【自分らしく、自分のものにするということ】 | ふれあいと癒しの交響曲(名古屋/京都/気功/教室/講習/和気信一郎)

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【自分らしく、自分のものにするということ】


(一)
 「養生気功なんてものは、心地よく楽しむものなんだ」と、僕は考えています。
 養生気功は心地よく楽しめば良いんです。
 しかし、だからと言って、自由奔放にしていれば良いというものではありません。
 故中村勘三郎さんの名言があります。
 正確な言葉遣いは解りませんが、内容的には次のような感じです。
 「自分の歌舞伎は型破りだと言われている。
 しかし、それは型があるから破れるのであって、型のないものがすれば、それは〔形なし〕になる。」
というような内容でした。
 この考え方は、かなりの文化、芸術、芸能、スポーツに通じるのではないでしょうか。

 養生気功が何の分野に属しているかは解りませんが、養生気功にも通じる考え方だと思うんですよね。
 養生気功にも型はあるんです。
 手足を動かす動功であれ、坐禅のように坐る静功であれ、呼吸法であれ、基本的な型はあるんですね。
 しかし、養生気功に取り組んでいらっしゃる多くの方は、その〔型〕にとらわれ、その通りにしなければならないと思っているようなんですね。
 その〔型〕から抜け出していくことが大切なんだと僕は思っています。
 型を破っていくということと、自由奔放な〔形無し〕になることとは別事件の話なんですね。

(二)
 では、どうすれば〔型〕を学びながら〔型破り〕になっていけるんでしょうか。
 これは養生気功だけの方法かも知れませんが、スワイショウであれ、三円式站桩功であれ、すわり金魚などの〔ふぁんそんテクニック〕であれ、峨眉内功や九九蓮花功などの作品で荒れ、一つ一つを学んだ段階から、その底辺に流れている法則的な考え方や技を見つけ出し、その上で、
「どうすれは、もっと力を抜くことが出来るんだろうか?」
「どうすればもっとラクに心地よく出来るんだろうか?」
「どうすれば、足の裏から動かせるんだろうか?」
「自分にとって一番ラクで心地よい動きはどうすれば出来るんだろうか?」
などといったことを常に自分に問い掛け、自分で試し、自分の感覚で確かめていく、そんな風に習練していくことが大切ではないかと考えているんですね。
 養生気功を自分のものにするとは、そういうことではないでしょうか。


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