来週はいよいよ、Vリーグのファイナルラウンドとチャレンジマッチがありますね。
いよいよかあ。
試合に臨む全チーム、全選手にエールを送りつつ、
今回も断腸の思いで、NECレッドロケッツをしっかりと応援してきたいと思います。
私は、今期、どうしてもNECレッドロケッツの優勝を願っています。
なぜならそれは・・・ファンだから
としか、いつもは言わないのですが
今期は特別で、もう一つ理由があります。
スギチャン(杉山祥子選手)がキャプテンをやっているうちに、赤ロケに優勝してほしいのです。
みなさんご存知のように、かつて、NECレッドロケッツは、レギュラーラウンド゙とファイナルラウンド、全ての試合に勝利して優勝した経験のあるチームです。
強かった。
そのときのキャプテンは、現在赤ロケのリベロ(兼・現場監督、別名・監督対角)である成田郁久美選手でした。
そして、全勝優勝の後も、赤ロケは常に4強入り。優勝2回。
このときのキャプテンは、高橋みゆき選手です。
直近の優勝は、2004年。アテネ五輪直後のことでした。
その後、シンちゃん(高橋みゆき選手)がイタリアに渡ったり、
メンバーも変わっていき、、、
スギチャンがキャプテンとしてチームを支えるようになりました。
強くて当たり前だったチームが、
思うように勝利を手に出来ない時期が続きました。
開幕5連敗したり、、、
3年連続、4強入りを逃したり、、、
キャプテンだったスギチャンの背負うものは、大きいなんてものじゃなかったはず。
スギチャンは、キャプテンとして踏ん張り続けて、、、、、
北京オリンピックのあとも、メンタルもフィジカルも、調整は大変だったと思います。
それでも、チームを引っ張りました。
「キャプテンが大がけさん(イクさんの旧姓)だったときも、
シンさんだったときも、優勝している。
自分がキャプテンのときにも是非、優勝したい。」
何かで、スギチャンが語っていた言葉です。
スギキャップのそんな想いは、毎試合のプレイから、ひしひしと伝わってきていました。
そのたびに、私は、スギチャンのこの言葉を思い出していました。
「どうしても、スギチャンがキャプテンのときに、優勝してほしい!」と願いながら。。。
そして、今リーグ、赤ロケは久々に4強入りを決めました。
これは原監督が選手を称えて出迎えるときのパフォーマンス。侍ジャパンね。
今期、チームが苦境に立たされたとき、スギチャンは、何度も、
彼女自身のブロックで、スパイクで、そして、コーチングで、チームを救ってきました。
センターの打数とは思えないほどの本数を打っている試合も何度もありました。
特にブロックはドンドン調子をあげていき、3レグには大爆発!!
1試合で、一人で、8本も9本も止めることもありましたね。
今期、彼女は、3年ぶりにブロック賞を受賞しました。
スギチャンの踏ん張りを、ずっとそばで見ていたチームメイト達は、
スギキャップとともに、絶対に優勝したいと思っていると思います。
特に、シンちゃん。そして、イクさん、キコちゃんあたりは、その気持ちが強いんじゃないかなあ。
かつて、チームを優勝に導いたキャプテン2人(イクさんとシンちゃん)が、現在のキャプテン・スギチャンと一緒にチームを底で支えています。
キコちゃん(松崎さ代子選手)も、スギチャンが全日本でチーム不在のときは、代理キャプテンとしてチームを引っ張ってきました。
ファイナルラウンド、スギキャップと赤ロケメンバーが一丸となって、最高のプレイで輝き、満面の笑顔をみせてくれることを願っています。
ファンとして、しっかりと応援のエネルギーを送ってこようと思います。
3月7日(土)の東レ戦の写真です。
ライトには、有田沙織選手。
ボールの行方を見つめる赤ロケ選手達。
見事得点!二段トスでも、チームを支えるスギチャンです。
イクチャンのこの表情がまたイイ!