タネの会in別府の二日目。
経営者が全国各地や
アジア諸国を巡って、
ビジネスの「タネ」を探す会です。
昨日は
タクシーの運転手さんをガイドに
「地獄めぐりツアー」に行ったり、
フグづくしのコースを頂いたりと
別府を堪能しました。
今回、印象に残ったのは
昼食で立ち寄った、
大分名物とり天の
発祥の地である「東洋軒」。
今年で創業90年の老舗です。
11時開店のお店に
ほぼオープンと同時に
行ったんですが、
早くも行列ができていて
30分待ち。
店内で待つこともできないほど
混みあっていたので、
寒空の下でメンバーと
話しながら時間を潰すことに。
そこに現れたのが、
駐車場の誘導をしていた
「中村さん」というおじさん。
信じられないほど
ダンディーな低い声で
我々に話しかけてきました。
軽妙なトークで
場を盛り上げてくれた後は、
お店の前での記念撮影へと
誘導してくれましたね。
その身振り手振りは
まるでミッキーマウス。
見ているだけで
愉快な気持ちにさせてくれた
ミッキー中村のおかげで、
待ち時間が非常に
短く感じられました。
帰りには
「またいらしてください」と
抱きしめられましたね(笑)。
この文章を書く時に
「東洋軒」で
ネット検索をしたんですが、
なんと第二検索ワードの上位は
「おじさん」「駐車場 おじさん」
という明らかに中村さんと
思われる検索が上位に。
ちょっと調べてみると、
中村さんを目当てに
来店したという方も多いようです。
コレ、すごいことですよね。
言っちゃなんですが、
駐車場の誘導員って
居ても居なくても変わらない人が
ほとんどじゃありません?
うちの近所の
ハローワークなんて、
駐車場の面積に対して
誘導員の数が多すぎて
ただ突っ立ってるだけの
人ばっかりですよ(笑)。
本来、誘導員に
求められている仕事は、
来店したお客さんの車を
スムーズに駐車場へ
停めさせることだけなんでしょうが、
中村さんは、待ち時間を
退屈に過ごす人に話しかけたり、
誘導の動きで見ている人を
楽しませたりすることで
集客や満足度のアップにも
貢献しているんですね。
こんな誘導員初めて見ました。
中村さんを見ていると、
「事務の仕事はコレ」
「営業の仕事はコレ」
なんて固定観念が
仕事の幅や能力の発揮の
妨げにつながっているのでは?
と思わされましたね。
「顧客に喜んでもらえること」
という観点で見ると、
まだまだその仕事には
眠っている可能性が
あるかもしれません。
ぜひ、大分にお立ち寄りの方は
中村さんに会いに行きましょう(笑)。
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