こんにちは~
干し柿つくりのまとめです。良かったら参考にしてみてくださいね。
■干し柿の作り方■
干し柿は渋柿を使います。
干し柿は紐で括って吊るすでしょ。だから軸をT字型に残して切るんですよ。
1つの枝に2つの実がついている場合は仲良く枝をはんぶんこ。
ヘタを取り皮を剥いて、殺菌の為に沸騰させたお湯にさっとくぐらせます。10秒くらいでOK
「熱湯で消毒」これが最初のポイントです。
中には熱湯消毒をしないで、焼酎で消毒する方もいらっしゃいましたが、ご近所の農家さんのほとんどは熱湯消毒をされています。
1本の渋柿の木の中にもね、甘い柿が混ざっているんですよ。
皮をむいたときにどす黒い色が甘い柿で、鮮やかな山吹色が渋柿なんです。
下の写真でも右上の黒っぽい柿があるでしょう。これは渋くないんです。
甘い柿を干し柿にするとさらに色が黒い干し柿になり、歯ごたえがある感じです。渋柿を干し柿にすると中も綺麗なオレンジ色でトロリとして柔らかいです。
私は皮を剥いてからしか渋柿か、甘い柿か判断できないんですけど、昔からずっと干し柿を作っている農家さんはぱっと見ただけで、判断できるんですよね。
中には半甘というのがあって、1個の柿で上半分が渋くて下半分が甘いのもあるんです。皮を剥いていて甘がきがあればつまみ食いをしています(笑)
で、話は戻って、熱湯で消毒してから、粗熱をとって干します。
紐はねビニール紐のほうがかびにくいのでいいと教えてもらいました。
2つ目のポイントは『紐はビニール紐を使う』です。
T字に切った軸を引っ掛けるように括り日当たりもよく、風通しの良い場所に干します。
柿を紐で括る時は、柿と柿がくっ付かないようにすること。これは3つ目のポイントです。
柿と柿がくっ付いているとカビが生えやすくなります。
干し柿つくりはカビとの戦い。
寒い冬だと粉が自然と吹いて最高の干し柿が出来るんだけど、暖冬だとカビが生えやすいですね。
毎年作っている人でもカビが生えて失敗する年もあるようです。
出来る限りカビが生えにくいようにするために、気温が下がった頃に干し柿を作ります。
私が住んでいる地域では11月中旬を過ぎになると一斉にあちらこちらの家の軒下にすだれのように干し柿が吊るされています。
冬の風物詩ですね。
そして柿を吊るしてから約2週間~1ヶ月、お好みの固さになるまで干して完成するんだけど、途中で一度柿を揉みます。モミモミマッサージね。
そうすると繊維が崩れて柔らかい干し柿になります。
これからドーンと寒くなるので干し柿つくりにはいい季節ですね。
頑張って皮を剥いて、12月にほっこりコタツで食べられるよう、作ってくださいね。
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