気の感覚への探究・2 | ふれあいと癒しの交響曲(名古屋/京都/気功/教室/講習/和気信一郎)

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🎋気の感覚への探究・2


(一)
 駅の構内などで〔歩きスマホ〕を注意する案内が流れている。
 スマホ(ケータイ)を操作しながらの車の運転は禁止されている。
 何故か?
 人間の脳は何かに集中すると、他のことには注意が向かないのだ。
 そうか、自分の意思で脳の働きを休める為には、別の何かに意識を向ければ良いんだ。
 そうか、スマホを見るという行為の代わりに、体内感覚を体感するという方法を用いれば、脳は休まり、副交感神経側に移行するに違いないのだ。
 その体内を体感する感覚、それが〔体性感覚〕ではないか。
 自分の意思で自律神経を副交感神経側に傾ける為には、体内の感覚を体感する体性感覚に没頭して行けば良いんだ。
 
(二)
 〔体性感覚〕というのは、視覚や聴覚など、外部の情報を感知する為の感覚の総称である〔五感〕と同じように、体内の情報を感知する感覚の総称だ。
 その中に、自分の体の動きを体感するというのも入っている。
 動いているものを体感するだけなら、脳を使って一生懸命に感じようとしなくても体感できる。
 だって動いているんだから、そこに気持ちを持っていけさえすれば体感できるのだ。


 僕たちが習練している〔ふぁんそんテクニック〕は、ここから始まったんですね。