タケノコの時期がもうすぐ終了です。
大きいものはほとんど出なくなってきました。

今年の1本目は昨年より10日ほど早かったので終わりの時期も少し早いようです。

入れ替わるようにカブの出荷が間もなく始まります。

ナス、トマト、キュウリといった夏野菜の苗も揃い、あとは植えるだけ(天候待ち)となっています。
$こちら東久留米市六仙公園前直売所「農作業日誌」-夏野菜の苗

今年のナスは全部、昨年好評だった水ナスにします。

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さて。

この時期、大根菜(間引いた大根。おろ抜き大根とも言う)を出荷しております。
たちばなやさんに出すと「あっ」と言う間に売れてしまうのですが、直売所だと売れ行きがイマイチ。どうしても売れ残ってしまいます。

「これは食べ方がわからないからなのかなぁ」と思ったので一品紹介します。

最近、鉄鍋ナポリタンがブームらしいので……
ナポリタンに入れてみました。
$こちら東久留米市六仙公園前直売所「農作業日誌」-間引き大根のナポリタン

葉っぱは栄養豊富な緑黄色野菜。根っこは辛みがないので何にでも合いますよ(^-^)
ウチでは浅漬け、炒め物、煮物などなど、余すところなく食べてます。

というわけで、レシピ。

<大根菜のナポリタン>
*材料(4人前)*
タマネギ 中1個、ハムまたはソーセージ 適量、大根菜 1束(500g)、スパゲッティ 2束。

*調味料*
コンソメスープの素 1片、ケチャップ ※、トマトジュース ※、塩・コショウ 少々。
※分量はお好みで。トマトジュースのかわりにトマトピューレを使うと濃厚になります。

☆具を炒めます。
1.タマネギのうち4分の1をみじん切りにしてサラダ油で色が変わるまで炒める。
注:オリーブオイルを使うと味が上品になりすぎるのでサラダ油、またはバターで。
2.大根菜の根の部分を1cm程度の小口切りにして加える。
3.タマネギの残りの4分の1を縦半分のくし切り、ハムまたはソーセージを加えてさらに炒める。ここで軽く塩コショウ。後でケチャップの塩気が加わるので入れすぎないように。タマネギを分けて入れるのは、みじん切りをよく炒めることによって甘みを引き出し、後から残りを加えることによりシャキシャキの食感を残すため。
4.大根菜の茎の部分はみじん切り、葉の部分は3cm程度に刻んで入れる。
5.葉がしんなりしたら火を止める。

☆麺を茹でます。以下、冷めても美味しくなるコツ。
1.ふつうの半分くらいの量の水を沸騰させ、コンソメスープの素を入れる。
2.麺を半分に折って茹でる。
3.茹で汁を大さじ3杯くらい取っておく。
4.袋に書いてある時間より2分くらい長めに茹で、ザルに上げる。

☆麺を具とソースに絡めます。
1.炒めた具に麺を加え、ケチャップ、トマトジュース、先程取り分けた茹で汁をかけ、水気が飛ぶまで炒めて出来上がり♪

主食にもなるし、付け合わせにもなるし、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも!


大根菜だけでなく、カブも同様に栄養豊富な葉っぱまで食べちゃいましょう!(^-^)



日本野菜ソムリエ協会認定 ジュニア野菜ソムリエ
篠宮 昭浩