何年か前に、パワーアニマルセッションを受けたことがあってね、

その時に、私を守護してくれているスピリットアニマルは

孔雀さんだと教えてもらった。


その時のメッセージは

「今まで自分が経験してきた苦しみ、悲しみを

美しさに変えて魅せる。」

と、言うものだったように記憶している。


自分の体験が誰かの希望になったらいいなぁーなんて思ってたこともあったっけ。


そもそもインドでは孔雀は毒虫を食べるから

とても大切にされていたそうな。

そこから孔雀信仰が生まれたのかもしれない。


いっとき、踊ったことのある、ターラダンスの中でもターラの資質(グリーンターラだっけ?)の中に「毒を薬に」というがあり、

自然と…

この質が今までの私の中でのライフスタイルとなっていたような気がする。


今回何度か孔雀さんと繋がらせてもらい、また、実際、孔雀明王さまをお参りさせていただく中で

なんとなく…だけど

私の中の感覚が少し違ってきたことに気づいた。


それは

私自身の世界観。


今までいろんなことがあったけど

全てのタイミングは最善ってことを私は知っている。


あのときあの人と出会っていたから…

あのタイミングであの場所にいたから…

寸分の狂いもなく

きっと何かの計画通りに事は進んでいる。

(未来から決まっているという考えもあるけど)


それは目には見えないスピリットのおかげさまもあり…

目には見える温かい人たちのサポートのおかげさまもあり…

もちろんこのことに関しては心の底から感謝です。🙏


でもふと…

その世界を作っているのは誰?

その世界でこうなることを望んだのは誰?

って、思ったときに


それって、他ならぬ「私」なんよね。


私しかいない世界ならば

私に危害を加えたり、辛い目に合わせたり

そんなこと私がするわけがないじゃない?


私たちはつい、過去からの経験や記憶、情報で

今の自分をジャッジし、

不安の枝葉を広げてしまう。

私も嫌というほど経験した。


本当の私はどう思ってるの?って思ったときに

きっと私は私のために

たくさんの心温かい人たちと出会い、

その心に触れ

楽しく笑って過ごしたいはず。

そして見えない存在たちのサポートを受けて

この一度きりしかない人生を思いっきり楽しみたいはず…


フォーカスするのはこの世界なんだよね。


その私が望む世界に孔雀明王さまがいらっしゃるんだと。

私の外にではなく

私の内に…


それに気づいたとき

宇宙の偉大さにめちゃめちゃ驚いた。

涙が止まらなかった。


そして今まで

外に…外に…と

感謝の気持ちを持つように

心が向いていたような気がしたんだ。

もちろんこれも大切なことなんだけど…


けれど、

1番に感謝の気持ちを向けるのは

「私自身に向けて…」だった。


私自身に感謝すること。

私の中の孔雀明王さまに感謝すること。

私の中の温かい人たちに感謝すること。

奇跡のような出会いに感謝すること。


そうしたらね、

あの人の目のように見える羽根の模様が

私の世界に登場するひとりひとりの大切な方々に見えてね。。。

「全ての人がいて、私なんだ。」

そんな気持ちになったのでした。


この孔雀明王さまの羽根が私の世界。大いなる宇宙。

そして一つ一つの模様が私の世界の中の大切な人たち。

孔雀明王さまはいつも羽根を広げてくださっていて…

その中で私はいつも守られている。


おん まゆら きらんてぃ そわか



※お写真は福田寺さんの孔雀明王さま