こんにちは~
3月1日から岐阜県の南部、美濃地方へ行ってきました。
先日天神さんで買った、花台に置く、「壷」をどうしても買いたくて・・・
最初は岡山の備前焼を買いに行こうと思ったんだけど、一度行ったことがあるし、一度も行っていない場所を探してて、岐阜県の美濃焼を見つけたんです。
名前は聞い事はあったけど、どんな焼き物かも知らなかったので、ネットで調べると、美濃焼って国内陶磁器シェアは半分以上。しかも陶器を見てみると私が好きな素朴な陶器もあるし、行ってみよう!っという事になりました。
私も練習の為、運転をするので私の小さな車で行くことに決定。
私の車には、安~いカーナビがついています。
2万円ちょっとの安いタイプなんだけど、コレで十分。
このカーナビって外して家に持ってこれるんです。取り外し自由だから他の車にもつけられます。
なので、見知らぬ場所へ旅をする場合は、行きたい場所をすべてカーナビに入力します。
そして全体地図を見ると・・・
こんな感じで登録先が旗の目印になってるんだけど、この旗がたくさん集中している所に行くんです。
そうすれば効率的に行きたいところに行けるでしょ。
逆に遠く離れていて旗が1本しかない場合は、よほど行きたい場所でなければ断念します。
土地勘がないから、はじめていく場所への旅行はこんな感じで旅のスケジュールを立てます。
そんな感じで、最初へ行ったところは岐阜県南部の『多治見市』
美濃焼の産地として知られている場所です。
岐阜県なんだけど、名古屋まで電車で30分で行けるんだって。
今回は美濃焼をとことん見ようという旅なので最初に行きました。
まず最初に向かったのはココ
多治見美濃焼卸センター
毎年「たじみ茶碗祭り」が開催される所です。
ここは敷地内にたくさんの窯元やショップがあって思う存分陶器を探すことができます。
初めて美濃焼を見た感想。
安いっ!
私も陶器が好きで色んな焼き物を見に行きました。
信楽焼き、備前焼、有田焼、伊万里焼、唐津焼・・・・
今まで見た陶磁器と比べて相当安く、さらにほとんどのお店は値札から30~50%引きでした。
国内生産シェア50%以上だからかな、とにかく安いです。
半端ものなら200円の小皿とか売ってましたよ。
沢山お店があったけど、「(協)窯元チェーン」というお店が特に気に入って色々買いました。6種類のお皿や小鉢を数枚ずつと
これは茶香炉。
上のおちょこみたいな器にお茶を入れて、下にロウソクを置きます。
ロウソクに火をつければいい香りがするんです。
そして白いカワイイ食器は「織部(ORIBE)」さんで買いました
このお店は若い人向きかな?結構現代的なオシャレな食器が多かったです。
ガラス食器もありました。
その後、場所を移動して「多治見創造館」へ行きました。
このお店を入ってすぐ左に一際目立つというか、見ただけで違う陶器屋さんがあり、引き寄せられるように入っていったんだけど、かなり高級。
でも高級なのは納得できるような素敵な陶器ばかりでした。
欲しい壷があったんだけど、値段を見たら一桁違ってたわぁ
でも素敵な陶器で目の保養になりました。
あとは、道の駅、「どんぶり会館」へ行きました。
道の駅なんだけど、陶器がたくさん売ってます。
朝早く行ったんだけど、結構人がいましたよ。
私はめったに柄の入った陶器は買わないんだけど、見た瞬間気に入って買った青い柄物のお皿3種類。
そして梅酒など食前酒にピッタリのグラス
そしてどんぶりも買いました。赤いどんぶり。とても暖かそうな感じで気に入りました。
あとは、旅先で必ず買う箸置き。コレクションしています。
こんな感じで1日半かけて、陶器めぐりを満喫しました。
美濃焼って、信楽焼きみたいに、土感のある素朴な陶器もあれば、有田焼や伊万里焼みたいな柄付きの繊細な陶器もあるし、色々あって楽しいです。
安いのも魅力ですね。
あとデザインも色々あって見ているだけでワクワクしました。
それと「壷」
GETしましたよ~。1日半かけて探した甲斐がありました。
この白い壷。くらい本床の間に置いたら明るくなりそうで気に入りました。
写真ではわかりにくいんだけど、白い所が変わっているんですよね
気に入ったものが見つかってよかったです。
そして次に向かったのは、美濃加茂市。
干し柿が特産品です。堂上蜂屋柿と言って、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康にも献上されたことのある千年の歴史をもつ干し柿なんだって。
すごいねぇ~。他に江戸や昭和の歴史を伝える施設もあるんです。
