ファルスシアター第19回公演『アウト・オブ・オーダー』両チーム全日程終演致しました。
お越し下さったお客様はもちろん、応援下さった皆様、本当にありがとう御座いました。
今までで一番長かったけど、一番短かった一週間でした(笑)
演出としての参加は4回目。
海外コメディの演出は、今回初めての挑戦でした。
アウト・オブ・オーダーは、約4年(5年?)前に、初めて海外コメディに出演した時の作品です。
いくら出演した事のある作品とは言え、いや出たことのある作品だからこそ、その難しさや大変さは、身を持って理解していたつもりです。
あれから色々な海外作品に、様々な役柄と立場から関わり、培った経験を生かす事が今回の目標でした。
そしてもう一つは、原点回帰。
ファルスシアター独特の日本人に受け入れやすい台本から、一度リセットして直訳版から挑戦してみました。
主宰を除くと、今の私を含めた劇団員達は、原点を知りません。
これはチャンスだと思い、無理を言って原本を取り寄せて頂きました。
演出の都合で、一部カット・変更してしまった部分も御座いますが、原作を読み直して、過去の経験を思い出しながら…アレコレ考えました。
もちろん、演出家としても未熟な部分もあり、全てをお伝え出来なかった部分もあります。
それでも、役者陣やスタッフさんに助けられながら、終演を迎える事が出来ました。
劇団員も、初の合同公演?と言うことで、何だかよく分からない苦労も多々ありましたが、お疲れ様でした。
課題も見えたし、次に生かしたいですね。
いつもの挑戦もしつつの、いつも以上に経験を総動員。
にも相変わらず、今回もこれでもかってくらい経験させて頂きました。
…正直、もうダメだと思いました。
そんな状況下でも諦めなかったスタッフの皆様、必死に場を繋ぎ、袖で台本をめくる役者達を見て、作品や舞台に対する強い思いを感じ、力を頂きました。
何が起こるか分からない…これだから舞台は辞められないんですね。
何はともあれ、お疲れ様でした!
この座組みでホントに良かったです。
ありがとう御座いました!!
チャレンジチーム演出
白土裕也