こんにちは~にこ


一昨日から又またまた、和歌山へ行ってきました(笑)

今年は和歌山ブームねきらきら


冬休みはいつもこんな感じ。どこかへ行きたい!って思ったらいきなり行ってしまう。自由な毎日です。

若かりし頃は、国内より海外の方が興味あったけど、最近では日本の素晴らしい場所をじっくり見たいという風に変わりました。まだまだ知らない所があるからね。


去年は休憩を含めて12時間かけて車で長崎へ行き、熊本、福岡、広島などに行ってきました。その前の年は北海道と韓国と名古屋へ、その前は沖縄へ。

昨年は不作の年だったので今年は自粛して近場をウロウロしています。

野菜の豊作・不作によって、旅行へ行く場所が変わるんだけど、それもまたメリハリがついていいんじゃないかな?って思っています。


で、一昨日から和歌山へ行ったんだけど、第一の目的は

「醤油発祥の地でお気に入りの醤油を買う事」

そして第二の目的、「私のお気に入りのファーマーズマーケットへ行くこと」

第三の目的は「世界遺産 高野山へ行くこと」でした。


まず、醤油発祥の地「湯浅」なんですが、湯浅は和歌山県有田郡にある町で醤油やかんきつ類を生産する町で有名なんです。


Farmer's KEIKO 農家の台所

これは「湯浅町湯浅伝統的建造物群保存地区」。

中世から始まって紀州藩の保護を受けて発展してきた湯浅の醤油醸造。

古めかしい建物が、なんとも言えない懐かしさをかもしだしています。


Farmer's KEIKO 農家の台所


風情ある格子の町屋の正面にはこんな古い道具が、さりげなく飾ってあってそれを見るのも楽しみの1つです。


なんだか懐かしい風景なので記念写真を1枚sei


Farmer's KEIKO 農家の台所


私の住んでいる家に似てて、なんだかホッとする感じです。


まず向かったのは、特産品の「金山寺味噌」屋さんへ


Farmer's KEIKO 農家の台所


太田久助吟製さんの「金山寺味噌」

炒った大豆と大麦の麹に食塩を加えて桶に入れて色々な野菜を刻みこみ、密閉して熟成させて作る、おかず味噌。


このお店は古い伝統を守りつつ、すべて国産の米、麦、瓜、ナス、ショウガ、シソを使っているんです。


野菜につけて食べても美味しいし、温かいご飯の上にのせて食べても美味しいんです。3つ買いました音符


Farmer's KEIKO 農家の台所


そしてお目当てのお醤油屋さんへ。


Farmer's KEIKO 農家の台所

1841年(天保12年)創業の「角長(かどちょう)」さん。

4年ほど前に、和歌山で買ったことがあって、とても気に入っていたんだけど、どこにも売ってないんですよ。どうしてもあの時の醤油を買いたくて、ココまで来たわけです。あとで聞いた話では京都では高島屋さんに売っているとの事でした。保存料、化学調味料も一切使っていない醤油。これに惚れてしまったんですよね~。


でも来てよかった♪

この「角長」さんのお店の近くに昔ながらの醤油づくりの道具などを展示している所があって、見学無料でさらに、実際に醤油を作られている方が醤油の歴史や由来を説明してくれるんです。1人のベテランお母さんが2,30分かけて説明してくださいました。


