世間は、WGPの話題で持ちきりですが、
プレミアリーグに見られる、ある共通のセッター事情が気になる今日この頃です。
それは、イコール、全日本のセッターにもつながっていくわけですしね。。。
まず、パイオニアレッドウィングスの富永こよみ選手。
現在は、パイオニアで、セッター登録があるのは、富永選手一人です。
富永選手は、高校まではスパイカーとして活躍し、
新人として入団した昨季は、S/WSのダブル登録でした。
実際の試合出場も、セッターとして入るときもあれば、WSとして入るときもあり。。。
でも、リーグ後半は、ほとんどWSだったような記憶がありますが・・・。
今期は、セッター一本で行くのでしょうか?
このまま、チームにセッターが加入しなければ、必然的にそうなりますね。
でも、、、
「さすがに、富永選手のみということはないんじゃないか。」
というご意見をコメントでいただきます。
やっぱり、そうですよね~。
さすがに、それはないですよね・・・。
しかし、チーム事情を別に考えても、全日本でもセッター登録されているわけだから、
セッターとして、どんどん試合に出場して、経験を積んでほしいですよね。
そして、富永選手と同様に、セッターとしての経験をたくさん積んでほしいのが、NECレッドロケッツの松浦寛子選手。
松浦選手も高校を卒業してからセッターに転向した選手です。
松浦選手の強みは、なんといっても、180cmという高さ。
富永選手だって175cm。日本のバレー界の中では、セッターとしては、大型の選手。
やはり、少しでも身長の高い選手を、セッターとして育てようという意識があるのでしょうね。
本当は、それが、小学校、中学校時代からできるといいのでしょうけど、、、
最近は少しずつそうなっているのかな?
大阪国際滝井高校の堀口夏実選手も174cmくらいあるのでしたっけ?
で、ここで、ようやく本題なのですが・・・
昨シーズン、高校を卒業してセッターに転向した選手がもう一人いました。
デンソーエアリービーズの鈴木裕子選手です。
デンソーの正セッターである横山雅美選手が怪我によりリーグを離脱していた際、
スタメンセッターとしてがんばっていたのが、鈴木選手。
鈴木選手も171cmで、スパイカーとしては小柄ということになりますが、
セッターとしては、日本ではまぁ高い方。
昨年のスタメン経験を生かして、いよいよ2年目の来期は頼もしい控えセッター、
もしくは、横山選手に追いつけ追い越せの成長だって期待大!!
と思っていたら、、、、
7月に行われた中部総合選手権大会(中部地域で行われるサマーリーグみたいな試合?たぶん・・・)では、どうやら、スパイカーとしてスタメン出場しているようなのです。
デンソーエアリービーズ公式サイトより
http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/sports/volleyball/airybees/game/index.html
じゃあ、スタメンセッターは誰なのかというと、、、
新加入した熊谷桜子選手と黒羽桂子選手。
二人とも、セッターとしてずっと経験を積んでいる選手ですね。
ということは、、、うーん。。。
鈴木選手は、スパイカーに再転向したということなのでしょうか?
もしそうなら、なぜ?
スパイカーからのセッター転向は、いくら素質があるとはいえ一朝一夕にはいかないことくらいは、素人の私でも想像がつきますが、だからこそ、たった一年で再転向するなんてもったいないな~と思うのですが、、、、。
あるいは、スパイカーとしての才能を伸ばすほうがよい。むしろその芽を摘む方がもったいない。という判断なのでしょうか。
本人の意向もあるのかもしれませんね。。。
このことを、デンソーの公式サイトで気がついてからというもの
そのことが、気になって気になって。。。
イクさん(成田郁久美選手)の今後とともに、気になっています。
イクさーん。
高校を卒業してから、セッターに転向した選手の皆さん、がんばれ~!
大山未来選手、富永こよみ選手、松浦寛子選手、、、他にもいるかな??