術後88日目、退院78日目【Mar'12回想編『Spain‐Morocco』1】 | 性腺外胚細胞腫瘍 後腹膜原発 絨毛癌 旅好き 間質性腎炎 てんかん 透析

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●2015年2月 28歳発病 現在30歳 性腺外胚細胞腫瘍
後腹膜原発 多発性肺転移 脳転移
●ケモBEP4とTIP2とTIN2とIrN2&脳放射線24Gy定照射
●ケモ入院10ヶ月と後腹膜リンパ節廓清手術
●2017年2月 覚醒下開頭腫瘍摘出術
●2018年2月 薬剤性間質性腎炎と診断

綴る

以前スペインでの盗難事件に遭った話をさせてもらったが、

今回からはその後のスペインからモロッコへの旅行記を簡単に書きたいと思う。






バルセ⇒グラナダ⇒マラガ⇒アルヘシラス

と陸路(電車)を使って観光した後、

ここスペインとモロッコの海峡である

ジブラルタル海峡を渡るために我々は港町のアルヘシラスへとやってきた。




この町は海を渡ればそこはイスラム圏という事で、

フランス領であったモロッコの影響を強く受けた町だ。

表記はアラビア語も追加され、料理はフランス料理やモロッコ料理、

労働者は7割くらいモロッコ人だ。




とりあえずスペイン最後の食事という事で、

中華料理を食す笑

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その後船の予約をし、まだ時間があるので

モロッコに入国していないがモロッコ料理のクスクスも堪能。







そしてついに船に乗りモロッコ目指してジブラルタル海峡を渡る。

大体90分。アフリカ入りする手段は色々あるがそのうちの1つがこれだ。

(他にはヨルダンからダハブ経由でエジプト入り等がある)

乗客は50人くらいか、思い思いに寛いでいる。

60分経過したぐらいから入国審査が船上で行われた。





普通に行列に並んでいると、

アラブ女性がどんどん前に歩いて行っては戻って来ない。

前方へ目をやると男達が女性を自分の前にどんどん入れている。

アラブの国では、特にモロッコか?レディファーストが異常に浸透している。

それをやっている男達が誇らしげな顔をしている。

もう女性を先に、という空気が出来上がっている。

相方が「モロッコ素敵」とか私の顔を見て言い始めた。。。

とりあえず俺の前へ笑





ようやく窓口が近づいて来たら、俺たちを手招きする入国審査官の野郎が見える。

しかしまだ前には待っている乗客がいる。

我々は笑みを浮かべ前へ行ってみる。


「コラコラ!!お前はまだや!!何しとんねん、後ろ行かんかい!!」

「私だけみたい、先行って待ってるよ~笑」

「なんでやねん!!」



私はまた後ろに戻りアラブ親父野郎に混ざる。

急に男ダラケのむさ苦しさを感じる。








そんなこんなで無事モロッコの大地を踏む。

それから長距離バスで港町タンジェ⇒首都ラバト⇒カサブランカ⇒マラケシュへと

歩を進め、マラケシュの旧市街フナ市場へとやってきた。

完全にアラブの世界が広がる。




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フナ市場の一角



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スーク



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