Farmer's KEIKO 農家の台所

そのお話が面白いというか、興味津々のお話ばかり。

その中で一番印象的だった話。これは「みんなに伝えなければ!!」っと思ってメモしてきました。


薄口しょうゆ・濃い口しょうゆ・たまり醤油の違いの話なんですが、


まず醤油って、「大豆」「小麦」「塩」を原料としているんですが、

「角長」さんの大豆は昔から岡山産の大豆を使っているそうです。塩は岩塩。


大豆は『旨味』、小麦は『香り』。そんな2つの配合の違いで、薄口、濃い口、溜まり醤油になるそうなんです。


薄口醤油は、大豆2:小麦8

濃い口醤油は、大豆5:小麦5

溜まり醤油は、大豆8:小麦2


そして安い醤油ってあるでしょ。あれは食用油を搾り取った残りの大豆を使っているんだって。これを「脱脂加工大豆」と言います。

丸大豆醤油というのは、大豆を丸ごと使っているもの。だからすごい旨味があったんだね~。美味しいはずだ・・。


知ってそうで知らなかったわぁ・・・もっと毎日使う調味料の事ぐらいは、勉強しないといけないなぁって思いました。

ベテランお母さんの興味深いお話のあと、又店内へ戻ってお買いもの。

とってもキラキラした女将さんです。

ステキな風情ある店内なので「写真撮っていいですか?」と尋ねると、快く許可をいただきましたうへ


Farmer's KEIKO 農家の台所


私の買った商品を箱詰めしてくれている女将さん。

そして奥の方が商品棚。商品はコレだけです。本当に昔のお醤油屋さんそのものだね。

奥の暖簾がいい感じですきらきら


Farmer's KEIKO 農家の台所


私のお目当ては、この棚の右下の醤油。

濃い口しょうゆなんだけど、濃くてコクがあって香りがいい醤油です。初めて使ったときは、間違えて「たまり醤油」を買ってしまったのでは?っと思ったくらい濃厚です。


私が今回買ったのはコレ下


Farmer's KEIKO 農家の台所


お目当ての醤油と、「濁り醤」という室町時代の醤油を再現した生醤油。

絞らないで加熱もしない醤油なんです。

味見させてもらって思わず「だし醤油」みたい!って言ってしまったくらい、旨味がすごい醤油でした。使うのが楽しみです。



小さな集落ですが、本当に満喫して、いったん宿へ戻り翌日は世界遺産高野山へ。


高野山へは小学生か中学生の頃に遠足か何かで一度だけ行ったことがあって、でも記憶に残っていないので行ってきました。


Farmer's KEIKO 農家の台所


まず高野山へ行くには、ヘアピンカーブ満載の山道を上がっていきます。

山道は除雪されているので、道路にはほとんど雪は積もっていなかったけど、高野山内は雪が積もってました。私の車のタイヤはスタッドレスなので大丈夫ピース


山道を登りきると、まず最初に目に入る大きな門


Farmer's KEIKO 農家の台所


これが「大門」。高野山の正門でもあり、結界を表すシンボルです。

高さは25Mもあるんですよ。門の両脇には江戸時代に作られた金剛力士を従えています。


そして、奥へ進むと無数のお寺があります。


Farmer's KEIKO 農家の台所


高野山は1200年前、弘法大師(空海)によって開かれた山上の一大霊場。

世界遺産や国宝、重要文化財が多数あります。


タイムスリップしたような感じがします。


Farmer's KEIKO 農家の台所


Farmer's KEIKO 農家の台所


どこを見に行けばいいのかわからず、もっと下調べしてから来たらよかったと反省汗時間もあまりなかったので、1つだけ見に行ってきました。


『金剛峯寺(こんごうぶじ)』

元は文禄2年(1593年)に豊臣秀吉が建立したもの。


Farmer's KEIKO 農家の台所

Farmer's KEIKO 農家の台所


日本最大の石庭2340平米があることで有名なんだけど、残念ながらその美しい石庭は雪が積もって見られませんでした。


Farmer's KEIKO 農家の台所


雪のない季節に来たいんだけど、なかなか農業をしていると難しいですね。

北海道のラベンダー畑も一度は見たいんだけど、農業を引退した後じゃないと無理みたいです。


高野山に行くならじっくり1日とっていかないといけないなぁっと思いました。

今回は下見という事で、次回はゆっくり回りたいと思います。


途中に道の駅があったので行ってみました。

コレを買ったんだけど、何だかわかる?


