鰹節は「だし」だけじゃもったいない!
朝のお味噌汁や冷ややっこ、おひたしにふわっとかける鰹節。
主役というより、料理を引き立てる名脇役というイメージではないでしょうか。
あまりにも身近な存在なので、普段はあまり意識することがないかもしれません。
実は、鰹節は味噌やチーズのような「発酵食品」の仲間だということをご存じでしょうか。
もちろん、すべての鰹節が発酵しているわけではありません。
鰹を燻して作る「荒節」は発酵をしておらず、
その表面にカビをつけて熟成させた「枯節」や、さらに熟成を重ねた「本枯節」は、発酵の力を生かして作られています。
普段何気なく使っている鰹節にも、こんな違いがあると思うと、少し見方が変わりますね。
今回は、そんな鰹節の選び方や違い、そして健康づくりやダイエット中にも取り入れやすい理由についてお話しします。
デパートやスーパーには、花かつおや削り節、小さなパック入りなど、さまざまな鰹節が並んでいます。
普段使いなら、料理にさっと使える花かつおや小袋タイプが便利ですね。
味噌汁、おひたし、冷ややっこ、納豆など、いつもの料理にひとふりするだけで、うま味がぐんと増します。
もし少しこだわって選んでみたいなら、商品名に「本枯節」「枯節」と書かれているものにも注目してみましょう。
パッケージの表示を見てみると、意外な発見があるかもしれません。
毎日使うものだからこそ、「今日はどんな鰹節かな」と少しだけ気にしてみるだけでも、食卓が楽しくなります。
荒節・枯節・本枯節って何が違うの?
鰹節には、大きく分けて「荒節(あらぶし)」と「枯節(かれぶし)」があります。
荒節は、鰹を燻して乾燥させたものです。
この段階では、まだカビ付けを行っていないので、発酵による熟成は行われていません。
香ばしい香りとうま味が特徴で、普段のお料理によく使われています。
一方の枯節は、その荒節に良いカビをつけ、乾燥と熟成を繰り返して作られます。
さらに熟成を重ねたものが「本枯節」です。
発酵・熟成を重ねることで水分が抜け、雑味が少なくなり、すっきりとした上品なうま味が生まれるといわれています。
どちらが良い・悪いというわけではなく、
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香りを楽しみたいなら荒節
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上品なだしを味わいたいなら枯節や本枯節
というように、料理によって使い分けるのも楽しいですね。
健康やダイエット中にも取り入れやすい理由
鰹節は、少量でもしっかりとうま味を感じられる食品です。
うま味があることで、塩分の多い調味料を使いすぎなくても、
おいしく感じられることがあります。
また、鰹節には体づくりに欠かせないたんぱく質が含まれており、
毎日の食事になじみやすい食材です。
ダイエット中は、「食べる量を減らすこと」だけを意識しがちですが、
実は満足感を得ながら続けられる工夫も大切です。
その点、鰹節は料理のおいしさを引き立てながら、
食事を楽しむ手助けをしてくれる存在といえるでしょう。
さらに、発酵を経た枯節や本枯節は、
日本の伝統的な発酵食品のひとつとして、昔から食卓を支えてきました。
特別な健康食品ではなく、昔から続いてきた食文化の中にあることも、親しみやすい魅力ですね。
ダイエット中なら「ちょい足し」がおすすめ
鰹節は、ダイエット中でも無理なく取り入れられる食材です。
例えば、
・サラダにトッピング
・納豆と一緒に混ぜる
・温野菜やおひたしにトッピング
・味噌汁の仕上げにひとつまみ加える
・おにぎりの具材として
・冷ややっこのトッピングに
こんな「ちょい足し」なら、今日からでも始められます。
うま味が加わることで、野菜も食べやすくなり、食事の満足感もアップしやすくなります。
頑張りすぎるのではなく、「いつもの一皿に少し足してみる」。
そんな小さな工夫が、続けやすい健康習慣につながっていくのかもしれません。
まとめ
鰹節は、毎日の食卓に当たり前のように並ぶ身近な食材です。
でも、その中には発酵・熟成の力を生かしたものがあり、日本ならではの知恵が詰まっています。
荒節と枯節、それぞれの違いを知ると、お買い物も少し楽しくなりますし、
料理に合わせて選ぶ楽しみも増えてきます。
そして何より、鰹節は「健康のために特別なことをする」というよりも、
いつもの食事を少し豊かにしてくれる存在です。
忙しい毎日の中でも、お味噌汁に、おひたしに、冷ややっこに。
ふわっとひとつまみの鰹節を添えてみませんか。
そんな小さな積み重ねが、心も体もほっとする食卓につながっていくように思います。
毎日の食卓だからこそ、小さな積み重ねを
大切にしていきたいですね。
次回予告
次回は「パン」を取り上げる予定です
もしよろしかったら、また読んでいただけると嬉しいです






