続きです。
ここからはU田先生ご自身が気づかれたり感じられたりしたことを私なりの理解ですがまとめてみたいと思います。
先生はおっしゃいました。
「魂は全てわかっている」
亡くなられた方はよく、49日までに自分の人生を走馬灯のように振り返ると言われていますが、
そんなとき、「全てがわかる」んじゃないだろうか…
例えばお世話をする人が心でどう思っていようと、
食べ物を自分の口に運んでくれたことや
もう、、また汚して…と、言いながらも
着替えさせてくれたり、身体を拭いてくれたこと。
本人を目の前にすると、人間だからつい、悪態をついてしまうこともあるかもしれません。
でもそれも愛であったとわかり、
ありがたかったなぁと思い、
亡くなった方は「ありがとう」っていうメッセージをいろんな方を通して送ってきてくれているよね。
「ありがとう」って言えるのはその人が愛をもってしてくれたことが「わかってる」(理解する)からなんですよね。
ありがとうを伝えてくるってことは
魂は死なないってことですよね。
そして、自分自身は「ありがとう」というたびに魂は軽くなりより良いところへあがっていくのではないだろうか。
と、おっしゃいました。
このお話を聞いて、私も全く同じことをアニコミュで感じたことがありました。
虹の橋を渡ったワンちゃんとお話しさせていただくことが時々あるのですが、
ワンちゃんたちは肉体を離れることについてはあまり未練はありません。
ただ、飼い主さんの方が
「こうしてあげたかった」
「もっと他にいい治療法があったのではないだろうか?」と、悔やまれていることの方が多いです。
そんな時私はこんなお話をします。
虹の橋を渡っていかれる動物たちは
生前、飼い主さんがしてくれたこと、
例えば泣きながら身体をさすってくれたこと、
必死で治療法を探してくれたこと、
みんなに助けて!とヘルプしてくれたこと、
そんな飼い主さんの気持ちや行動ひとつひとつを風船にして抱えて、軽く軽くなって上へと上がって行くような感じがしています。と。
だからこそ、生きているうちに尊い時間を共に楽しみ、たとえそれが報われない結果になったとしてもその命と真摯に向き合っていく必要があるんですよ。って。
U田先生のお話に戻ります。
地球は行動の星と言われているけど、
自分が何万回「ありがとう」と言うよりかも
例えばだけど5人の人から「ありがとう」と言ってもらえる行動をした方がいいのではないだろうか。
こんな風に考えていくと
そんな生き方をしていたら
戦争なんてできないよね。
これって世界平和につながっていくよね。
そんな風にもお話ししてくださいました。
いつもお優しい困った人がいたら放っておけないお地蔵さまのようなU田先生の根本には
こういう思考があるからなのかな。
この地球は行動の星と言われているけれど
エゴでもいいから、ありがとうと言われるような行動をしてみる。
これ、とても大切な気がします。
よく、上に上がっていくって言うけれど
これってほんとうに「上」なんですか?という私の質問に・・・
「上に」は、元の自分がいて、
その上にはさらに元の自分がいる。
上にあがっていくと、その自分とひとつになって、そのぶんいろんなことがわかっていく。
またその上にあがると、「上の自分」とひとつになる。
最終的には(亡くなられた奥さまの魂もきっとそこにいるだろう)他の魂と混じり合っていく。
そしてみんな「上では」繋がっている。
これがワンネスの意識なんじゃないかな。とお答えくださいました。
般若心経にも話は広がります。
「私」は「ワタシ」(写真参照)
色即是空
本当の(魂の)私と3次元のワタシは
ニュアンスが違う。でも異ならない。
本当の私は傷つくこともないし
増えることもないし
減ることもない。
3次元のワタシは私が観ている夢でしょう。
今の苦しみがあるのは夢と現実がひっくり返ってるからでしょう?
もし、ワタシは私であるということがわかったなら
全ての苦しみからは逃れられるよね。
と、いうことを般若心経はいってるのではなかろうか。
こんなお話をされている先生はとても生き生きとしていらっしゃいます。
このあとも和やかにお話は続きました。
たあさん、杉山先生、お友達の皆さま、
それぞれに自分の想いをお話しいただき、
おかげさまでとても良い時間を過ごさせていただきました。
先生は最後にこう締めくくられました。
ひとりひとり経験や感じ方が違うけど、
その人が体験することは
宝物になるんだなぁと思います。
私も含めて、このお話が皆さまの「宝物」となりますように
心のどこかに留めておきたいと思います。
ご参加いただきありがとうございました。
感謝を込めて。🙏
今日もありがとう。