Farmer's KEIKO 農家の台所


これ、「エノキ」 「本エノキ」です。

エノキってスーパーで売られているものはほとんど光を当てないで栽培しているから白いでしょ。でも本当はこのように茶色なんですよ。

茶色いエノキは食感がいいので見つけたら買うんです。


そしてコレは私も初めてみました。


Farmer's KEIKO 農家の台所

これは「キクイモ(菊芋)」と言います。

知らないものだったので早速色々調べてみました。

菊芋って菊のようなヒマワリのような花をさかせ、1.5M~3Mにもなるんだって。主成分は「イヌリン」。「イヌリン」は血糖値を下げる役目をするんです。

とっても体にいい菊芋なんだけど、お味はどうなんだろう??興味津々です。

料理するのが楽しみだなぁ・・♪



そして最後に行ったのは、日本一のファーマーズマーケット。

昨年の年商はなんと27億円。

和歌山県紀の川市にある、

「JA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場」です。


Farmer's KEIKO 農家の台所


平日なのにいつもながら人が多い。それだけ有名なんだね~。


ここにある買い物用のカート。


Farmer's KEIKO 農家の台所


カゴが3つ載せられます。2つ用もあるんだけど、私はもちろん3つのカートです。

店内の写真はないんだけど、入ってすぐに赤いイチゴがど~んとあって、横にはキウイ。そして奥の壁面は黄色一色。

ポンカン、ミカン、はっさく、レモン。かんきつ類が山盛りに積まれています。


真ん中は野菜。ない野菜はないんじゃないかな?という位に種類が豊富です。

商品が少なくなったらお百姓さん自ら商品補充。

とってもいい顔しておられました。楽しいんでしょうね♪

自分で一生懸命、心を込めて栽培した野菜が売れていくのを自分で見られるんですからね。見ていてちょっとうらやましかったです(笑)


そして私は3つのカゴ満杯に買い物をしましたよ。


買ったもの、ど~んとご紹介します。


Farmer's KEIKO 農家の台所

まず「キウイ」ね。コレ美味しいんです。すごく甘い。なので冬に来たら毎回買うんです。大きいのに6個で250円。安い!


そして


Farmer's KEIKO 農家の台所

レモン。これも毎回買います。レモンはよく使うんです。

ドレッシング代わりに野菜にレモン+塩だけで食べることが多いからね。


そしてお菓子に使おうと思ってコレ


Farmer's KEIKO 農家の台所

はっさく。

ジャムにしようかピールにしようか、まだ迷ってるんです。


そして生のなめこ


Farmer's KEIKO 農家の台所


私も少しだけ「なめこ」を栽培しているんだけど、思わず買ってしまいました。


あとはお漬物。色んな人のお漬物を食べてみたいので、道の駅やファーマーズマーケットへ行けば必ず買うんです。


Farmer's KEIKO 農家の台所


そして、私も農家なのに思わず買ってしまうほど新鮮で美味しそうな野菜。

私は露地栽培で、しかも住んでいる所が寒いので今は白菜と大根、キャベツとネギ、菜の花くらいしか野菜はないんです。

なので野菜も買いました。


Farmer's KEIKO 農家の台所


「長芋」

これは和歌山産ではないけれど、美味しそうだったので購入。


Farmer's KEIKO 農家の台所


もうパッと見ただけで美味しいのがわかるチンゲンサイ。

ちょっと大きめだけど、間違いなく柔らかくて美味しいはずです。


そして春菊。うちの春菊は寒さで溶けてしまいました。

久々に食べたいので購入~


Farmer's KEIKO 農家の台所

そして、見た瞬間、よだれが出そうになったコレ下


Farmer's KEIKO 農家の台所


これは玉ねぎ。完全に成長させないで、小さい状態で収穫したもので「葉玉ねぎ」とも呼ばれています。


さすがに早いよね~和歌山。私の玉ねぎはこのような状態になるにはあと2,3か月かかるわぁ・・・。


待てないので買いました。

これってメチャクチャ美味しいんだよね~ヨダレ

すき焼きに入れたりするんです。葉の部分がシャキシャキしてて最高に美味しくて、お百姓さんは玉ねぎが大きくなる前に食べつくしてしまうと言われてる位に、この葉玉ねぎが好きな人は多いです。


そしてキャベツ。

キャベツは私の畑にもあるんだけど、コレは新キャベツとか春キャベツと呼ばれている葉が柔らかい品種です。

今私の畑にあるキャベツは冬キャベツ。春キャベツの収穫は4月です。


Farmer's KEIKO 農家の台所


ちなみに「やみつきキャベツ 」は冬キャベツの方が美味しいと、じいちゃんが言っておりました。


最後に、コレは忘れたらいけないよね~


Farmer's KEIKO 農家の台所


大量のポンカンハート


今年は当たり年なのかな?どれを食べてもハズレが無くて甘いポンカン。

先日婦人会旅行 へ行ったときに、「もっと買えばよかった・・」っと後悔したので今回はたくさん買いました。


お友達のじいちゃんに持って行こうと思っていますうへ



こんな感じでいっぱい買って、色々見学して楽しい2日間でした。


しばらく料理をしていなかったので、今日は料理をたくさん作ろうと思ってますにこ又色々紹介するので待っててね~バイバイ




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