医療裁判へ ②
医療裁判へ ①の続き‥
その治療内容とは、以下の流れになります。
身内が整形外科で診療を受けました。加齢による軟骨の磨り減りが原因で、人工関節を入れる手術を受けました。
事前の説明では、術後の固定装具からの圧迫により、シビレが残る箇所が出てくる可能性があるが、半年程のリハビリで抜けていく、とのこと。
そして実際は‥。
手術箇所は順調に回復したものの、術後の二日目に異常を感じた、つま先を引き上げる動きができなくなるという新たな症状が生まれました。その後、シビレも一向にとれず、足首は動かないまま。歩くのに装具をつけて杖をつくようになり一年と二ヶ月後、神経の癒着がみられる箇所の新たな手術へ。
ようやく、最初の手術前の説明の様に、シビレは徐々に足先へと移動し始めました。と言っても、その進行はゆっくりで、最初の手術から三年十ヶ月、二回目の手術から一年八ヶ月経った今もシビレは残り、伴う痛みがなくなることはありません。アグラをかいた時に起こるシビレに近いようで、物が触れたら激痛が走るらしい。足首も十分な動きには戻らず‥。
実は、二回目の手術を切り出された際は、それまでの経緯と新たな処置の必要性に、不満を医師に伝えていました。医師の「考慮させて頂きます」の言葉が導きだした行動は、二回目の手術費の自己負担分を請求しないことでした。それは退院時のお会計の際わかった対処でした。その後に判明したのは、保険会社へはしっかりと請求していたこと。つまり、三割引の手術。ヤマダ電機じゃあるまいし。
最初の手術前の説明に、万一の不測な事態なんちゃらはいくつか聞いていました。しかしながら、ここまで重度な展開は聞いていない。さらに、不具合のあった箇所とは違う部位に後遺症の要因を作り出し、回復には新たな手術が必要とされた。どう考えても、最初の術後の処置に誤りがあったことは明白だ。
知人に紹介された別の病院の医師に言われたことは、「手術後の固定装具の圧迫が、新たな部位の神経を傷つけたに違いない」とのこと。病院側の処置が要因だった可能性は極めて高い。加えて、特に神経に特化したリハビリは早めにやらなければならないものなのに、実際に新たに電気治療などを行うリハビリ施設を紹介されたのは、半年以上後。それまでは、通常の術後のメニューだけを繰り返していました。
新たなリハビリ施設の医師にも、先程の別の紹介された医師にも言われたこと。「神経のリハビリをやり始めるには、時間が経ちすぎている」。そんな中、懸命にサポートをして頂いた。
手術前より、手術後に新たに生まれた症状の方が重いって、どんだけだよ。もう症状に悩まされて四年近くを迎える。リハビリ費用の負担もでかく、通勤もしんどくなって当人は退社した経緯もあり、医師に今までの不満をぶちまける。「何かしらのサポートができないか、病院と相談してみます」。
そして、後日出た病院事務局の回答‥。「因果関係は認められません」。
さぁ、あなた自身、もしくは身内がこのケースに遭った場合、どう考えますか?
医療裁判へ③ に続く‥。
