こんにちは~
昨日は、やっとやっと、父と母のお好み焼きの実習をし、成功いたしました
正確に言うと、実家のお好み焼きの美味しさを100点とすれば、私の作ったお好み焼きは75点くらいですが・・。
やはり鉄板の威力はすごいと実感しました。
私はホットプレートで作ったのですが、残念ながら鉄板にはかないません
でも味見役の主人が、今まで私が作ったお好み焼きの中で一番美味しいし、実家の味にそっくりだと言ってもらえたので、やっとご紹介できるようになりました。
このお好み焼きは、私が産まれて初めて食べたお好み焼きです。40年ほど前に鉄板を丸く切ったものを入手した、まだ若かった父と母が何を作ろうかと考え、お好み焼きを作ろうという事になったそうです。
そして2人で試行錯誤して、色々具材や、混ぜ方など考えてこの味になりました。母が具材を切り、父が生地を作り、母が焼く。
子供の頃からずっとそんな姿を見てきました。いつか同じようなお好み焼きを作りたいなぁ・・・って思ってたんです。
まだまだ本家にはかなわないので、実習を重ねてもっと近づきたいと思います。もしかしたら今後、改良版が出るかもしれませんが・・・。
ではご紹介しますね
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実家秘伝のお好み焼き
【材料】 16枚分 (直径13センチ程度)
昭和天ぷら粉・・・220g
卵・・・4個
だしの素・・・5g
塩・・・小さじ2分の1
水・・・120cc
【A】
キャベツ・・・1個(1キロ~1.3キロ程度)(芯も含めてみじん切りにし洗ってよく水切りする)
*冬キャベツの量は1個ですが、重さにして最低1キロは使ってくださいね。多少多くても大丈夫です
イカ・・・200g(2センチの長さに切って細切り)
ちくわ・・・3本(縦半分に切ってから薄く切る)
紅ショウガ・・・50g(みじん切り)
長芋・・・70g(皮を剥いてすりおろしておく)
天かす・・・100cc
【B】
豚バラ薄切り肉・・・300g(13センチ程度に切っておく)
サクラエビ・・・適量
青ネギ・・・50g(小口切り)
【C】
おたふくお好み焼きソース・・・適量
かつおぶし又は削り節・・・適量
青のり・・・適量
【D】
マヨネーズ・・・適量
からし・・・適量
■材料の説明■
・キャベツは冬キャベツを使ってくださいね。一般的に扁平な形の普通のキャベツです。丸い春に出回る春キャベツは葉が柔らかいので、このお好み焼きには適していません。
・粉は昭和の天ぷら粉をいつも使っています。
・ソースは色々使ったことがありますが、やはり「おたふくお好み焼きソース」が一番美味しいです
・豚肉は必ず豚ばら肉を使ってくださいね。豚ばら肉から出る油で生地を焼くととても美味しくなるんです。
・イカは、ゲソとかミミの部分だけでもOKです。
【作り方】
①キャベツは芯もみじん切りにして使います。みじん切りにしてさっと水で洗いよく水切りします。(ザルに入れて1時間程度)
父曰く、キャベツの芯が美味しいとの事。でも芯は固いのでさらに細かいみじん切りにしてね。
②その他の具材は上記【材料】に書いている通り下処理してくださいね。
③刻んだキャベツに塩とだしの素を入れ全体をよくかき混ぜます。
私は大きなボールがなかったので、大きな鍋を使いましたが、本当はボールの方が混ぜやすいんです。
コレが実家の巨大なボール。キャベツ2キロを使って生地を作ってます。
④次に【A】と天ぷら粉と水の半分の量を入れ混ぜます。混ぜ方は底から大きくかき混ぜ、キャベツを切るように混ぜます。
POINT 混ぜ方が最大のPOINTです。いかに少ない水でキャベツの水分を出しながら生地を作れるか、ここが大事なんです。
混ぜかたはまず底から大きくかき混ぜて、木べらでキャベツの上からザクザクと切るようにし、又底から大きく空気を入れるようにかき混ぜて、上からザクザクと切る。この繰り返しです。
⑤これを5分程度繰り返すと徐々にキャベツから水分が出てきます。
⑥次に残りの粉と水を入れさらに5分切るように混ぜます。
合計10分混ぜると、水はたったの120ccしか使っていないのにキャベツから水分が出てねっとりしてきます。
これで生地の完成です。
⑦焼く直前に卵を入れます。生地の4分の1の量をボールに入れ卵1個を割りいれ軽く混ぜます。軽く混ぜるだけだよ。白身や黄身が完全に混ざらず残っているくらいがちょうどいいです。
生地4分の1で卵1個使います。生地4分の1で4枚のお好み焼きを焼きます。
⑧では焼いていきましょう。ホットプレートを200度に熱し、薄く油を敷いて、生地の4分の1の量で4枚焼きます。
POINT ホットプレートの面積の半分くらいの場所を使って焼きます。一度にたくさん焼こうとするとホットプレートの温度が急に下がって美味しく焼けないんです。
⑨生地の上に【B】をのせます。サクラエビ、青ネギをのせて、一番上に豚ばら肉です。
⑩生地の側面が乾いてきたらひっくり返します。豚バラの油が出て美味しく焼けますよ。軽くヘラで抑えてください。軽くね。
ひっくり返すと豚バラから油が出て、その油で焼くので美味しくなるんですよ。
⑪生地が固くなったら完成です。ソースを塗って、青のりと削り節をかけてどうぞ。
【D】のからしマヨネーズを付けて食べるとさらに美味しいよ!
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携帯から見られる場合は、反映するまで数日程度かかる場合があります。
ひつこいようですが、生地の混ぜ方が最大のPOINTです。
父が混ぜている写真を里帰りした時に撮ったので、それで復習~
底から大きくかき混ぜます。空気を入れるようにね。
そしてキャベツの上から木べらで(父は木製のしゃもじ)切るようにザクザクと叩くようにします。
この繰り返しです。結構大変な作業だけど頑張ってね。
あと、このお好み焼きは冷凍できます。
これは里帰りした時に、いつも持って帰るお好み焼き。
まだ温かいので箱に入ってますが、このまま持ち帰って、1まいずつラップに包んで冷凍しておくんです。
そして食べるときは、レンジで解凍して、フライパンに薄く油を敷いて弱火でじっくり両面を焼くんです。じっくり焼くと美味しいんですよ。
なぜだかわからないんだけど、私は作りたてのお好み焼きよりも、この冷凍してから再度焼いたお好み焼きの方が好きなんです。生地がさらにトロリとなってるんですよね~
それと昨日はこんなお好み焼きも作りましたよ。
ネギがたっぷりの「ネギ焼き」と・・・
牡蠣をのせた「カキオコ」
今回最初から最後まで自分で作ってみて、結構重労働でした。
キャベツを刻むのも大変、、重い生地を混ぜるのも大変。
だけど、いつも2キロものキャベツを使って、私が持ち帰る分のお好み焼きまで作ってくれた両親に感謝です
出来るだけ、同じように作ってほしいので、かなり詳しく説明しました。
同じように作ってもらえて、「美味しい」と言ってもらえたら、父も母も喜ぶと思います。
ぜひ私の実家秘伝のお好み焼き作ってみてくださいね
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