美香りんお話会でした。

今回はSpecialゲストとして

U田先生をお迎えしました。


テーマは「生と死」ver.2


このテーマは時として重くなりがち…

でも、命あるものとして避けては通れない大切なテーマだと感じます。

そこを見据えながら

自分はどう生きたいか。

どうありたいか…

私も含めてそんなことを考えていただくきっかけとなりますように。

そして、これからを生きる希望となりますように。

そんな想いを込めての開催となりました。


この体験はどんどん上書きされています。

まずは前回の続きから私がセラピスト目線からのお話をさせていただきました。


ご病気の奥さまに寄り添ってヒーリングさせていただいていた時、私の頭の中には常に???が浮かんでいました。

なんで私だったんだろう?

なんで?


でも、49日の法要を終えた日、

あるお友達からその答えをいただいた気がしました。


その方はこんな風に言ってくださいました。

「あのとき、奥さまにお祈りをしていたのは

美香さんだけじゃないでしょう?

たくさんの方々が良くなってほしいって祈ってらしたはずです。

でも実際に"触れる"ことができたのは

美香さんだけだったよね。

きっとあのとき、美香さんを通して

いろんな人の祈りのエネルギーが流れていたんじゃないかな。」


この言葉をいただいたとき、目の前のモヤモヤが晴れたような心地がしました。


そうか。

このヒーリングは私ひとりの想いではなかった。

そうだった、そうだった…

なんだかとても安堵しました。

もし、そうだとしたら

それができていたならとても幸せなことだと思いました。

そして私はこう答えました。


「今その言葉を聞けてよかったです。

もし、ヒーリングする前だったらきっと

私がみんなの代表なんだ!って、きっと力が入ってしまってた。今だからこそ、納得できた。

全てはベストなタイミングなんですね。」


そんなお話を前説として、させていただきました。


私はこう思います。


目の前に横たわっている方に対して

自分は何ができるだろう…

悩みながら

迷いながら

それでも

真摯に向き合っていくこと、

寄り添っていくこと、

セラピストだけでなく

お世話をされているご家族の心の持ち方、

そのプロセスそのものが

ヒーリングエネルギーとなっているのではないかと。


U田先生はお話の中でこのようにおっしゃいました。

「人の生き死には人智を超える」


私にとって彼女との最期の期間は

誰も踏み込むことのできない領域に向かって

最高に幸せな感覚を維持しながら

ただ、できることをさせていただく。

そんな体験でした。


では、ヒーリングを受け取ってくれたであろう彼女の魂は

どんな風に感じているのでしょうか。

ここからU田先生のお話が始まります。


続きます。