Yangon,Myanmar
シュエダゴン・パヤーを後にした私はボージョ・アウンサン・マーケットへと向かった。
ここは地球の歩き方によると結構ビジネスな輩がいてぼって来たり、巧みな日本語や英語で仕事に勤しみ隙あらばボッタ食ってやろうという話が書いてある。
実に楽しみだ。
東南アジア諸国でのこういった土産チックなマーケットで買い物をするのは旅行の醍醐味の一つであろう。
シュエダゴン・パヤーの敷地内にいるタクシーにマーケットまでの値段を聞くと3000チャットと言われる。やはり観光客が多い所から乗ると高い法則である。
ここは歩いて流しのタクシーを捕まえようと考えた。
すぐにタクシーが捕まる。聞くと3000チャットである。
2500チャットにもならない。足元見られているのか、それともこれが普通なのか。
もうどうせ100円の違いであり面倒なので3000で出発。
15分くらいでアウンサン・マーケットに到着。
マーケットを取り囲むようにしてタクシー運転手が客の出待ちを行っていた。
早速中に突入だ。
よくある土産屋の雰囲気である。
しかし個人的に少し驚いたのが宝石屋が多く軒を連ねていた事だ。
ホンモノなのかどうかは分からないが恐らくホンモノであろう。
観光客が結構見たりかったしている。
高額なダイヤや金というよりもサファイヤやルビー、そしてあまり良く聞かない誕生石みたいな石であった。ミャンマーでは結構発掘されるのだろうか。
歩いていると如何にもインド人みたいな野郎に声を掛けられた笑
商売熱心なのはやはりインドの血を引くものか。。
気さくに話しかけこっちに俺の店があるから来いよとでも言うのだろうか。
「どこから来ましたか?」(日本語)
「日本語話してるよ君」
「何を見てるの?」
「別に適当に歩いてるだけ、ナマステー」
「私はミャンマー人です笑」
「顔がインド人だよ笑」
「お爺ちゃんがバングラディシュ人です」
「バングラディシュ人の血が濃いね。バングラディシュと言えばテロあったけど日本人亡くなったの知ってる?」
「はい、知ってます。悲惨な出来事でした」
「じゃあ私は自分で見て回るんでまたね」
「おっす!じゃあまたね!」
何とも呆気ないトーク力。
もっと攻めて来いよ!只々ミャンマー人凄い優しいしフレンドリーの塊。
最近になって私は木彫りが欲しくなる。
昔はそんなもん見ても何も思わなかったが、もう歳なのか木彫りを家の玄関に置きたいなとか思ってしまう。前回はマダガスカルでバボバブの木の木彫り、南アで小さいカバの石像を買った。
ここミャンマーではあらゆる仏像の木彫りや、動物、中には見猿言わ猿聞か猿もあるのだ。
そして木の種類で香木を使ったものがありこれはまぁまぁ高額であった。
欲しくなる。
特に見猿言わ猿聞か猿とか涅槃像とかすごい欲しい。
是非家に飾ってみたい。
歩き疲れて小腹が空いたのでランチしようと思ったがここアウンサン・マーケットには食堂がない。小さな小さな簡易露店がある程度だ。
ここはパイナップルで凌ごう。
次に見に行ったのはTシャツである。
その国のT シャツを買ってその国で着て日本では寝巻きになるいう具合だ。
色んなT シャツが売っていたが私の第一希望と第二希望は売り切れていて第三希望がやっと通ったほどの眼力の持ち主である。値段はまぁまぁ高い6000チャットだ。
だが良くタイとかで売っている100バーツ程度のTシャツに比べると結構素材は良い。
その隣でロシア人が3LのTシャツを5枚くらい買っていたくらい良い素材だと思う。多分。
次に私はミサンガが欲しくなった。
学生時代は各国の国旗色を表すミサンガを買ってプレゼントしたり自分に付けたりしていた。
自分に付ける際は店の人に願いを込めて貰いながら付けて貰っていた。
この習慣はインドからである。
健康、幸せ、平和、家族とかそういう事を口ずさみながら付けるのだ。
早速ここでもミサンガ店を発見。
足に付けるカラフルなミサンガを探すが無かったので店のおばちゃんが速攻で大きめのを作ってくれた。足のミサンガはい入院中に切れたのだ。大体6年くらい付けていたやつだ。
おばちゃんに付けてもらう。言葉が通じないのでおばちゃんに付けてもらいながら自分で唱える。
手首にはミサンガではなく折角なので数珠系を選択。
これは見た瞬間にシンプルで良いなと思ったので購入。
聞けばこの黄色い石はagateというらしい。全く分からないがバラの形に削られていて女性物ということだがそれは問題ない。
ミサンガ500チャット、数珠ブレスレット5000チャットなり。
やはる石は少し高額である。
歩き疲れて時刻は17時程度。
夕食を食べにマーケットを出てとTrip Adviserで調べていたShan Noodle Shopという
大衆食堂へ行った。シャン州の食事を食べれて美味しいという評判の店だ。
マーケットからタクシーでその店の付近へ向かうが、やはり観光客が集まるエリアに待機するタクシーは高い。流しのタクシーを捕まえノーマルプライスになった。
999 Shan Noode Shopに到着。
小さな素朴な店で観光客も多く美味しそうな雰囲気が漂っている。
フライドライスとヌードルスープを頼む。
抜群に美味しい。スープが美味しいな。
フライドライスも味付けや具材も豊富でベチャベチャでなく食べやすい。
かなり満腹になり、お会計をしようとすると6500チャットであったが財布にチャットが300チャットしか無かった。
自分でもビックリで日本円とタイバーツとUS$ならあると女将に言うと
また明日来てくれたら良いわ。
何なんですかミャンマー人の優しさ。
この優しさに甘えてとりあえずお代を払わずすぐに宿に帰りチャットを補充。
その時ドミトリーに戻ると向かいのベッドに日本人女性がクソデカいトランクケースを持って店員とやって来た。32歳くらいかなと思ったら26歳で私より歳下で、彼女は私を大学2回生か3回生かと思ったと言っていた。
喜ばしいのか微妙なところだった。
折角なのでその女性を誘って夜のシュエダゴン・パヤーへ行った。
意外に快くOKしてくれ、着いて間もないのに感謝。
タクシーは夜料金で3000チャット。
腰巻を持って行き、今度はエレベーターがある入り口で降ろされた。
午前中と違う。あのミャンマー人いるかな?時間的には30分過ぎている。
あのミャンマー人には会えなかったがフェイスブックで繋がっているので写真でも送ろう。
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