去年の今ごろ、君は全身に広がる痛みに耐えながら、次男を連れてここに来てたんだよね。
君は何も言わなかったけど、多分それが帰省の最後のチャンスだと思ってたんだろうね。
君のお父さん、君のおばさん、君のいとこ、みんなぼくたち家族を歓迎してくれてるよ。
嬉しいよね。特にぼくなんか、何の血の繋がりもないのに、本当に良くしてくれて。
おばさんに「自分の親だと思ってくれていいんだよ」なんて言われて。
昼は子供たちと公園まで遊びに行って、軽い昼飯をいただいた後は木製椅子の組み立てを手伝って。
夕方からはおばさんのところで恒例のバーベキューだよ。次男はKくんのお嫁さんと二人で、つくね作りを手伝ってるよ。