
昨日は小樽での忘年会。
高台にある隠れた料亭
「麓洋」にて食事をしました。
もう冬は中心部から
歩いていくのは
絶対に無理な位置ですね。
雪に覆われた
山奥にポツンとあるお店です。
掛け軸や日本人形の飾られた
和の雰囲気バリバリの個室に通され、
日本酒を飲みつつ
海鮮や特選のA5和牛を頂きました。
熊を使った料理が多いのも
特徴でしたね、
「熊の手」は16万円(笑)。
さすがに頼むのは止めましたが。
高台にあるので、
窓の外からは
小樽を一望できます。
夜景を楽しみつつ頂く、
料理は非常に美味でした。
ただ、その分
商品の単価は高め。
しゃぶしゃぶは一人前が
肉のみだと約9,000円。
出てきた肉の枚数は三枚。
計算するのは
やらしいですが、
肉の一枚が約3,000円。
以前に、
「料理8品に飲み放題をつけて
3,000円でもお客さんが来ない…」
という飲食店の方から
ご相談を受けたことが
あったんですが、
その方からすると
肉一枚が3,000円でも
人が来るってショックですよね(笑)。
ですが、
商品価格って
こんなもんです。
「価格を上げたら
お客さんは来なくなる」
なんて単純なものではありません。
もちろん、
学生がメインターゲットの
「安くてたくさん
食べられるお店」が
単価を上げるみたいのは
話が違いますよ。
それはターゲットと商品が
マッチしないという
別の問題を生んでますから。
何が言いたいかって、
本来は単価を上げていい店なのに
単価を上げられないのが
問題なんです。
単価を上げられない理由として、
「経営者が自分の財布を
基準として単価を決めている」
ということがよくあります。
「自分が客だったら
こんなに高いもの頼めない…」
と思ってしまうから、
単価を上げられないんですよね。
『お金を払うのは顧客』
だということが
見えなくなっているんです。
例えば、
アナタがコンビニで
10円のうまい棒を買おうと思ったら
15円に値上がりしていたとしましょう。
その際に、
「5円高いなら買えないな…」
なんて思いますか?
おそらく5円程度なら
気にもとめないはず。
これが50円になると
気になり始める人がいれば、
5万円でもさして
気にならない人もいます。
お金の価値って
人によって大きく違うんですよ。
商品を「価格」ではなく
「価値」で選ぶ人は、
『価格は上がってもいいから
商品やサービスの質を
もっとあげてほしい』
との欲求を持っています。
自分自身が「価格」で選ぶ人間だと
こんな当たり前のことが
見えなくなってしまうんですね。
商品価格は
自分の価値観ではなく、
お客様の価値観で決まるもの。
ココを勘違いしてしまうと、
せっかく素晴らしい
商品やサービスがあっても
高単価で売ることができず、
正当な利益を
あげることができなくなります。
僕も最初は怖くて
自社のサービスの
単価を上げられなかったんですが、
「価値」で商品を選ぶ人達と
一緒にいる時間が増えた時に
自然と上げることができました。
「世の中には様々な
価値観を持つ人がいる」
言葉にするとチープですが、
体感するとそのことに
確信を持つことができます。
単価を上げる勇気を
なかなか持てない方、
意外とその克服の方法は
「人と会うこと」の
中にあったりします。
自分の基準だけで
価格を決めるのはNGですよ。
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