こんにちは~
今日はね、旅レポの日です。
今週の火曜日なんだけど、朝からどんより曇り空で、畑仕事をしようかどうか迷っていたんだけど、雨雲レーダーを見ても雨雲はなかったので、作業服に着替えて、表へ出たら、パラパラ雨が・・・
その雨を見て、「今日は休みや」っと休みが速攻で決まりました
そしてさらに速攻で、「今から丹波焼きを見に行こう」となり出かけたんです。
畑に行くかどうかはダラダラ悩んでいたのに、休み決定は早いんです(笑)
夏ならおかまいなしなんだけど、この季節は雨に打たれると風邪をひくからね。
そうして車を走らせ、兵庫県篠山市までやってきました。
ここは丹波焼きで有名なところなんです。
日本には中世以降、今日まで生産を続けている窯産地があるんですけど、それを『六古窯(ろっこよう)』と言います。
その6つの古い窯産地の1つが「丹波立杭焼き」なんです。
6つの窯産地は他に、越前焼き(福井県)、瀬戸焼き(愛知県)、常滑焼き(愛知県)、信楽焼き(滋賀県)、備前焼き(岡山県)があります。
私も主人も陶器が好きなので、色んな産地に行くんですけど、実際六古窯の中では、信楽焼きと、備前焼きしか行ったことがないんです。
愛知県には2つもあるんだねぇ~
全ての窯産地に行きたいと思っているので、まずは丹波立杭焼きを見に行ってきました。
丹波市から車で30分くらいの山のふもとの街道にたくさんの窯元があるんだけど、全部まわるのも大変なので、まずは「立杭郷の里」へ行ってきました。
里山に囲まれた「立杭郷の里
」は山々が見渡せる場所にあって、景色がとても綺麗です。
ここは、丹波立杭焼きの中心的施設で、丹波焼きの展示即売場、陶芸教室、レストランやテニスコート、バンガローまであるんですよ。
まずは料金所で入場料を払います。
1人200円。
中には色々あるんだけど、私のお目当てはココねっ
窯元横丁。
ここには丹波焼きの窯元全ての作品を見られて買うことが出来る場所。
中に入ってびっくり。
あまりにも素敵なので、従業員の方にお願いして、写真を撮らせていただきました。
中はねこんな感じなのよ~
窯元ごとに1つ1つ小さな小部屋があって、作品が色々並べてあるんです。
もう見てうっとり
私は陶器が好きんですけど、その中でも「焼き締め」と言って、釉薬(うわぐすり)をかけずに焼いた土そのもののような器が大好きなんです。
とても地味なんだけど、味わい深くて素朴な野菜料理にぴったりな感じがするんです。
愛用している信楽焼きも焼き締めが多いし、この丹波焼きもそうなんですよ。
そして茶道具などを集めた新年のコーナーもありました。
いったいこの中に何時間いたんやろう
不審者と思われるくらい、グルグル小部屋を回りながら、感動のため息を漏らしながら、見て楽しみました。
で、ここでは買わないのよ。
60件近い窯元さんの作品を見て、気にいったところをチェックして、直接窯元さんのお店まで見に行くんです。
そんな感じで立杭陶の郷では、窯元横丁を堪能し、伝産会館という展示室を見て、綺麗なもみじも見て次の目的地へ。
まずは登り窯を見に行きました。
登り窯は傾斜地を利用してその斜面に沿って複数の燃焼室が築かれた窯。
これは立杭焼き独特の特徴を持つ陶器を焼く窯。
現在も使われているそうなんですけど、これを使って製造する工程が「無形文化財」に指定されているんです。
でも窯元さんに聞いたんですけど、最近は電気やガスで焼くことが多いそうで、こういう登り窯を使って焼くことは年に数回だそうです。
そして3軒の窯元さんのお店へ行ってきました。
最初に行ったのは「源右衛門窯 」さん
素朴な器なのに、ちょっと現代風にアレンジされていたりして見ているだけでうっとりする感じの作品。
続いて行ったのは「雅峰窯 」さん
ここはね、結構長い間見てましたね~。
たぶん職人さんの奥さんだと思うんですけど、すごく気さくないい感じの方で、お話してても楽しくて、陶器祭りの話とか、焼き方、陶器の値段のつけ方まで色々お話していました。
ここは陶芸教室もしているようなので、次回来た時には必ず教えてもらおうと思いました。職人さんもお見かけしたんですけど、めっちゃ優しそう。きっと優しく教えてくれるわぁ~
作品はね、写真撮らせてもらえばよかった・・・っと後悔。
見たこともない変わった作品があって、陶器なのに原色がはっきり出ている鮮やかな模様が入っているんです。そんな素敵なお店でした
そして最後に行ったのが「丹山窯」さん。
ホームページがないのですが、場所は大きな「おみの木」の近く。
(篠山市今出町上立杭490)
お店の外にも色んな商品が並んでいます。
そして店内に入ると、やさしそうなお母さんがニコニコ笑顔で迎えてくれました。
息子さんが今は作っていらっしゃるそうなんですけど、箸置きはお母さんが作っているんです。
箸置きの「型」なんかも見せてくれて、色んな話を聞かせてくれて、時間が経つのも忘れそうな感じでした。
最初に行った部屋は箸置きを作ったり、あとは植木鉢や花瓶などを売っているところで、食器は又別の場所にあるそうなので、そこへ行ってきました。
行ってきたといっても30歩くらいのところなんですけどね。
写真撮影もOKということで、素敵な陶器の写真を撮ってきましたよ
ずらっと並ぶ素敵な陶器。
そしてお目当ての・・・・・
酒器~
「とっくり」と「おちょこ」を買いたかったのよね~。
こんなにたくさんあるなんて・・・しかも私好み渋いわぁ~
すでに左上の「おちょこ」がないんですけど、もちろん私がKEEPしたからです。
そしてこんな陶器も・・・。
もう酒器モード全開だったので、ボケて、この写真の左から2番目を手にとって、「これ面白い形のとっくりやね」って言ったら「それは醤油さしですよ」だって。
何見てもお酒関連に見えてしまうようになりました。
このお店には安い陶器も売っているんですよ。
これは300円。
お漬物なんかちょこんと盛るといい感じだね~
そしてお母さんが嬉しそうに、お店に飾ってあるポスターの説明をしてくれました。
これ、北海道の超有名な「六花亭」のポスター。
このポスターに使われている器が、この丹山窯さんの陶器なんだって。
すごいね~。
六花亭・・・・マルセイのバターサンド・・・食べたい・・・
そんな感じでお店のお母さんと楽しくお話をし、酒器に見とれて、最後はマルセイのバターサンドを思い出しよだれを垂らしそうになり、お店を後にしました。
楽しかったなぁ~
この日、色々買ったんだけどね、まずはコレね。
これ何かわかりますか
これね、箸置きなのよ~。
丹波だから「黒豆」ねっ。かわいいわぁ~
そして仲良くなったお母さんの手作りの箸置きも、もちろん買いましたよ。
そしてお目当ての酒器。
渋いわぁ~
とくにこの「おちょこ」ね。
土器みたいな素朴な「おちょこ」
これで熱燗飲んだら最高やわぁ~っと家に帰ってからも幸せ気分満開の火曜日の出来事でした。
山に囲まれて、とっても景色のいいところだったので、よかったら一度いってみてくださいね~
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