その美濃加茂市の「太田宿中山堂会館」へ立ち寄りました。
中山道69次の51番目の宿場「太田宿」
目の前には江戸時代に作られた門もありました。
太田宿中山堂会館の敷地内も、なんだかタイムスリップしたような感じです
まだ使える井戸もありました。
丁度お昼だったので、ここで昼食をとることにしました。
野菜が中心のヘルシーランチです。
炊き込みご飯とぶりの照り焼き。大根とにんじんの煮物や菊菜のおひたし。ゴボウのキンピラに、豆の煮ものなど。
どれも優しい味で、ほっとする味でした。本当においしかった
お母さん方が交代で作っているようです。
やはり野菜はいいね、幸せな感じがします。
美味しい食事を堪能して、次に向かったのは「関市」
関市はすごく変わった形をしてるんです。Vの字みたいな感じです。
Vの字型だから、岐阜の中心部にありながら、端は福井県の県境まであるんです。
関市は刃物の産地。
なので刃物会館へ行ってきました。
包丁はヘンケルスを使っているので買うつもりはなかったので、見学だけのつもりでした。
店内は小さくて、ぱっと見ただけではビビッとくるものはなかったんだけど、よくよく見ると、素敵な物が・・・
たぶん、コレ、今回の旅行のお土産BEST3に入るくらい気に入ってます
左はキッチンばさみ。葉先に力が入りやすいような持ち手になってます。
気に入ったのが右のナイフ。
これね、トマト専用のナイフなんです
トマトを薄~く切れるように作られたんだって。
見た瞬間、トマトを薄く薄く切って、ミルフィーユみたいなサラダにしたら美味しいだろうなぁ~っと色々レシピが思い浮かび、買いました。
いいもの見つけてラッキーでした
宿泊は1日目は多治見駅近辺に、2日目は岐阜駅近辺に泊まりました。
夕食は地元の人に人気がある普通の居酒屋に行くのが好きなんです。
ホテルの人に聞いて色々行きました。
でも小心者の私は、居酒屋で料理の写真を撮る勇気がありません(笑)
なので料理の写真がほとんどなくてごめんなさいね~。
そして最終日は、商売繁盛、家内安全祈願に行ってきました。
有名な「おちょぼさん」
岐阜県 海津市にあります。海津市は岐阜県の南西にあって、ほとんどが海抜ゼロメートル地帯なんだって。
その海津市にある千代保稲荷神社です。日本三大稲荷の1つです
この鳥居をくぐった所で、油揚げとロウソクが売っています。
お店のお母さんの左手には『あげ』。右手には『ロウソク』
1セット30円です。
これを持ってまずは燈明場で火をつけたロウソクを立てて・・
それから拝殿で油揚げを供えて、賽銭を投げてお参りします
とっても小さな小さな神社だけど、、月末から翌1日にかけて「月次祭」という」のがあって、深夜でも大勢の人で賑わうんだって。
そして、お参りが終わって、ここからが本番なのよね~
この千代穂稲荷神社の参道にはたくさんのお店があるんです。
串カツ屋さんや、漬物やさん、乾物に、野菜、川魚の店、ナマズ料理店。
そんなに長い参道ではないけれど、色んなお店があるのでワクワクです
まず最初から名物の串カツを食べようという事で空いている店を探しました。
まだ朝の10時。
朝の10時から串カツ食べるかぁ~(笑)
開店していたのは1軒でした。
玉家さん。
外で立って食べている人も多かったけど、すごく寒い日だったので、中で食べることにしました。
これは串カツ。ソースをかけて食べます。
そしてコレは、串カツの味噌味と、どて串。
値段は驚きの価格だよ~。1本80円。
おでんも80円。
大阪にも串カツあるけどね、大阪の串カツはなぜか牛肉でしょ。
ここのは豚バラを使ってました。
値段とボリュームを比較すると、千代穂神社の方がお得な感じです。
ソースは大阪と比べてあっさりです。
どて串も、味噌味の串カツのあっさり味で、私はソース味の串カツが一番気に入りました。
さすがに朝10時なのでお酒は飲みませんでしたよ~
そしてこのお店には、こんな金ぴかの座敷もあるんです。
貴賓室だって(笑)
素朴な串カツ屋に、貴賓室。なんだか楽しいお店です。
それからぶらぶらと参道を歩きました。
なまず料理専門店
なまずのかば焼きだって。怖い物見たさというか、怖い物食べたさで食べてみたいです
漬物屋さんも沢山ありました。値段もすごく安かったです。
川魚の佃煮屋さんも数件ありました。岐阜県には綺麗な川がたくさんあるから、さぞかし川魚も美味しいんだろうね~
ここはね、「麩」のお店です。色んな麩が売ってました。
野菜も色々売ってましたよ。岐阜県も農業が盛んだからね。
美味しそうです。
そして、コレはどう??
