こんにちは~うへ


昨日長旅から帰ってきて、ぐっすり寝て、洗濯物や買ったものの後片付けも終わり気分すっきりです音符


やはり充実した旅をすると、たとえハードスケジュールだったとしても心がリフレッシュされて疲れが全く残らないようです。




では、今日は昨日の続きね。


旅の1日目は、長野県の七福神めぐりをし、善光寺へ行きました。

そのあと、友人のWさんと合流する所から始まります。


Wさんは長野県信濃町に住んでいます。

信濃町は長野県の北部にある自然豊かな町。

新潟県に近い場所にあるんです。



数年前に大阪から移住され今は田舎暮らしを満喫されています。


まずは長野市内から待ち合わせの道の駅へ車を走らせました。


長野市内から1時間もかからない場所なんだけど、雪が全く積もっていない市内とは全然違う景色で雪がどんどん多くなってきます。

同じ長野県とは思えない感じです。


そして合流し、Wさんの車について走りました。


雪には多少慣れているとはいえ、こんなに積もっているのは初めてだったので、怖い怖い~汗


Farmer's KEIKO 農家の台所


どんどん雪が深くなってきました。


まるで別の世界へタイムスリップしたようですね~。


そしてWさんの家の近くに車を置いて、車1台である場所へ向いました。


Farmer's KEIKO 農家の台所


これはね、温泉なんですよ。


長旅で疲れていて体も冷えているだろうからという事で連れてきてくれたんでしょうね。


ここは露天風呂もない、本当に普通の銭湯のような温泉。

観光客が来る事のない町民が利用するような温泉です。


こんな場所へは知人がいなければ来る事もないので、なんだか得をしたような気分でした。


しかもこの温泉、『源泉掛け流し』なんですよ音符


Farmer's KEIKO 農家の台所

温泉の駐車場に車を止め、滑ってこけないよう気をつけながら奥さんに付いていきました。


温泉の湯はとても柔らかくて、浴槽に使った瞬間、天国に行ったような幸せな感じでした。もう最高でしたよ~音符


こんな素晴らしい温泉が、住民なら回数券で250円。他にも温泉があって年間パスポートで5000円で入れる所もあるんですって。
1年間温泉に毎日入っても5000円。

すごい贅沢だねぇ~。


そして疲れた体を温泉で癒し、いよいよ家へ向います。


車を家の近くにある管理棟に止め、そこから20分歩くんです。


雪がないときは家の前まで車で行けるんだけど、雪が降ったら歩かないといけないんです。


Wさんの家に行くに当たって、3つの注意事項がありました。


①必ず長靴を履いてくる事。長靴は雪が上から入らないように上の部分がキュッと閉まるタイプがいい。


②必ず荷物はリュックサックに詰め両手を開けておくこと。


③ズボンは防水のズボンをはいてくること。




どんなところに家があるんだろう??

想像もできなかったので、かなり覚悟はしていたのですが、なかなか楽しいものでした。


まずは生まれて始めての「かんじき」を履きました、っというか子供のように履かせて貰いました。これで紐を括ったら完成です。


Farmer's KEIKO 農家の台所

私は昔風の「かんじき」。主人は今風の「かんじき」


Farmer's KEIKO 農家の台所


そして雪道を歩きます。


Farmer's KEIKO 農家の台所


この写真は翌日の朝に撮った写真なので明るいですが、実際は夕方だったのでもっと暗かったんです。

初めて歩くので写真を撮っている余裕もなく必死でした。


でも街灯が雪を照らしてかなり幻想的でした。


Farmer's KEIKO 農家の台所


かんじきを履いていても、何度も足がズボッっと雪の中にひざまで入り、私の後ろを歩いていた主人は私の空けた穴ぼこだらけの雪道を迷惑そうに歩いていました(笑)


