こんにちは。
今日は3月11日。
あの東日本大震災から1年が経ちました。
昨日のブログにも書いたのですが、もう1年なのかという思いと、まだ1年なのか・・・という思いで複雑な心境ですが、被災地の方からすればこの1年が何年も、何十年と長く感じられた事と思います。
改めて亡くなられた方に哀悼の意を表し、被災された方にお見舞い申しあげます。
テレビでもずっと東日本大震災の当時の映像が流れ、今でも目を背けたくなる光景ですが、そのあとの被災地の方の血のにじむような努力の結果、復興されつつあるようです。
当時の自分が書いたブログを読み返して、鮮明に当時の事を思い出しました。
阪神淡路大震災の時は私は大阪に住んでいたのですが、それでも全身が凍りつくような揺れで、しかも馴染み深い神戸の町が火に包まれていく映像をテレビで見て、涙も出ないほどのショックを受け、被災した友人を家に泊めてあげたり、そういう経験をしていたので、東日本大震災のショックも私自身は大きかったです。
ブログはずっと毎日続けていたものの、震災後はどうしたらいいか?書くべきか書かざるべきか悩み、結果、自分で出来る事を考えてブログを書き続けていました。
でも毎回なぜか「ブログを公開」というボタンを押す瞬間は手が震えていましたね。
あれからもう1年が経ちました。
いまだに避難生活をされているかた34万人。そのほとんどの方は帰郷の目処がたっていない状況で、しかもいまだに地震もあり精神的なストレスが計り知れないものだと思います。
又大切な方を亡くし、1年経って思い出し悲しみも深くなっていらっしゃる方も多いと思います。
時には恐ろしい事をする自然ですが、やはり人の心を癒すのも自然だと思います。
今日、私が出来る事は、そんな数多くの私が撮った写真で少しでも心が休まればと思い、美しくたくましい自然の風景写真をまとめました。
数が多いですが、見てくださいね。
自然の写真は何かを語りかけてくれます。少しでもそれが伝わり少しでも癒しの風がふけば私はうれしいです。
空。
時にはおどろおどろしい姿の空。
でも本当の空は青くて美しいんです。
大きな青い空に色んな形の雲。
入道雲やうろこ雲。空を見ていると心が洗い流されるようです。
夜になれば、空は暗くなるけれど、今度は美しい月があたりを照らします。
去年の中秋の名月。美しかったですね。
太陽があるからたくさんの植物も育ちます。
そして美味しい野菜を育ててくれます。
そしてこの太陽の恵みで、スクスクと育つ植物。
寒い冬を乗り越えて、蕾のうえに積もった雪があっても・・・
決まった季節にちゃんと花を咲かせる「小梅」
梅の花言葉は「忍耐」「高潔」「上品」
震災直後にブログに載せたパンジーの花。
このパンジーの花は、ある読者さんの大切な方が大好きだった花でした。
その大好きだった花を見て、涙して、でも見られてよかったというコメントは今でも覚えています。
パンジーの花言葉は「心の平和」
この花も震災直後にブログに載せた花です。
ガーベラ。
花言葉は「希望」「常に前進」「忍耐強さ」
寒い冬の間は土の中でじーっと耐えて、春になれば固い土を押しのけて芽を出す水仙。
らっぱ水仙の花言葉は「尊敬」「心遣い」
美しい神秘的なこの花は「あけび」の花。
形も色も本当に美しく、時間を忘れて見とれてしまいそうな花です。
花言葉は「才能」「唯一の恋」
これを見つけたら、本当の春が来たという感じですね。
つくし。
つくしは、スギナの胞子茎なのですが、このスギナはものすごく強い植物で、除草剤をかけてもなかなか枯れないくらい強いんですよ。
手で抜いても長い地下茎を伸ばして繁殖するので、スギナは本当に強い植物です。
つくしの花言葉は「向上心」「努力」
4月になれば鈴なりのアセビの花。そして赤い新芽が出てきます。
小さな可愛い花の集合体。
1つ1つがベルのようで可愛いですね。
アセビの花言葉は「2人で旅をしよう」「純粋な心」
こちらも4月末に咲いていた花。
山つつじ。
まだ4月なので山は緑色ではないけれど、このピンクのつつじが山の中に咲いていて春真っ盛りという感じがします。
この花を見ると、もうすぐゴールデンウィークで、夏野菜の苗を植える季節だと実感します。
