こんにちは~
お正月三が日終わりましたね。
みなさんはどんなお正月でしたか
私は主人の実家と、私の実家の両方へ行って美味しいものをたらふく食べて
確実に太りました
怖くて体重計に乗れませんっ(笑)
やはり毎日毎日、自分が作る料理しか食べていないので、自分以外の人が料理を作って、食べるのはいいですね。
何が出てくるんだろうっとちょっとワクワクする瞬間が好きです。
料理って本当に人を幸せにするものなんだなと実感しました
話しは変わりますが・・・
去年の年末に名前がわからなくて捜索願いを出して名前が判明した
「キカラスウリ」覚えてますか
この高い場所についてる実をやっと取ったんです。
遠目に見てたら卵位の大きさと思ってたけど、予想外に大きかったです。
そしてこの「キカラスウリ」は「打ち出の小槌」にも喩えられてるんです。
なので興味があって割ってみました。
すごい種の量
この種の形から「打ち出の小槌」と言われているみたいですが、よくわかりません。でも財布に入れておくといいみたいです。
でもヌルヌルが何度洗っても取れないのでまだ財布には入れてないんですよ。
面白い植物を色々発見できて田舎生活は飽きないですね。
では1つ質問~。これはなんでしょう
キカラスウリみたいにぶら下がってます。
逆テルテル坊主。
『雨よ降れ~』と願をかけているわけではありません。
これは高級茶菓の『柚餅子(ゆべし)』なんです。自家製のね。
柚餅子って知ってますか?
柚子の釜に味噌を詰めて、蒸して、干したものです。
江戸時代からある酒の肴で、茶菓にもなります
私が毎年作ってるのは「丸ゆべし」と言って柚子釜を使います。
作るのは面倒だけど、薄く切って使う珍味だし、冷蔵庫で1年もつので毎年5個だけ作ってるんです。
買うとかなり高い茶菓ですよ。ぜひ自家製でどうぞ
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【農家のレシピ】くるみ柚餅子(ゆべし)
【材料】
ゆず・・・3個~5個 小さい柚子なら5個、大きいものなら3個くらいです。 私の柚子は特大5個なので味噌の量は倍量で作りました
くるみ・・・30g
【A】
合わせ味噌・・・200g
砂糖・・・60g
酒・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
【作り方】
①柚子はよく洗って高さ2センチ程度の部分で切り実を取り出します。コレがふたになります。対になってるのでセットにしておきます
柚子釜はフタと下の部分がセットにしておきましょう。上下がバラバラになるとピチッとフタが閉まらなくなりますよ。
②取り出した実から果汁を搾り取っておきます。使う柚子の果汁は大さじ2だけです。
余った果汁は鍋に入れたり「ゆず大根 」で使ってくださいね。
ゆず大根は柚子の皮を入れなくても「酢+柚子果汁」を100%柚子果汁にすれば皮入りと同じような味になります。
③【A】を鍋に入れ弱火でとろみがつくまで煮詰め火を止めます。柚子味噌より固めに煮詰めてくださいね。
④クルミはあらかじめオーブントースターでカリッと焼いて小さく砕いておきます。
⑤練り味噌にゆずの果汁大さじ2とクルミを入れ混ぜておきます。
⑥柚子釜に⑤を8分目ほど入れてフタをしておきます。味噌を入れすぎると蒸した時にあふれ出るので入れすぎないでね。
⑦柚子を蒸し器で30分蒸し冷ましておきます。柚子味噌が吹きこぼれたら綺麗に拭いておきましょう
⑧蒸したゆずを半紙で包み紐で結びます。テルテル坊主みたいです♪
⑨半紙で包んだ柚子を風通しの良い所で1ヶ月以上干して出来上がりです。
出来上がりの柚子です。このままラップに包んで冷蔵庫で保存すれば1年日持ちしますよ。
【農家のレシピ】くるみ柚餅子(ゆべし) by FarmersK
↑レシピのまとめ&印刷はこちらをクリックしてくださいね~☆(クックパッドとリンクしています)
コレは干して1ヶ月のものです。
私は2か月干してもう少し味噌を乾燥させるんです。
お好みで1ヶ月~半年くらい干してくださいね。
皮ごと薄く切って食べます。
酒の肴、茶菓、そしてご飯の上に乗せてお茶漬けに。
おもてなしの一品に最適です
高級茶菓の「柚餅子」。1年に1回5個。作ってみませんか
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました
今日も素敵な1日になりますように
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