ここは雪が2メートル近く積もっているからね。

たまに腰まで雪にズボッと入る事もあるようです。


あちこちに別荘のような家がたくさんあり、雪下ろしをしていない家の屋根にはびっくりするほど雪が積もっていました。


Farmer's KEIKO 農家の台所


なんだか古民家のわらぶき屋根みたいになっています。

この雪の重みで屋根が潰れないのかなぁ~って心配になるほどです。


そして初めての体験に感動しながら歩くこと20分。

やっと家が見えてきました。


Farmer's KEIKO 農家の台所


なんだかおとぎ話の世界に入り込んだみたいです。


さすがの「源泉掛け流し」の湯。

これだけ寒い中を歩いていても湯冷めもせず体はポカポカでした。


Farmer's KEIKO 農家の台所


素敵な家で大興奮。中は広いし暖かいんです。


暖炉があるから、1日中暖かいんです。


Farmer's KEIKO 農家の台所

うらやましいなぁ~。


この暖炉でシチューとかポトフを作るんですって。


そして私たちは離れの掘りごたつに雪見障子もある素敵なお部屋に案内され、高級旅館に泊まっているような感じでした。


そしてお楽しみの夕食パーティ音符


自分で料理をするときは、当たり前なんだけど何を作るかわかるでしょう。

でも作ってもらう場合は、何が出てくるかわからないのでもうワクワクし通しでした。


それにWさんはご主人も奥さんも料理がとっても上手。

しかもいつも私が食べた事のないものを作ってくれるんです。


さて今回は何を作ってくれたのでしょううへ


まずは笹寿司。


Farmer's KEIKO 農家の台所


この地方にあるクマ笹の葉の上に一口大の寿司飯を乗せ、その上に鳥そぼろ、ミョウガの梅酢漬け、昆布の佃煮などが乗っている長野県・新潟県の郷土料理です。


このクマ笹は夏前に収穫して冷凍しておいたそうです。


Wさんは何でも上手に保存して無駄なく使う名人なんです。


これが、お酒を飲みながら片手でヒョイと取って食べるのに丁度いい感じなんですよ~


Farmer's KEIKO 農家の台所


お花のようでしょう。


奥さんがどうしても私にコレを食べさせたかったんだって言ってました。

もう気にいって自分でも作りたいんだけど「クマ笹」はないから、「バラン」か何かで代用できないかなぁ~、なんてもう自分で作る気満々になってましたにこ


そして次はコレね。これも初めて食べたわぁ~


Farmer's KEIKO 農家の台所


これはご主人作ね。

周りの野菜はホウレンソウ。そして真ん中は何かわかりますか?


これはね『豚の皮』なんですよ。

わざわざネットで豚の皮を注文して買うんですって。


これが八角の味が利いていて、ものすごく美味しくて、たぶん私1人で3分の1は食べたんじゃないかな~。コラーゲンたっぷりです。


豚の皮をネットで注文して料理するなんて、思いもつかない事で、さすがだなぁ~って感激し通しでした。


他には美味しいお漬物や梅風味のゴボウの煮物など、ビールが進むご馳走がいっぱいでした。


そしていよいよメインのお鍋です音符


Farmer's KEIKO 農家の台所


これは「鴨鍋」


鴨と白ねぎだけなんだけど、コレが又すごい味をしているんですよ。


旨みがぎっしり、鴨の最高の油が出てなんともいえない味わったことのない旨みなんです。


鴨は鍋にすると固くなるときが多いんだけど、この鴨は柔らかい。


よくよく聞けば、この鴨はフランス産の鴨だそうで、気にいってネットで注文されているようです。


やはり美味しいものをよく知っているんですね。


スーパーに売ってないものをネットで注文する。

しかも味もちゃんと知っている。なかなか出来そうで出来ないことですね。


そんな感じで最後は鴨鍋を食べながらビールから日本酒へチェンジして楽しく飲み明かし、暖かい部屋でぐっすり眠りました。




これが私の旅1日目の出来事です。


内容が濃いでしょう。なので私の旅レポは1回や2回で書ききれないので、続きは又明日ねうへ

明日はもっと素敵な景色が見れますよ音符







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