内痔核にゴム輪結紮療法を施してから約1か月。

痔核は術後2週間ほどで脱落したようで、その後は病院で出された軟膏を朝晩と注入していた。今日、予後を診てもらうために病院に行ったところ、特に問題はないとの事だったので、これで痔の治療は終了となった。めでたし、めでたし。

快気祝いとして一人で焼肉に行ってきた。

 

内痔核が無くなった事により生じた変化を書いてみようと思う。

 

痔が肛門外に出てこなくなった

これは内痔核が消滅したので当然だが、本当に快適。痔が外に飛び出てくるのは、排便後は毎回、それと体調によって自然に出てくる時もあった。痔核が外に出ている時は、感覚で分かる。あの何とも言えない不快な痛み。特に長距離ドライブ中などに痔が出てくる事が多く、信号待ち中にゴソゴソとパンツに手を入れて痔を肛門内に押し戻していた。肛門に触れた以上は指の臭いを嗅がざるをえず、「くっさ~」なんてやっていたっけ。ドライブの楽しみ半減である。同乗者がいれば、そんな事はできないので、長く我慢をしなくてはならない。

排便後はウォシュレットがそのまま使える

飛び出た内痔核に水圧が当たると不快な痛みを感じるため、中に押し戻してからじゃないとウォシュレットを使えなかった。

今では排便後にすぐウォシュレットが使えるので、とても快適。

トイレの回数が減る

排便後に外に出た内痔核を肛門内に押し戻すと、残便感というか便意も復活してしまい、何かスッキリしないような感じがして、またトイレに入るってケースが多かった。これは押し戻された内痔核を腸が便と誤認していたからだと思う。今では朝に一回排便をすれば、その日は夜までスッキリしたまま。

すかしっ屁ができる

肛門のすぐ内側にある内痔核が屁の通り道を邪魔するかのように塞いでおり、すかしっ屁が出来なかった。これは地味に困る。部屋に独りでいる時には、わざと爆音の屁をこいてギャハギャハ笑っていたが、図書館や葬式など、静粛が求めらる場ではTPO的に音を伴う屁は出来ない。その場合、周りに人がいない場所まで移動してからブピィと屁をしていた。内痔核が脱落し、しばらくした後からスゥ~と屁が出来ている事に気付き、不敵な笑みがこぼれた。

 

たかが痔、されど痔といった感じで、上記のように一つ一つは大した支障では無いので放置したままだったけど、内痔核が無くなった事による快適さから、痔が今までどれほどのストレスだったのかを実感した。再発させないように食生活と生活習慣に気を付けていこうと思う。

 

この過疎ブログ、痔をトピックにした記事に対するアクセスだけが非常に多い。それだけ痔で悩んでいる人が多いのだろう。本当かどうか分からないけど、日本人の3人に1人は痔持ちらしい。二足歩行という不自然な体勢で生きている人類にとって、腰痛と痔は宿命みたいなものだと、どこかで読んだ記憶がある。

痔でお困りの皆様、痔なんて珍しいものでも恥ずかしいものでもないので、生活でストレスを感じるほどの痔だったら迷わずに病院で診てもらったほうが良いですよ。痔から解放された後の快適さは、きっと想像以上のものでしょう。