こんばんは!
今日の山形は、曇りの天気で最高気温は
24.2℃で、平年より高かったのですが
過ごしやすい一日です
気になる明日からのGW後半ですが
明日は雨で、その後の3日間も不安定
傘を持った方が良さそうです
さて、月山の眺望が美しいななかまど
亭で美味しい蕎麦を食べた後に向かった
のは、湯殿山信仰の聖地の2つの古刹
情報誌には、あまり詳しく紹介されて
ないのですが、素晴らしいお寺なのです
まず向かったのは
湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊
この鎌倉時代に造られた仁王門を通り
参道を瀧水寺大日坊へと向かいます
本堂の前には、桜の花が満開
周囲の田んぼには、残雪と桜の花びらが
豪雪地らしい光景を目にします
(手水舎)
本堂
この瀧水寺、古来より湯殿山が女人禁制
だったこともあり、湯殿山信仰の総本寺
とし、女性参拝者の聖地として
栄えてきました
開山は807年、1200年の時を刻みます
即身仏や多くの文化財を有する東北一の
霊山とし、今も多くの信仰者を集めます
(宝筐印塔)
本堂入館料500円、住職の法話から
即身仏や瀧水寺の説明、お祓い
までしてくれます
もちろん、他の寺と同じように祈祷料を
納めれば、別途祈祷もしてくれますので
(御朱印)
こんな話があったそうです
大震災の時、宮城の方が車で逃げていた
そうですが、大渋滞に巻き込まれいた頃
ミラーにつけていた瀧水寺のお守りが
右に揺れ始めたそうで、そこに細い
道があったため、右折したそうです
その道が坂道で、登っていって
間一髪津波から逃れたという話
また、イギリス人の方が観光で瀧水寺に
訪れお守りを買ったそうですが、それを
常に身に着けていたようで、交通事故に
巻き込まれた時、仲間は亡くなった
のですが、自分だけが助かったそうです
その方が通訳と共に、イギリスから
わざわざお礼参りに訪れたとのこと
自分もここのお守り持ってますよ
ここに来ると何故か心が落ち着きます
ところで、この瀧水寺大日坊を訪れたら
もう一つ、是非訪れたいお寺があります
瀧水寺大日坊から2.5km、車で約5分の
場所の湯殿山信仰のもう一つの聖地
湯殿山注連寺
今も残雪が残る、七五三掛地区にある
西暦825年に弘法大師が開山した古刹
ここにも即身仏が安置、瀧水寺大日坊と
同じように、暫くの間は女性の参拝者で
賑わった湯殿山信仰の聖地
見事な装飾彫刻
2009年ミシュランガイド、訪れる価値
ありとして注連寺と即身仏鉄門
海上人が★★、天井絵画と鰐口
(日本最大級、直径:5尺5寸重量
100貫目)が★に選ばれています
※入館料500円
また、芥川賞受賞作品「月山」を書き
あげた森敦氏が滞在した注連寺
霊験あらたかな空気感に触れてみて
いただければと思います
ところで、注連寺の樹齢350年の
七五三掛桜は4月29日時点では3分
咲くらいでしたが、今は満開かな
(御朱印)
自分にとっても、この2つの霊山は
心の聖地になっているお寺です
最後は、ちょっと珍しいどら焼きを
UPして、〆たいと思います
丸甚/船見屋のどら焼き(いとこ煮入り)
鶴岡の和菓子店「船見屋菓子舗」が
製造するどら焼きで、県内の道の駅
ドライブインで販売していて
道の駅「月山」でゲット
いとこ煮は、もち米と小豆で煮る庄内
地方の郷土料理で、どら焼きの具と
して、これ以上ない相性、とても
美味しいどら焼きでした
さあ、明日から大型連休
楽しいGWをお過ごしくださいね
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