山つつじの花言葉は「燃える思い」
この頃、もみじの新芽も出始めます。
まだ赤ちゃんのように小さな手をぎゅっと握りしめているような感じですが・・・
我が家の紅葉の木は年に2回真っ赤に色づきます。
何度見ても美しい風景です。
もみじの花言葉は「大切な思い出」
そして5月になり、こんな美しい花が顔を見せてくれます。
レンゲソウ(ゲンゲ)
レンゲソウはスイートピーのような形の花の集合体。
まん丸の花を良く見ると、小さな花がいくつもついています。
子供の頃は花の蜜を舐めたりしていました。甘かったです。
レンゲソウの花言葉は「心が和らぐ」「私の苦しみを和らげる」
そして6月になればこんな花も咲いています。
花には見えないけどね~
これは「栗」の花。
ビローンとしているのが花の部分です。
これが成長すると・・・
イソギンチャクみたいですが、一応栗らしくなってきます。
栗の花言葉は「満足」
そして真夏になれば、こんな元気な花が咲きます。
オニユリの花。
オニユリの球根は、馴染み深い「ゆりね」ですよ。茶碗蒸しなどに入ってるゆりね。
このオニユリの花言葉は「威厳」「富と誇り」
オニユリは遠くから見ても目に付くくらい大きなインパクトのある花だけど、これはよくよく見ないと見えないくらい小さな小さな花。
稲の花です。
稲の果実がお米だから、一応花もあるんですよ。
米粒のところに小さな白い花がついています。
そして9月になれば緑から黄金色に変わります。
稲の花言葉は「神聖」
お米の収穫が終わり、秋になるとこんな花が顔を見せてくれます。
ひいらぎの花。
ひいらぎは古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられていたから、庭木に使われてきたんです。
節分の時にいわしの頭をヒイラギの枝に刺して飾り、悪鬼を払う風習もあります。
ひいらぎの花言葉は「先見の明」「歓迎」
この花可愛いでしょう。
馴染み深い花なんですよ。
これはお茶の花です。
茶の木の花。
以前までは「寒椿」だと思い込んでいたのですが、読者さんに「茶の木ですよ~」っと教えてもらいました。
茶の木の花言葉は「追憶」「純愛」
このお姫様のような花は「乙女椿」
乙女椿ってぴったりの名前ですよね。
椿の花言葉は「理想の愛」「謙遜」
そして今が花満開の「ロウバイ」
少し透明の花びらから空がうっすら写っているのを見ると、いつもこんな美しい花があるんだな・・・っと感動します。
ロウバイの花言葉は「やさしい心」「先導」「先見」
野に咲く花も綺麗だけど、野菜の花だって負けてませんよ~
元気が出そうな花といえば、この花。
オクラの花です。
南国を思わせるような花でしょう。ハイビスカスと同じアオイ科の花なんですよ。
野菜の花だってちゃんと花言葉があるんですよ。
オクラの花言葉は「恋によって身が細る」
何で身が細るんだろう
大きくて美しい花が咲いたあとの実が先が細くなっているからかな
この可愛い花は、常備野菜の代表格の花です。
ジャガイモの花。
あのゴツゴツしたジャガイモからは想像も出来ないような可愛い可憐な花なんです。
ジャガイモの花言葉は「慈善」「自愛」「情け深い」
こちらはトマトの花なんですが、トマトもジャガイモも同じナス科の花。
全然違う野菜のようですが、同じ科なんですよ。
なので花もよく似ています。
青い空と元気なトマトの花。
夏って美しいという感じですね。
トマトの花言葉は「感謝」「完成美」
そしてコレがナスの花。
京野菜の賀茂茄子の花です。
「親の小言と茄子の花は千に一つの無駄もない」というほどナスは花が咲けば必ず実がつく確立が高い野菜なんです。
次は見ているだけで元気がでそうな大きな黄色い花。
カボチャの花です。
これは京野菜の「鹿ケ谷カボチャ」の花。
黄色い花はなんだか元気がでる感じですね。
カボチャの花言葉は「広大」です。
次はカボチャと同じ「ウリ科」の野菜のキュウリの花。
カボチャの花とそっくりでしょう。
この花に会えるのはあと3ヵ月後の6月。
早くこの可愛い花を今年も見てみたいです。
きゅうりの花言葉は「洒落」??
