廉、誕生日おめでとう

廉もお兄ちゃんらしくなったね!

雄大が生まれた年の誕生日
忘れもしないよ。

お父さんが廉のバースデーケーキ買いに行って

お父さん、れんって
お店の人に言ってるのに

”るんくん 誕生日おめでとう "
って板チョコに書かれたから、
慌てて書き直してもらったわ。
廉はあれぐらいの時
よくすねたし、泣き虫だったのに
今じゃ立派なお兄ちゃんになったなぁ。
別居してから 子供たち全員の誕生日
祝ってやることができなかった。
父親として失格やった。
もう誰の誕生日も6人揃って祝ってあげることもできなくてごめんね。

俺の存在 薄れていくんだろうなぁ?

家族じゃなくなるって

辛いけど

過去は、消せない。

離れた心は、戻らない。
そう考えると辛いです。

でも今では、生きていてくれることが…
生きていてくれるだけで
良かった。
会話できるだけで
幸せに感じる。

誕生日って

こういう意味なんだなぁ

生まれてきてくれてありがとう

生きていてくれてありがとう

これからも生きてほしい
産んでくれてありがとう

今まで育ててくれてありがとう

里佳、ありがとう

俺、家族に戻りたいよ。
みんなの生きている姿

見守りたいよ

俺、子供達 精一杯の愛を注いで
親の役目を果たし

里佳を最後まで見届けたい。
俺は、里佳より先には 死なない。
もう里佳を悲しめたくないから…
すぐに追いかけたい気持ちになると思うかも知れないけど
すぐには、追いかけられないんだぁ
子供達に親が居なくなっちゃうから…
子供達がダブルショックじゃ可哀相すぎるから…

子供達に迷惑掛けそうになったら
里佳のもとにいくね!

まだまだ先の話しで
今は、まだまだ頑張らないといけないけど
その時は、いつかくる。

最後の日

俺は里佳に言うんだ「里佳、ありがとう。共に生きてくれてありがとう。時期がきたら里佳の基に行くから、淋しがらず俺のこと待っててね!」

って…

でも

叶わない夢なんだよね。
現実は、戻ることが出来ないんだ。

現実を受け止めようとすると
胸が苦しくなる。

自業自得