99円のスカート(笑)
そんな楽しい参道を歩いて、コレだけ買いました。
美味しそうなお漬物と・・・
変わった「麩」
カボチャの麩と、人参の麩、そしてケンミンショーで紹介されたあぶら麩。
そんな感じで千代穂稲荷神社を満喫して、次の目的地へ。
関ヶ原の合戦の地。「関ヶ原町」へ行きました。
徳川家康と、石田三成が戦った地で、岐阜県の西の端にあります。
関ヶ原に向かう途中、車の中から見る景色は最高に美しかったです。
どこを走っていても見える真っ白な山。
たぶん、「伊吹山」だと思うんだけど、とてもきれいでした。
本当に山が近い感じです。そんなに高くない小さな山がたくさんあってくっきり綺麗に見えます。私が住んでいる所にも山はあるけれど、まったく違う風景でした。
そしてまず歴史の勉強をする為に、関ヶ原歴史民俗資料館へ行ってきました
ここで関ヶ原の戦いの説明を聞いたり、当時使用した甲冑や火縄銃などを見ました。1人1人の武将の説明を読んでたから、結構長い間滞在していました。
その後、関ヶ原古戦場へ。
石田三成が陣を構えていた場所です
ここに石田光成が陣を構えて見下ろしていたのね~
歴史民俗資料館で予習して来たので、その時の様子が目に浮かぶようでした。でもどうしても石田三成=小栗旬くんになってしまうのよね~(笑)
あとね、この古戦場は少し小さな山道を登るんだけど、その上り口にこんなものがありました
クマ出没注意!だって・・・。去年の9月26日に目撃されましただって・・
怖いので、自由にお使いくださいという「クマ避け鈴」を借りようとしたんだけど、入ってないやんっ!
鈴が無くて、クマが出没するかもという、怖い情報だけインプットされて、上に上がるのが怖かったです(笑)
そして、最後の目的地へ行きました。
「胡麻の郷」 ここも関ヶ原町にあります
ゴマをテーマにした資料館。
ゴマの勉強をしてきました。単純な私は、頭の中で「開けゴマ」スイッチが入り、胡麻レシピをたくさん作ろうって思いました。
ここで買ったのはコレ
金ゴマと、ごま油。
太白ゴマ油は生のゴマからとった油。太香ごま油は炒ったゴマからとった油です。香りを嗅いでみたけどすごいいい香りでしたよ。
そんな感じで、2泊3日の岐阜旅行をしてきたんだけど、もう1つ目的が・・。
スーパーめぐり
岐阜県の色んなスーパーへ行ってきました。4か所くらいかな?
1番の感想は、置いている商品が愛知県とそっくりです。
赤みそも多いし、うどん売り場には「味噌煮こみうどんスープ」はあるし、野菜も岐阜県と愛知県の野菜が中心。
あとね、なぜかかつおぶしのコーナーに「さば節」などが多かったです。
関西ではそんなにたくさん置いてないんだけどね。
味噌煮込みうどんを作るから、濃厚なダシが必要なのかな?
反面、「白醤油」や「白だし」がたくさん売ってました。これにはびっくり。
関西ではこんなに大々的に白だしは売ってないですね。
そしてスーパーのカゴがどこへ行っても店内用と、お会計が済んだ後用のカゴがあって、スーパーの袋も有料でした。小さな違いだけど面白いですね。
スーパーへ行くと、自分が住んでいる所にはない物を買ってしまうんです。
今回かったのはコレ~
コーミー濃い口ソース。
ソースって、とんかつソースとウスターソース。あとはお好み焼きソースや焼きそばソースだけど、「濃い口ソース」って串カツに合いそうなので、買ってみました。
そして白醤油。関西にも売ってるけど、結構高いんだよね・・。
あとは私の大好きなきしめん。
ご当地袋麺
そして、コレは以前名古屋に行ったときに買って、すごく気に入ったんですよね。
つけてみそ かけてみそ
自分でも「おかず味噌」は作るんだけど、この「つけてみそ かけてみそ」は絶妙な味なんです。フライや豆腐、お刺身にもつけることがあります。
こんな感じで、なぜか岐阜へいって、名古屋の物をたくさん買いました(笑)