『私を創るものは私ではないということ』 | 天からのおくりもの

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先日の旭川での理論物理学者 佐治先生の講演で印象に残った言葉です。
『私を創るものは私ではないということ』
その解釈はボールペンを作るものはボールペンではなく、それぞれのパーツが、それが組み合わさってボールペンを作っているということ。
私たちも その例えと同じように私を創るものは私ではなく、私以外のものが私を創っていて、そして私になっていると話してくれました。
なるほど!!その通りだなって思います。
私という個も身体も意識も魂もそれぞれが組み合わさって私になっているんですよね。しかもみ~~んなオリジナルなんですよね^^
それってすごいことだな~って思います。
春休み中の息子たちにシェアしてみたのですが、それぞれの回答がほんと面白い!!

お兄ちゃんは「ボールペンはだれかの想いから出来ているよね。そして、そのボールペンが存在することを証明するには他の何かが必要なんだ。ボールペンだけでは価値が見いだせない。他のものがあるからボールペンの価値が分かる。それは人も一緒だと思うよ。他の人がいるから その人の存在が分かるんだ。一人だと存在も証明することが出来ないって思うよ」って とても哲学的な回答でね。
お兄ちゃんらしいって思う。

それでハルの考えもやはり面白い。
「ボールペンは連鎖を生み出すんだ。無限に拡がっていくよ。例えば一本のボールペンが家の設計図を書くとする。設計図をもとに家が建てられ、その家に人が住み、必要なものが揃えられたりするよね。そうやって連鎖が始まってゆくんだ。人も同じように一人の人から連鎖が始まり無限になってゆくんだと思う」

それぞれの個性を持った答えで どんどんと大人になってゆく頼もしいふたり。
19歳と14歳になるふたり。
母は関心しておりますし、君たちをしあわせに思います^^
ありがとう。