。
そして今度は植物の名前を書いたプレートを見ながら、テクテク山を下ります。
そして山道を下ったところにある「龍河洞博物館」に入って、龍河洞の事を色々知りました。
そして、こんな所もあったので中に入ってみました。
尾長鶏観覧所。中はこんな感じ。
いろんな鳥がいます。
高級な鵜骨鶏、そしてこちらは七面鳥
なんか顔が怖かった。
かなりアップで撮った写真があったけど、かなり怖い顔だったので載せるのやめました。
そして美しい尾長鶏
見た目はニワトリだけど、なんだかゴージャスというか高貴な感じです。
でも思ったより尾は短いね~・・・っと思っていたら・・・
すごい『剥製』がありました。
薄い木箱に入った尾長鶏。
尾の長さのギネス記録は10,6Mだそうです。
すごいわぁ~、長いわぁ~、顔もきれいだわぁ~、生きてるみたい。
って思ってたら、動いたのよ~
右の尾長鶏がこっち見ています。
これ、剥製じゃなくて、生きていたんです。
剥製とばかり思って見ていたので、動いた時は腰抜かしそうになりました。
でもちょっとかわいそうな気がしました。
この箱は大正時代からある「止め箱」という尾長鶏専用の飼育箱のようです。
そして龍河洞を出て、丁度昼前になったので、昼ごはんを食べに行くことにしました。
立ち寄ったのは、「まるしん」さん。(高知県香美市土佐山田町楠田339-1)
地元の方に人気のうどん屋。
11時半くらい、ちょっとお昼より早い目に行きましたが、既に10人近くお客さんがいらっしゃいました。
メニューはこんな感じ。
安いわぁ~。
私が注文したのは1番人気の「かきあげぶっかけ」500円。
でっかいわぁ~。巨大なかき揚げにびっくりです。
だししょうゆをぶっかけて、ゆず果汁を少しかけていただきます。
う~んめっちゃおいしい~
うどんも手打ちでシコシコしてるし、かき揚げは野菜たっぷり、サクサクに揚がってます。
四国では色んなところで食べたけど、主人いわく、ココがナンバーワンだと言ってました。
それくらい美味しかったんです。
大当たりのお昼ご飯に大満足をし、次の目的地へ。
やっぱりビニールハウスに目が行きます。
すごいなぁ~高知県はビニールハウスだらけです。
そして刃物屋さんにやってきました。
土佐刃物流通センター。
高知県は県民1人あたりの森林占有面積が日本一。だから山の仕事が多いから木材を切ったりする刃物が昔から作られていたようです。
土佐刃物は400年もの歴史があるんです。
そして店内も許可をいただいて写真をとらせていただきました。
料理用の包丁。いろんな種類があります。
他には山仕事用の刃物が色々ありました。
これはカマ。
私は野菜を収穫するカマがほしかったんです。
刃の先っぽまでギザギザがついているのが使いやすくて、それを探したのですがなかったんです。残念。
でも主人はお目当てのものを見つけたようで、コレを買いました
なた。
さっそく一昨日主人が使っていましたが、切れ味抜群だそうです
気にいったサイズ、刃先のなたを買い、また大満足をし次の目的地へ。
次は農産物なども売っている「とさのさと」へ行ってきました。
ここには新鮮な野菜もあり、魚介類もありました。
ここで少し買い物をしたんです。
まずはコレ。
土佐鶴の新酒。
新酒の季節だからね~
あとは芋けんぴ。
塩味の「塩けんぴ」です
そして土佐文旦。
そして、とさのさとを出て、次はスーパーへ。
スーパーではこれを買いました。
焼きかつおと、ちちこ(かつおの心臓)
お酒のあてに・・・。
そしてめっちゃ美味しい馬路村のゆずポン酢。
まだ旅の3日目なのに、どんどん荷物が増えてきます。
それからこの日の最終の観光地へと向かいます。
山ノ内一豊が築城した「高知城」。
NHKの大河ドラマ「功名が辻」でドラマ化されました。
これは山ノ内一豊の騎馬像。
これは追手門。
追手門という城の正門を通り中に入ります。
この上にあるお城に行くまでに、階段を登るんだけど、なんか歩調が合わないというか登りにくい階段なんですよ。
これはわざと歩調が合わないように設計されていて、敵からの攻撃を防ぐためのものなんですって。
石垣も登れないように工夫されていて、そんな昔の人の知恵に関心をしながら高知城を観光しました。
そしてホテルに戻ったのは17時過ぎ。
まだあまりお腹が減っていなかったけど、早く行かないと満席になってしまう、地元の大衆居酒屋へ行きました。
しかし、ほぼ満席。
かろうじてカウンター席2つだけ空いていたので、座れました。
葉牡丹 という居酒屋なんですけど、11時から開いている居酒屋なんです。
もう17時半の時点で満席。
地元のお父さんでいっぱいです。
あまりにも混んでいたので、写真は1枚も撮っていないんだけどね、お店の外にあるメニューを撮りました。
激安なんです。
高いお金をだして美味しいものって、それは当たり前なんだけど、安い値段で美味しいお店ってなかなかないんですよ。
なのでそういうお店に出会えたらすごく嬉しいんです。
ココはそんな嬉しい店。
色々頼みすぎて忘れてしまったけど、串かつと焼き鳥、あとは冷奴に、土手焼き、ホルモンの煮込み。これは1皿170円。安いっ、しかも美味しい。なので2回注文しました。
あとは、濁り酒がおいしくて、4,5杯飲んだかな?銘柄をチェックしておけばよかったと今でも後悔しているくらい、美味しい濁り酒でした。
この店、又行きたいです。
雰囲気がすごく好きです
この日は昼ごはんも、晩ご飯も超大当たりで、大大満足の1日でした。
食後は、商店街をぶらぶら歩き・・・
夜食を買って帰りました。
ぼうしパン(笑)
お気に入りです。
2日目に買った帽子パンの方が高かったけど、こっちの方が美味しかったです。やっぱり「元祖」がいいですね。素朴な味が大好きです。
次は4日目。
4日目も高知県なんだけど、宿泊先を変えます。
一気に愛媛県の松山市まで行くのは遠いからね
次は「絶景」です。お楽しみに
つづく
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