洒落ねぇ~。
洒落とは「物事にこだわらず、さっぱりしているさま」という意味だけど、よくよく考えると、きゅうりってそんな感じですね。
キュウリに性格があるとすれば、あっさりしていて細かい事にはこだわらない性格のような気がします。
こちらも同じくウリ科の野菜。去年、そして一生忘れられないゴーヤです。
可愛い花と小さな実をつけていますが、去年の大きな台風で無茶苦茶になって、もう復活はないと思っていたゴーヤなんですよ。
無残な姿になってしまったゴーヤの小さな苗だったのですが、必死に立っているような気がして、丁寧に掘り起こして植えなおしたんです。
たぶん根が傷んでいるだろうし、葉もボロボロになってうまく光合成も出来ないから、途中で枯れてしまうかなと思ったのですが・・・
1株のゴーヤの苗から取れた量はおそらく過去最高だったと思います。
あの状態から私の背を超えて高く大きくなり、たくさんの実をつけてくれました。
ゴーヤの花言葉は「強壮」
元気で強いゴーヤにぴったりの花言葉です。
そして、強くたくましい野菜には多くの昆虫が集まります。
必死でキュウリの花の蜜を集めるミツバチ。
コマツナ畑で仲良くもないのに、一緒に日向ぼっこするカエルとトンボ
そしてもうすぐ春。
日本全国が柔らかくやさしい春に包まれる季節がやってきます。
様々な鳥たちが色んな場所で鳴く季節ですね。
自然は時には猛威をふるうけど、本当の自然の姿は癒しと勇気を与えてくれる物だと思います。
先ほどのゴーヤも、冬の間じっと耐えて春になれば固い地面を押し上げて出てくる新しい命も、見ているだけで、私も頑張らねばっ!って思います。
そして自らが瀕死の状態で、でも自分に負けず生き抜いたこの子も応援していますよ。
みーちゃんに続いて2代目応援団長です。
一番大事なことは、この東日本大震災を風化させないこと。
今はTVで特番などやっていますが、又そのような放映が少なくなったとしても絶対に忘れてはいけないと思います。
そして、昨年の東日本大震災で被害にあわれた方が、強い心を持って困難に立ち向かっている姿を見て、たくさんの勇気と負けない心を頂きました。
私もこういう仕事をしていると、色々自分に負けそうになる時もあるけれど、強くたくましく元気に明るく生きていかなければいけないと思いました。
そしてそんな自分でいようと自分と約束しました。
最後の花言葉はシロツメクサ「約束」です。
これから春になり、どんどん美しい風景、美しい花、かわいい虫達が出てきます。
多くの方に写真を通して癒しを与えて続けていきたいと思います。
KEIKO
忙しいときは、コメントの返信をお休みさせていただく場合があります。その際、今までご紹介したレシピに関するご質問に関しては、出来る限りコメントをいただいた方のサイトへ出向き返信させていただいていますが、サイトをお持ちでない方はブログでお返事させていただきます。よろしくお願いいたします。
あと過去にご紹介させていただいたレシピに関する事以外のご質問には基本的にお答えしておりませんのでご了承くださいませ
新連載:3月9日更新しました