彼女とは一度とある場所で出会った。
その時、着衣のまま
私に触れてもらったのだけど
「とてもいい手をされてるなぁ…」って感じたのが
印象的だった。
その彼女がインディアンヒーリングを受けに来てくれた。
彼女は身体と心を整えることがやりたくて
とてもいろんなことを学ばれているようで…
でも、やってもやっても自分が満足いかないのだという。
自信にならないというか…
お客さまに来て欲しいんだけど
実際来たらどうしよう?
自信ないなぁ…みたいな感じ。
「だから来ないんですけどね。」
そんな風に言いながらクスッと笑った。
私はインディアンヒーリングの説明をする。
インディアンヒーリングは普通のヒーリングとは全く違う。
場の設定をして
セッションの方向性だけ決めておいて
いろんなスピリットに降りてきてもらい
あとは精油に委ねる。
手技とかもあまり意識せず、心のままに手を動かす。
結果起こるべくして必要なことが起きてくる。
至ってシンプル。
彼女に必要な癒し(ヒーリング)を教えてください。と、スピリットにお願いすると
「手を育てる」
というキーワードが降ってきた。(*´艸`*)
ああ、そういうことかー。
私は伝える。
あなたはとても素晴らしい手をしているよ。
この手はお父さん、お母さんからいただいた、
他の誰も持っていない大切な手の質。
この手を育てなさいというメッセージが来ているよ。
それはね、
頭で学ぶのではなく
実際に触れてみることなんだと思うよ。
「手」にいろんな経験をさせてみて
そして感じてみてね。
ペニーローヤルは頭のおしゃべりを止めて
ハートに委ねることを教えてくれる。
私たちはいかに身体をいつも緊張させて
思考重視の生活をしているか。
それに気づかせてくれる。
身体の緊張がほぐれたら
彼女自身もいろんなヴィジョンやエネルギーの色が見えていたようで…
たくさんの動物たちがいました〜と。笑笑
馬、狸、鹿、ハリネズミ、リスetc…
彼女の心地よさは自然とともにある。
自然霊と言ってもいいかもしれない。
ならば、自然の力を借りたらいいね。
サロンを持ちたい!という願いを叶えるために
私たちはつい、物質的な思考から入ってしまうけど
本当は明確なイメージを持つことが先で…
どんなものに囲まれていたいか。
どんな空間にしたいか。
そこで何を表現したいか…が大事。
モノにはエネルギーが宿る。
心地よいもので周りを満たしていくと
それぞれが心地よいエネルギーを放ち出す。
モノ選びも大事だねー
そして何よりも大切なのは
「自分を喜ばせること」だと思う。
そして
自分を喜ばせたならば
自分の放つ喜びの波動に共鳴した人が勝手に集まってくる。
そこに手を使っていくといいね。
セッションの最後の方で彼女は言った。
「私やっぱりオイルがやりたい。」
今日もありがとう。